先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学生の娘です。外ではしっかりしてると言われますが、自分の部屋は片付けないし、提出物もいい加減です。
塾や部活に忙しいのは分かりますが、家にいても携帯を見てる時間の方が長いです。指摘すると、分かってると言ってうっとうしそうにします。
いつもそれでケンカになります。2ヶ月前は、お菓子をずっと隠れて食べていたみたいで、ゴミも大量に捨てないで、部屋に隠していました。どう接していいか分かりません。
外ではしっかりしているように見えて、家だとだらけているお子さんって、結構多いと思います。それを指摘すると喧嘩になる場合、どう改善していけばいいのか悩みますよね。
今回はこのようなケースを改善するために、親がやるべきことをお伝えします。
この方法を実践できれば、子どものだらしなさが改善できると思います。さらに、子どもの自立が進み、子育てが楽になるはずです。
だらしなくなる3つの原因
この相談者さんの子どもに限らず、だらしなくなる原因は3つあります。1つ目は、ルールが厳しすぎるからです。
「お菓子を隠れて食べている」ということは、部屋でお菓子を食べてはダメ、ごはんの後は食べたらダメというルールがあるのかもしれません。
子どもが納得しているならいいですが、親が勝手に決めた場合、子どもはルールを守らなくなります。
2つ目は、親子関係が悪いからです。指摘すると喧嘩になるということは、親が間違った言い方をしていたり、
そもそも親と話したくないと思われている関係である可能性があります。
3つ目は、やり方がわからないからです。子どもがルール納得していて親子関係も良好な場合、そもそも片づけ方がわからないということもあります。
まずは良好な親子関係をつくろう
子どもの方から話しかけてくれなかったり、話しかけると嫌な顔をされたりする場合は、親子関係が悪いということです。
まずは、子どもから他愛もない話をしてくれるぐらいの、良好な関係をつくりましょう。
たとえ思春期でも、親子関係さえ良好であれば、子どもは親に話しかけてくれるようになります。
今回の相談者さんの場合、お子さんがスマホをしているとのことなので、子どもが好きなアプリをダウンロードするのがおすすめです。
ルールを話し合ってやり方を教える
親子関係が良くなると、子どもと話し合いができるようになります。ここではじめて、片付けのルールについて提案するようにしましょう。
女の子には「一緒に部屋片づけない?手伝うよ!」、男の子には「せめてゴミだけは外に出してくれると助かるな」という感じで伝えるのがおすすめです。
女の子は親と一緒にやることを望み、男の子は自分の部屋に入らないでほしいと思っていることが多いからです。
最初は親が手伝って一人で片付けができるようになってきたら、少しずつ子どもに任せていきましょう。
本日のまとめ
子どもがだらしなくなる原因は、3つあります。ルールが厳しすぎる、親子関係が悪い、やり方がわからないの3つです。
まずは良好な親子関係をつくった後で、片付けについて提案するようにしましょう。やり方がわかれば、だらしなさも軽減します。
明日ですが、「家から出られるようになった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!だらしない子どもを治す方法
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