子どもが友達関係に疲れたときの対応法

悩む中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中1の娘です。性格は明るくリーダータイプ。友だちから好かれています。中学入学後、クラス内でグループ化してゆく状況が辛いと言うようになり、学校を休むようになりました。

家では安心して過ごせても、学校は安全でないようです。どのように対応すれば良いのでしょうか。

この内容にもあるように、性格が明るくリーダータイプ、友達から好かれている子でも友達関係で悩むことはよくあります。

そこで本日は、友達関係で悩みやすいタイプやその原因、対応法をお伝えしていきます。

親のサポートで、不安やストレスを取り除いてあげることが大切です。これができると、楽しく学校生活を送ることができると思います。

友達関係に疲れやすい度チェック

親子

友達関係に疲れやすい子は、どういったタイプなのでしょうか?次の5つの項目がお子さんに当てはまるか、チェックしてみましょう。

1つ目は、気遣いができる子です。気遣いができるということは、日々気を遣っているということです。そのため、疲れやすくなります。

2つ目は、周りの目を気にする子です。周りからの印象が気になり、つい無理をしてしまうからです。

3つ目は、たくさん友達がいる子です。全員ではありませんが、たくさん友達を作るために気を遣っている子が意外といます。

4つ目は、ゲームや読書が好きな子です。一人で没頭することが好きなタイプは、内気な子が多いです。少し友達関係で無理をすると、ストレスをためやすい傾向にあります。

5つ目は、親子関係が悪い子です。学校や塾などでは、多かれ少なかれストレスがたまります。親子関係が悪いと、そのストレスを家で発散することができません。すると些細なことで、友達関係に疲れてしまいます。

親ができる3つのこと

職員室

先ほどの項目、いくつ当てはまりましたでしょうか?2つ以上当てはまった場合、次の3つのことを心掛けてください。

まずは、子どもの心が落ち着く家庭をつくることです。今回の相談者さんの場合は、子どもは家で安心して過ごせているので、ここはクリアしています。

次に、話を聞いてストレスを解消してあげましょう。定期的に話を聞くことで、心のストレスをとることができるからです。

最後に、学校環境を整えてあげましょう。もしかしたら先生からの期待に応えようと、無理をしているかもしれません。

先生に「うちの子は頑張りすぎるところがあるので、無理をさせないようにしてほしい」と伝えるといいでしょう。

またクラス内でグループ化をしているということは、友達関係でトラブルがある可能性もあります。先生と連携し、上手に間に入ってもらいましょう。

疲れにくい子にする声かけ法

親子会話

疲れにくい子どもにするために、やってほしい声かけを3つ紹介します。1つ目は、「好きなことをやりなさい」という声掛けです。

疲れやすい子は、自分の好きなことよりも、周りから期待されていることを頑張る傾向があるからです。

2つ目は、「お母さんはいつもあなたの味方だよ」です。親からの無条件で愛されていると感じるだけで、心が楽になるからです。

3つ目は、「無理しないでね」です。疲れやすい子は、無理をする傾向があるからです。

この3つを定期的に伝えることで、価値観が変わり、疲れにくい子になっていくでしょう。

本日のまとめ

笑顔の中学生

友達関係に疲れやすい子は、気遣いができる、周りの目を気にする、たくさん友達がいる、ゲームや読書が好き、親子関係が悪いことが多いです。

そこで、子どもの心が落ち着く家庭をつくり、日頃から話を聞いてストレスを解消してあげましょう。周りの期待に応えようと、無理をしているかもしれません。

先生と連携をしながら、お子さんが過ごしやすい学校環境を整えてあげましょう。不安やストレスがなくなれば、楽しい学校生活が送れるはずです!

明後日ですが、「不登校が改善し勉強できるようになった報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもが友達関係に疲れたときの対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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