子どもの成績が上がらず、悩んでいませんか?実は、たった3つのポイントを実践するだけで、驚くほど成績は上がります。
そこで今回は、「子どもの成績が上がる目標の立て方3つのコツ」についてお伝えしましょう。世界中の大学研究から判明した、効果的な学習法です。
この方法を知らないと、いくら勉強時間を増やしても成績は伸び悩みます。今すぐに実践することで、新学年で過去最高得点をとることができるはずです。
1.目標を明確化すること
1つ目は、目標を明確化することです。カナダのマギル大学で、興味深い実験が行われました。
生徒を2つのグループにわけ、片方のグループだけが理想の将来を明確にしたのです。その後、それを叶えるためにやるべきことを決めて宣言をしました。
その結果、この流れをやらなかったグループと比べて成績が大きく上がったのです。アメリカの大学でも、目標設定に関する実験が行われました。
「テストで○点取る」という結果目標を立てたグループと、「テスト前に英語を毎日1時間勉強する」というような行動の目標を立てたグループにわけた、結果を調べたのです。
その結果、前者のグループは結果が出なかった一方、後者のグループでは、確実に成績が上がりました。
この2つからわかることは、「目標を明確化すること」「やるべきことまでしっかり決める」ことが重要だということです。
2.自分で目標を決めること
2つ目は、自分で目標を決めることです。オランダの大学でも、ある研究が行われました。新入生の生徒を2つのグループをわけ、違った形で目標を立てさせたのです。
1つは「先輩に促されて高い目標を立てたグループ」、もう1つは「子ども本人が自分で目標を決めたチーム」です。
その結果、前者のチームでは結果が出なかったものの、後者のチームは大きく結果が出ました。
つまり、子ども本人が自分で目標を決めることで、達成率は大きく上がります。
これは、子育てでも同じです。子どものことは親が決めるのではなく、子ども本人に決めさせましょう。
3.自己管理の方法を教えること
3つ目は、自分で自分を管理する方法を教えることです。これは、勉強や生活全体で大切なスキルです。イタリアやアメリカの大学では、
- 時間管理の方法(勉強時間と休憩時間を決めて効率的に過ごすなど)
- 問題集などの整理の仕方
- 勉強のやる気を維持する方法(目標とごほうびの設定、志望校を決めるなど)
つまり、子どもにこれらの方法を教えることで、自らの管理ができるようになります。その結果自信がつき、勉強面だけでなく将来の成功に繋がるはずです。
本日のまとめ
子どもの成績を上げるには、「目標を明確にする」「自分で目標を決める」「自己管理の方法を教える」ことが大切です。
具体的な目標を設定させ、それを実現するための行動を決めていきましょう。勉強前にこれらを実践すること成績は上がり、将来の成功にもつながります。
明後日ですが、「努力しない子どもを好きになれない時は?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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