- お祖父ちゃんが過干渉
- おばあちゃんが子どもに厳しすぎる
祖父母の過干渉と言うものなのですが、
実は親の過干渉と同じくらい、
祖父母の過干渉も子供の問題行動を増やす
大きな要因になります。
祖父母の過干渉とは何か?原因と理由について
そもそも祖父母の過干渉とは何かというと、
例えば一人親や共働き世帯だと、
子どもは学校から祖父母の家に帰ります。
その時に、お祖父ちゃんやおばあちゃんが、
「早く勉強しなさい」
「いつになったら帰ってくるの!」
「早くお風呂に入りなさい」
という感じで、
いろいろと子どもに指示をしてしまうことです。
この時子どもはどう感じるかと言うと、
「うるさい!黙ってろ!」と感じます。
その結果、お祖父ちゃんおばあちゃんと、
子供との関係がどんどん悪くなり、
子どもは家に帰りたくなくなります。
それが深夜徘徊や部屋の引きこもり、
お祖父ちゃんおばあちゃんに対する暴力や暴言
などに繋がってしまうのです。
お祖父ちゃんお祖母ちゃんを変えることはできない
じゃあどうしたら、
こういう過干渉の祖父母を変えられるのか?
というと、私の経験上99%変えることは不可能です。
なぜなら、
今まで60年、70年生きてきて作られた価値観を、
1か月2ヶ月「こうした方がいいよ」とアドバイスしても
昔の価値観の方が影響が強いからです。
つまり、変えようとしても無理!
と判断した方が良いというわけです。
よく、「どうしたら親を変えられますか?」
と質問をされるのですが、
答えは「変えられない」になるわけです。
祖父母の過干渉を解決する唯一の方法
- 祖父母を変えるのは無理
- でもこのままだとどんどん子どもが荒れていく
- じゃあどうしたら良いの?
実は祖父母の過干渉への対応策は
たった一つしかありません。
それは「祖父母と同居するのをやめる」です。
今あなたが一緒に暮らしているなら、
そこを離れるしか方法はないのです。
冷たいと思われるかもしれませんが、
何かを得るということは何かを捨てるということです。
「じゃあ仕事中子どもはどうすればいいのか?」
と言う話になるのですが、
もしあなたがいない間に
子どもを見てくれる人がいないなら、
あなたが仕事を調整して、
あなたが付いていてあげないといけないわけです。
一人親なら、仕事を変えるなどして、
子供が学校から帰ってくる時間までには
家にいられるようにする。
共働きなら、せめて子供が高校を卒業するまでは、
奥さんだけは仕事を休むor辞める
という選択をした方が良いのです。
「そんなことしたら給料が減ってしまうのでは?」
と思われる方がいるかもしれません。
はい、その通りです。
ただ上に書いたように、この世の中と言うのは、
「何かを得る=何かを失う」
という原理原則で回っているので、
これは避けることができないことなのです。
もし祖父母の過干渉で困っているなら、
一度お子さんにどうしたいかを聞いて、
お子さんも離れたいというなら、
親とは違ったところに住む方が良いと私は思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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