先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小6の息子は、夏休み中スマホでゲームばかり。小1から始めた進研ゼミのテキストは、3年間ためこみ、全く手付かず。
チャレンジタッチに変えたらやる!と、本人が言うので変えてはみたものの、ちょっとやっただけで手付かず、「充電されてない」「どこにあるか分からない」ばかりで、自分からやろうとしません。
ためこんだテキストの活用方法、今後どう活用したら中学生になるまでに小学6年間の勉強が身に付くのか、知りたいです。
子どもの通信教育が続かないことに悩むケースって、少なくありません。特に、子どもから始めたいと言ったのにやらないと、親としてはイライラしますよね。
そこで今回は、子どもが通信教育をやらない理由や、効果的な対応法について解説しましょう。
親のサポート次第で、通信教育を上手に続けられるようになります。成績UPにもつながり、中学に上がったときに好スタートを切ることができるはずです。
子どもが通信教育をしない3つの理由
子どもが通信教育を嫌がる理由は、主に3つです。1つ目は「やる気がないから」です。
どんな教材だったとしても、そもそもやる気がなければ子どもは取り組まないでしょう。
2つ目は「一人ではできないから」です。難しい問題にぶつかったときに、誰かが隣でサポートしてくれないと続けるのは簡単ではありません。
3つ目は「勉強方法が合っていないから」です。そもそも通信教育が合わない場合、それがやる気の低下につながってしまいます。
まずは子どものやる気を引き出そう
そこで、まずは子どものやる気を引き出しましょう。そのためには、次の2ステップを行うことが必要です。
最初に愛情バロメーターを上げましょう。良好な親子関係をつくることで、子どもは勉強のやる気がUPするからです。
親が一緒に勉強をサポートしたり、頑張りを褒めたりすることで、勉強するためのエネルギーを与えていきましょう。
それでもやる気が出なければ、次に動機づけをするといいです。ちょっとしたごほうびを用意したり、頑張ってできた時にしっかり褒めたりして、やる気を引き出しましょう。
親が隣についてサポートする重要性
小学生のうちは、一人で勉強するのが難しいことが多いです。そのため最初は、親も一緒に取り組んであげることが大切です。
できれば親が隣に座り、イライラせずに子どもを励ましながらサポートすることを意識しましょう。
通常は、この流れでサポートしていけば、たまった通信教育の教材を使いながら小6の勉強を進められるはずです。
ただし、教材が難しすぎる場合は、レベルに合った教材に変更することも検討しましょう。
本日のまとめ
子どもの通信教育が続かない理由は、やる気がない、一人ではできない、勉強方法が合っていないの3つです。
まずは、愛情バロメータを上げてやる気を引き出し、ちょっとしたご褒美でさらにモチベーションを高めましょう。
親が隣に座り、焦らずサポートすることが重要です。難易度やレベルが合っていないときは、教材の変更も検討していきましょう。
明日ですが、「勉強を効率化し、受験合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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