子育てをしていく上で、とても重要な要素になるのが「質問する力」です。
ただ、「質問」と言われても、どういうことを聞けばいいかわからないこともあるでしょう。
この記事では、子どもの成長を助けることができるような、いい質問の仕方を紹介します。親が子どもに適切な質問をすることで、子どもの考える力を育てることができます。
親がどういった質問をするかで、子どもの頭が変わる
親が子どもに質問をする際、重要なのは子どもに自分で考えるよう促すことです。
たとえば、子どもが「テストの点数が下がった」と言った時、「勉強してないからでしょ」と言っても、考える力は育ちません。
ここで、「何が良くなかったのかな?」と質問をするとどうでしょう。この場合、子どもは自分で良くなかった点を考えようとします。
ちょっとした習慣ですが、考える習慣がつくことで、思考力がつきます。
まずは子どもの意見を聞こう
進路を決めるような場合でも、適切な質問ができると子どもの思考力を伸ばすことができます。
志望校を決める時に、「A高校がいいと思うよ」と勧めるのでは、自分では考える力や自分の意見を伝える力が育ちません。
ここで「興味のある高校はあるの?」と聞けば、子どもは自分で考え、自分で意見を言うようになります。
さらに「どこがいいと思ったの?」という質問を続ければ、どういった条件に合う高校を志望しているかがわかるでしょう。
考えさせる質問で思考力UP
日常的な会話の中でも、考えさせる質問を取り入れることで思考力UPが期待できます。
たとえば、子どもが「腹が減った」と言った時、「作るから待ってて」と言うのでは子どもは特に何も考えません。
ところが、「こんな食材があるんだけど、何か食べたいものはある?」と聞いてみるとどうでしょうか。
子どもはその食材から作れる料理を考えます。これも、思考力UPにつながるのです。
本日のまとめ
このように、様々な場面で子どもに適切な質問をすることで、考える力や主張する力を伸ばすことができます。
ただし、毎回質問ばかりすると嫌がられるので注意しましょう。あくまでもバランスが大切です。
明日ですが、「中学受験で親ができるサポート3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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