先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山先生の受験対策レポートを見て、まずは親に問題集を買って貰おうと思ったのですが、中々買ってくれません。
親を説得しても「今入っている通信教育の問題集で十分」の一点張りです。ですが、それだけでは駄目なんです…
このままだと受験に落ちてしまいます。どうすれば問題集を買って貰うことができますか?
これは中学生本人から頂いた相談なのですが、お父様お母様の立場から読むと「なんて優秀な子なんだ」「うちの子も見習ってほしい」と思うのではないでしょうか?笑
まあ、世の中というのは「隣の芝は青く見える」ので、人それぞれ悩みは違うということなのです。ということで、本日は中学生向けに、参考書や問題集を買ってもらう方法をお伝えします。
参考書や問題集だけではなく、何か欲しいものがあるときにそれを買ってもらうためであれば、何でも使える方法です!
ステップ1買ってもらえない理由を確認する
最初にやってもらいたいのが、買ってもらえない理由を明確にすることです。今回の相談者のお父さんお母さんは、
今入っている通信教育の問題集で十分
という理由で、参考書を買わないといっています。親の言葉を代弁するならば、
今使っている問題集さえ終わっていないのに、新しいものを買うのはもったいないでしょ?まずは通信教育を終わらせなさい!
と言いたいのです。この問題を解決しない限り、新しい問題集を買ってもらうのは難しいでしょう。
ステップ2買ってもらえない問題を解決する
次に原因を解決します。今回のように、「今ある問題集すらできていないのに新しいのを買うのは無駄」だと思われているなら、以下のどちらかで対応をしましょう。
今できていない問題集を終わらせる
通信教育が終わっていないのが原因なら、それを終わらせた後「もっと勉強したいから買ってください」と言えば買ってくれるわけです。自分のレベルに合っていない問題集を終わらせるのは時間の無駄ですが、レベルが合っているならそれをやれば成績は上がります。
自分の成績を上げるためにも、通信教育を終わらせてしまいましょう。
通信教育を解約する
そもそも今行っている通信教育が自分のレベルに合っていないため、やる気が出ないという可能性があります。であれば、さっさとやめてしまった方が良いです。自分でやりたい問題集があるなら、それを使って勉強した方が成績も上がると思います。
お父さんお母さんには、「来月から通信教育を辞めるから、浮いたお金で問題集を買ってほしい」と交渉しましょう。
本日のまとめ
今回は問題集を購入してもらう流れについて解説しましたが、これは他の問題にも使える方法です。例えば、欲しいゲームを買ってもらいたいときなどです。
「テストで〇点以上取ったら、ゲーム買ってくれる?」と自ら条件を出してみてください。お願いを断られた時は、なぜダメなのかを聞き、ダメな理由を改善して、再度お願いする。
これは大人になってからも使える方法なので、今のうちから練習しておくと良いです。
明日ですが、「最短で結果が出る徹夜勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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