先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
> 高校入試1週間前です。過去問と復習のほかにやることはなんですか?
高校受験や大学受験1週間前になると「残りの期間で何を勉強したら合格率が上がるのか?」と悩む子が多いです。ただ、この時期は、勉強以上に意識しなければならないことがあります。
そこで本日は、受験やテスト前に勉強よりも大事なことをお伝えします。このポイントを意識するだけで、受験や定期テストの成功率が大きく上がると思います!
最も大事なことは体調管理!その理由とは・・・
最初に答えからお伝えします。勉強以上に大事なこととは「体調管理」です。なぜなら、テスト1週間前に体調を崩してしまったら、ここまで勉強した成果が発揮できなくなるからです。
特にこの時期は、インフルエンザも流行します。受験生でインフルエンザにかかったら非常にマズいです。定期テストの場合、見込み点換算となるため、7割程度の点数しかもらえなくなるからです。
高校受験や大学受験の場合は、おそらく再テストになります。再テストは、通常のテストよりも難易度が上がるため、合格率は下がります。
こういった理由から、テストの1週間前は勉強以上に体調管理を意識することが大事なのです。
食事、睡眠、手洗いうがいの3つで最も大事なことは?
では、体調管理をする上で最も大事なことは何でしょうか?世の中で言われていることは「食事、睡眠、手洗いうがい」の3つです。
もちろんこの3つは大事なのですが、私自身この中で「睡眠」が特に大事だと思っています。
1回食事を抜いたり、手洗いうがいをしなかったとしてもすぐに風邪をひくことはありませんが、1日でも睡眠時間が減ると風邪をひく可能性が大きく上がるからです。
そこで、受験1週間前からは、「睡眠時間を削って勉強する」ことはできる限り避けるようにしましょう。
中学1,2年生の定期テストであれば、多少リスクを冒して徹夜しても良いのですが、中学3年生や高校3年生の場合、この時期に体調を崩すと合格率が大きく下がるからです。
人混みに行かないようにするだけで、合格率が2倍上がる
また、睡眠と同じくらい大事なことは「人混みに行かないこと」です。
多くの子は、風邪や「インフルエンザの予防」=「手洗いとうがい」だと思っているのですが、それ以上に大事なことはウイルスがいる場所に行かないことだからです。
今年受験があるなら、遊ぶためにショッピングモールに行くのはやめましょう。また、学校に行くときも、できる限りマスクをしていくようにしましょう。
万が一、風邪やインフルエンザになって受験直前に1週間勉強できないと、偏差値が5くらい下がります。つまり、合格率が半分になると言っても過言ではありません。
栄養のある食事をとり、手洗いうがいをしっかりすること以上に、人混みに行かないように意識しましょう。それだけで、合格率が2倍上がります。
本日のまとめ
高校受験や大学受験直前になると「最後の1週間でどういう勉強をしたら合格率が上がるのか?」と悩む子が多いです。私の経験上、ラスト1週間で新しい勉強をしてもそこまで偏差値は上がりません。
それよりも、風邪やインフルエンザにかかって体調を崩し、勉強できなくなるリスクを回避することに意識を向けましょう。しっかりと睡眠をとることはもちろん、人混みに行かないようにしましょう。
最高の体調で受験当日を迎えることができれば、それだけで合格率は2倍上がると思います。
明日ですが、「中学3年生で5教科合計93点UP」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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