ひとりぼっちが怖い子どもへの対応法

落ち込む

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中1女子不登校の孫。親からの愛情はたっぷリ、会話もよくある親子です。4月に4日間登校しましたが、その後、友達に受け入れてもらえるかが心配で休んでいます。

毎朝支度はするのですが「一人になりそうで怖い」と言い、行けません。学校や勉強に対して何ら不満はなく、ただ「独りぼっち恐怖症」に怯えています。

中学1年生は、学校が変わるタイミングです。そのため、人間関係がうまくいくか不安になりますよね。

そこで今回は、「ひとりぼっちが怖い子どもへの対応法」をお伝えしましょう。

無理やり行かせても、いい結果にはなりません。正しく対応することで、安心して学校に通えるようになるはずです。

家庭を安心できる空間にする

親子会話

最初にやるべきことは、家庭を安心できる空間にすることです。今回の相談では愛情はたっぷりとのことなので、親子関係は大丈夫でしょう。

親子関係意外に気をつけて欲しいのが、プレッシャーをかけすぎないことです。

「早く行かないとまずいよ」「とりあえず頑張って行った方がいいよ」などと言いすぎてしまうと、子どもは家の雰囲気が嫌になります。

そうではなく、子どもの不安な気持ちをしっかり聞いて吐き出させましょう。ストレスが解消できる家庭を作ることが大切です。

先生との繋がりを作る

電話する

次に、先生とのつながりを作りましょう。今回の原因は、ひとりぼっちが怖いことです。

であれば、学校の先生が友達のような存在となり、いつも近くにいてくれたら安心して行けるでしょう。

たとえばあなたが転職した時、誰も知り合いがいない職場に行くのは不安かと思います。しかし、1人でも知り合いがいたら安心しますよね。

これと同じです。そこでまずは、担任の先生と連絡を取り、関わる機会を作ってもらいましょう。

第2の居場所を検討する

フリースクール

不安な気持ちが1ヶ月以上続き、学校にも行けないなら、無理に学校に戻そうとせず第2の居場所を作りましょう。

まずは登校支援室やフリースクールなどに通えるようにすることが、再登校への近道だからです。

最近は、こういった場所でも出席扱いにしてもらえることが多いです。きちんと通えれば、受験への影響も減らせるでしょう。

また、家族以外の人との繋がりができると「ここで繋がりを作れたから学校でも大丈夫かも」という自信にもつながります。

本日のまとめ

笑顔の中学生

ひとりぼっちが怖い子どもには、まず家庭を安心できる空間にしましょう。その上で、不安な気持ちを受け止めることが大切です。

また、学校の先生とのつながりを作り、必要に応じて第2の居場所も作りましょう。

無理に学校に行かせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添ったサポートで、不安を解消していくことが大切です。

明日ですが、「学年ビリから第一志望合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!ひとりぼっちが怖い子どもへの対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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