お子さんって、学校の授業はしっかりと聞くことはできていますか?毎日の授業に集中できるかどうかで、学力や成績も大きく変わります。
そこで今回は、授業についていけない子がやるべき2つのことをお伝えしましょう。
これらを改善することで、授業に集中できるようになり、理解度は確実に上がります。テストや内申点も、過去最高点をとることができるはずです。
目次
授業についていけない2つの理由
そもそも、子どもが授業についていけない理由は2つあります。1つ目は、「眠くて授業中起きていられないから」です。
うとうとしていると、頭に内容が入ってこなくなるでしょう。2つ目は、「先生が話している内容がわからないから」です。
今日習うことやこれまでの内容がわかっていないと、先生が何を言っているか理解できません。
まずは、どちらが原因かチェックしましょう。
授業中眠くなってしまう場合
授業中眠くなってしまう場合、まずは睡眠時間が足りているかチェックしましょう。
厚生労働省の睡眠ガイド2023によると小学生は9~12時間、米国睡眠医学会の指針によると中学生は8~10時間の睡眠が必要だそうです。
この時間に満たない場合は、睡眠不足の可能性が高いでしょう。睡眠時間の確保と、睡眠の質を上げていく必要があります。たとえば、
- 夜遅くまでスマホやゲームをしない、決まった時間に就寝させる
- 寝る前の入浴やストレッチでリラックスする時間を作り、寝室の環境を整える
まずは明日習う教科書をチェック
先生が何を言っているかわからない場合は、予習を行いましょう。予習することで、授業の理解度がUPするからです。
数学なら例題を解き、わからない部分に線を引いておくことで、授業中に重点的に確認することができるでしょう。
英語なら音読と単語の意味を調べて、教科書を音読しましょう。文章の流れや構造を理解しやすくなるため、先生の話がわかるようになります。
その他の教科は、教科書を軽く読むだけでOKです。まずは、毎日15~30分の予習から始めてみましょう。
積み上げ式教科でついていけない時は
英語や数学のような積み上げ式の教科では、基礎が理解できていないと、その後の学習内容も理解しにくくなります。
こうした場合、毎日の予習以外にも、長期休みの時間を使って苦手な部分をコツコツ復習しましょう。
1年生の内容から戻って復習し、理解できていない基礎を固めることが大切です。難しい問題に挑戦するよりも、基礎をしっかり固めましょう。
本日のまとめ
授業中に眠くて集中できない場合は、睡眠の質と量を意識していくことが大切です。授業についていけない場合、予習を行いましょう。
長期休みに総復習を行うことで基礎力を強化し、学習の遅れを取り戻すことができます。その後の成績UPにつながるでしょう。
明後日ですが、「子どもの課題をどこまで手伝うべきか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。