お金の教育って、学校ではやってくれませんよね。しかし、生きていく上で大事なことなので、親が教える必要があります。
そこで本日は、どの家庭でも共通する「やってはいけないお金の教育」をお伝えします。この教育をすると、子どもは将来お金に困る人間になってしまいます。
一方、この逆の教育をしていくことで、正しいお金の使い方や管理ができるでしょう。その結果、将来お金で困ることもなくなるはずです。
第3位 お金は使わずすべて貯金しろ
貯金は素晴らしいことです。たとえばお小遣いが2000円なら、毎月500円くらいは貯金をさせた方がいいでしょう。
ただしここで注意したいのが、貯金ばかりに目を向けるとケチになってしまうということです。
友達が「一緒にプリクラ撮ろ」と誘ってきても、「お金がもったいないからやめとく」このように断りかねません。これでは、友達関係は悪くなるでしょう。
一方、まったく貯金をせず毎月お小遣いをすべて使ってしまうのも少し危険です。将来お金を稼いでも、使い切ってしまい困ることになるからです。
大事なのは「バランス」です。あなたが考えるベストなバランスを、伝えていきましょう。
第2位 友達にはたくさんおごれ
これも危険です。もちろん、友達にお菓子をあげたりするのは素晴らしいことです。たとえばお小遣いが少ない友達と遊ぶときに、お菓子をわけてあげるのは親切ですよね。
ただ度が過ぎると「なんでもおごった方がいい」という価値観になってしまいます。すると友達も、おごってもらうのが当たり前となるでしょう。
その結果、友達関係がお金の付き合いになったり、先輩からも目を付けられたりするでしょう。「おごったんだから言うこと聞け」というように、子どもが傲慢になる可能性もあります。
未成年のうちは、本当に困っている子にお菓子をあげる以外は、おごらない方がいいでしょう。
第1位 困ったときは友達から借りろ
将来子どもがお金で困るのは、2つのパターンです。1つ目は「使いすぎてしまうこと」、2つ目は「借りて返せなくなること」です。
小さい頃からお小遣いを使いすぎて、友達や親に借りている子は危険です。将来お金を借りて、返せなくなる危険があるからです。
基本的には「貸し借りはダメ」と伝えてください。まだ自分で管理ができず、すぐに使ってしまうなら、お小遣いのペースを細かくするのがいいでしょう。
たとえば小さいうちは1日20円にし、慣れてきたら1週間300円などのペースにします。それができたら1ヶ月2000円にするのもいいでしょう。
管理できるようになるまでは、お小遣いを渡すペースを短くするのがポイントです。
本日のまとめ
家庭によって、お金の価値観は違います。正解も異なるでしょう。大事なことは、あなたの家庭の価値観をしっかりと伝えることです。
ただし、どの家庭でもやってはいけない教育があります。「お金は使わずすべて貯金させること」「友達にたくさんおごること」「困ったときは友達から借りること」の3つです。
お子さんが将来お金で困る前に、こういった話をしておくといいと思います。
明日ですが、「子どもが友達関係に疲れたときの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!やってはいけないお金の教育TOP3
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