最近、子どもが親を避けたり、イライラして物に当たっていたりしませんか?この場合、もしかしたら、過干渉の子育てをしているサインかもしれません。
このまま子どもへの接し方を間違い続けると、問題がさらに悪化することがあります。
そこで今回は、過干渉で育てると子どもはどうなるか、また、どのように直せばいいか解説しました。
正しいアプローチに変えることで、確実に状況は改善します。子どもとの関係も良好になり、自分の将来を前向きに考えて行動できるようになるはずです。
目次
そもそも過干渉とは?
過干渉とは、親が子どもに干渉しすぎることを指します。もちろん、干渉そのものが悪いわけではありません。
「人に迷惑をかけない」「人を傷つけない」「法律やルールを守る」といったことに対して、干渉は必要です。
しかし、それを超えて「勉強しなさい」「靴をそろえなさい」といった日常的なことまで細かく指示し続けると、過干渉になってしまいます。
過干渉で育った子どもの特徴
過干渉で育った子どもには、主に3つの特徴が出てきます。1つ目は「自己主張ができない」ことです。
親が常に指示を出し、意見を言うと怒られる環境では、子どもは自分の意見を言うことができません。その結果、友人関係でも自分の気持ちを伝えることが難しくなるでしょう。
2つ目は。「自立心の欠如」です。親の指示を待つ習慣がつくと、自分で考えて行動する力が育たなくなります。社会に出た際も、上司の指示がないと動けなくなるでしょう。
3つ目は「挑戦ができない」ことです。親が子どもに指示をする背景には、失敗を避けたいという思いがあります。
しかし、若い頃に失敗経験をしてないと、挑戦することに対して恐怖を抱くようになります。これでは、新しい挑戦もできないでしょう。
過干渉をやめるための方法
では、自分が過干渉だった場合、どうすればいいのでしょうか。まずは、次の3つのことを意識してみてください。
1.失敗を成長の機会と捉える
子どもが失敗することを恐れず、失敗が成長につながると考えましょう。2.子育て以外の大切なことを持つ
子育てに全てをかけると過干渉になりがちです。趣味を持ったり、仕事を今よりさらに頑張るなどしましょう。3.子どもの要求を聞く
子どもが何かを要求した時には、できるだけ耳を傾けましょう。こちらが要求を聞くと親子関係が良くなります。その結果、こちらが多少指示したくらいでは、過干渉にならなくなります。
親が過干渉をやめることで、親子ともにストレスが軽減されるでしょう。
さらに、失敗を恐れずに新しいことに挑戦する姿勢が育まれ、成長の機会が広がっていくはずです。
本日のまとめ
過干渉な子育てをしていると、子どもは自己主張ができず、自立心や挑戦心をなくしてしまいます。
子どもの失敗は成長の機会と捉え、指示をしすぎないようにしましょう。さらに、子育て以外の活動を行ったり、子どもの意見に耳を傾けたりすることも重要です。
明後日ですが、「小学生が大学受験に向けて準備すべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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