先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1女子。スマホをずっと触っています。(TikTok、LINE、インスタ)ルール作りもうまくいきません。本当は厳しくしたいところなのですが当然嫌がります。
先生は「嫌がることはしない」と言われていますが、どうしたらよいものかと悩んでいます。
スマホ依存だと思います。本当に愛情バロメータを上げたら解決するのでしょうか?
スマホ依存解決において、愛情バロメータを上げることは大切です。しかし、それだけで解決するものではありません。
そこで本日は、その理由とスマホ依存解決ステップをお伝えします。
このステップで行えば、スマホ時間のルールを守ることができるようになるでしょう。家族でいる時間も増え、子育ての不安もなくなるはずです。
子どもが依存する3つの原因
子どもがスマホ依存になる原因は、主に3つあります。1つ目は、親子関係が悪いからです。
親子関係が悪いと、子どもは家にいるだけでストレスがたまります。そのストレスを、スマホで発散しようとするからです。
2つ目は、他にやることがないからです。スマホ以外に楽しみがないと、どうしてもスマホに手が伸びてしまいます。
3つ目は、ルール決めができていないからです。スマホのような楽しいことは、なかなかやめるのが難しいでしょう。
そのためしっかりとルールを決めて、自律性を養っていく必要があります。つまり、単に良好な親子関係をつくるだけでは解決しないのです。
まずは愛情バロメータUP
とはいえ、まずは愛情バロメータを上げていきましょう。愛情バロメータをあげるとは、親の愛情を的確に子どもに届けるということです。
そのためには、子どもが好きなことを一緒にやるのがいいでしょう。今回の相談者さんのお子さんは、Tiktokやインスタが好きとのことです。
そこで、親もアプリをダウンロードして、同じ動画を見ることからはじめましょう。共通の話題ができ、会話も増えていくはずです。
愛情バロメータが上がり、親子関係が良くなってこれば、ルール決めの話し合いができるようになります。
成功するルール決めの3つのポイント
ルール決めをするときには、3つのポイントがあります。1つ目は、子どもの気持ちを考えることです。
友達は23時までLINEでトークしているのに、自分だけ21時までというルールでは反発します。親子で話し合って、お互いが納得するルールを決めましょう。
2つ目は、やめる理由を伝えることです。ただ単に「スマホやめて勉強しなさい」では、子どもは反発するでしょう。
「受験合格のためには追加で1日1時間勉強が必要だから」「寝られなくなるから」「朝遅刻しちゃうから」というように、理由を伝えることで説得力が増します。
3つ目は、最初から上手くいくことはないと考えることです。たとえルールを決めても、何度も失敗するのが普通です。
「いつかできるようになる」という気持ちで、どっしりと構えておくようにしましょう。
本日のまとめ
スマホ依存の解決は、愛情バロメータをUPさせた上で、親子で納得いくルールを決めることが大切です。
親が一方的に時間を決めるのではなく、子どもの気持ちを考えて決めましょう。
明日ですが、「子どもがグレる理由TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!スマホ依存の原因と対策法
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