子どもがもうすぐ受験なのに、スマホばかり触っていると、このままで大丈夫なのか不安になりますよね。
ただここで、間違った声かけや対応をすると、状況はさらに悪化します。受験の合格も遠ざかってしまうでしょう。
一方、正しいサポートを行えば、スマホのルールを守れるようになり、成績もすぐに上がります。
今回は、実際にスマホゲーム依存を乗り越え志望校に合格した実例を紹介しながら、志望校に合格するサポート法をお伝えします。
そのままやっていただければ、同じようにお子さんの受験も上手くいくはずです。
なぜ子どもは勉強せずにスマホばかり触るのか?
そもそも、受験が近づいているのに子どもが勉強せず、スマホばかり触る理由は、主に4つあります。1つ目は「愛情バロメータが低い」からです。
親との関係が良くないと、勉強へのエネルギーが湧きません。その結果、ついついスマホを触ってしまうでしょう。
2つ目は「志望校が明確でない」からです。目標がはっきりしていないと、やる気が出ません。
3つ目は「勉強の仕方がわからない」からです。勉強に取り組んでも、何をどう進めればよいかわからないとやる気がなくなってしまいます。
4つ目は「別の問題が発生している」です。友達とのトラブルなど、他の悩みが勉強に集中できない原因になっていることもあります。
親が行うべき3つのサポート
では、受験が近づいているのに子どもがスマホ依存の場合、親はどうすればいいのでしょうか。
やるべきサポートは、3つです。1つ目は「愛情バロメータを上げること」です。
子どものためを思っての言動も、本人が望んでいなければ、愛情にはなりません。勉強の話をするのはやめて、子どもがしたい話をしましょう。
2つ目は「志望校を決めるサポート」です。子ども一人で進路を決めるのは難しいです。そのため、子どもが行きたい条件の学校の資料を集めたりして、サポートしましょう。
3つ目は「その他の問題を解決」です。たとえば、子どもが勉強の仕方がわからず、親に教えてほしいと思っているなら、教えましょう。ただし、押し付けは逆効果です。
岡本さんの成功例
岡本さんのお子さんは、もともとはスマホ依存で夜中までゲームに没頭しており、勉強は全くしていない状態でした。
そんな状況に悩み、私の勉強会に参加してくださいました。そこでお伝えしたことを意識したところ、お子さんは自ら「勉強を頑張る」と決意し、スマホを預けて図書館で自習を始めたそうです。
その結果、第一志望の公立高校に見事合格することができました。岡本さんが特に意識されたことは、
- スマホのルールを話し合いで決めた
- 勉強の話をするのをやめた
- 好きな料理を作った
その結果、お子さんはスマホ依存を克服し、自ら勉強に取り組むようになったのです。
もしお子さんが今、スマホばかり触っていたら、この3つを試してみてください。
本日のまとめ
子どもが勉強せずにスマホばかり触る理由は、愛情バロメータの低さ、志望校が明確でない、勉強の仕方がわからないなどです。
そこで親は、愛情バロメータを上げ、進路選びをサポートし、必要なときに勉強方法を教えるなど、子どもに寄り添った対応をしましょう。
これにより、スマホ依存を克服し、勉強への意欲を引き出すことができます。なお、子どもの勉強のやる気を引き出すもう少し具体的なやり方は、以下の講座で解説しています。
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明日ですが、「子どもと関わる時間がとれない悩みの解決策」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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