反抗期の息子にご飯は作り続けるべき?

ご飯

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中2の息子は、自分の希望が通らないとイライラし、言葉がきつくなります。友達からも威圧的な態度が過ぎるという苦情があり、気をつけるよう話をしました。

しかし、早速家で欲しい物が切れていたことに腹を立て、私にきつい言葉と態度をとってきたので、「その言い方はないんじゃないか。そこまで言うなら、ご飯以外の家事は自分でしなさい」と伝えると、本人も「それならご飯も自分で作る」と言いました。

ただ、塾で遅く帰宅してから夕飯を作るのは現実的でなく、「ご飯だけは作り続けるべきか、本人に任せるべきか」迷っています。

母子家庭のため、間に入ってくれる人もいません。

子どもと言い争いになり、関係が悪化すると悩みますよね。「ご飯を作らなくていい」と言われたら、どうすべきか悩むと思います。

そこで今回は、「反抗期の息子にご飯は作り続けるべきか」について解説しましょう。

間違った対応をすると、親子関係がさらに悪化します。スムーズな対応すれば、関係も改善できるはずです。

結論!作ってあげるのがやさしさ

料理

今回のケースでは、ご飯を作ってあげるのがいいでしょう。子どもが「自分で作る」と反発したのは、強がっているだけだからです。

心の中では、作って欲しいと思っています。そのため、翌日には何もなかったように作ってあげましょう。

土台となる関係が良ければ、子どもは「昨日は言いすぎてごめん」と言ってくれるはずです。

なお、長期間作らないと、ネグレクトと判定されることもあるので注意しましょう。

母子家庭で、言い争いになったら?

ストップ

相談者さんは、母子家庭です。この場合、言い争いになった時に間に入ってくれる人がいません。

そのため、あまり厳しくぶつかりすぎない方がいいでしょう。今回のようなケースなら、もう少し言い方を弱めてもいいです。

「そういう言い方されたら、お母さんだって悲しいからやめて」くらいの方が、ストレスも少なくなります。

また言い争いになってきて、激しくなりそうだと思ったら時間を置きましょう。

「わかった。じゃあ、この話はお風呂に入ってその後もう1回話をしよう」と伝えるのがおすすめです。

困ったときに助けてもらえる人を見つけよう

祖父母

ひとり親家庭の場合、困ったときに助けてもらえる人を見つけておくことが大切です。祖父母、おじおば、親戚、近所の人、学校の先生などがいいでしょう。

第三者の人が「お前昨日母ちゃんとやっちまったらしいな」と話しかけてくれると、子どもも素直になれるものです。

その人から「こういう時は、お前からしっかり謝った方がかっこよくないか」と言ってもらえれば効果的でしょう。

親が直接言うより、信頼できる第三者から言ってもらう方が子どもの心に響きます。

本日のまとめ

母子家庭

子どもが「自分でご飯を作る」と言っても、たいていは強がりです。親が、作ってあげましょう。

ひとり親家庭の場合、厳しくぶつかりすぎず、言い方を弱めることが大切です。とはいえ、ダメなことはダメと言うのは、忘れないようにしましょう。

明日ですが、「スマホゲーム依存解決勉強会2025の様子」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!反抗期の息子にご飯は作り続けるべき?

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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