ありがたいことに、最近たくさんの成果報告をいただいています。本日はその中から、許可を得られた2名の方を紹介します。
※子育ての報告となるため、名前はニックネームで掲載します。
最初はKMさんです。KMさんのお子さんは、元々不登校でした。それが今では、子ども自ら勉強を始め、午後から登校できるようになりました。
もう1名は、佐藤さんです。佐藤さんのお子さんも不登校でしたが、今では学校に行けるようになりました。
「子どもに学校に行ってほしい」「勉強を頑張ってほしい」という場合、今回ご紹介する2名の方と同じようにやっていただくといいです。
不登校改善につながると思うので、参考にしていただければ幸いです。
目次
KMさんの成果報告(不登校が改善し、夢を持つように)
KMさんは、2020年4月に「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
当時は不登校でしたが、今では自ら勉強を始め、高校にも行きたいと言っているそうです。
午後から登校もできているとのことで、不登校解決は目前でしょう。素敵な報告を送ってくださったKMさん、ありがとうございます。
一緒にゲームをしたのが理由
KMさんのお子さんは、どうして不登校を改善することができたのでしょうか。いただいた感想を読むと、その答えがわかります。
まず私は、よかれと思ってやっていた事は過干渉だったという事がわかりました。だから、まず子供に対し〇〇しなさい、などと言う事をやめました。
そして、子供の要求はできるだけ聞くようにしました。愛情バロメータを上げる為に、子供の好きな食事を作ったり、好きなマンガの話をしたり、一緒にゲームをしました。
すると段々、子供の方から話をしてくれるようになってきました。最近では私が何も言わなくても勉強に取り組めるようになっています。どこの高校に行けるかはわからないけども高校を出て就職したいと言うようになりました。
将来の夢も話してくれるようになりました。最近午後からですが、学校の別室登校をする回数が増えてきています。
KMさんが行ったことは、過干渉をやめ、要求を聞くようにしたことです。その結果、自分の人生に希望を持つようになり、学校に行ったり、高校受験の勉強も頑張ったりできるようになりました。
子どもを勉強させたいときに、「勉強しなさい」と言っても逆効果です。余計にやる気がなくなり、勉強どころではなくなるからです。
そこでまずは、愛情バロメータを上げましょう。過干渉をやめて。できる限り要求を聞くようにするのです。すると人生に希望を持つため、自然と頑張ることができるようになります。
佐藤さんの成果報告(不登校が改善)
佐藤さんは、2018年7月に「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
このとき、お子さんが突然不登校になったタイミングだったそうです。結果的に、今では不登校が改善し親子関係も良くなりました。
素敵な報告を送ってくださった佐藤さん、ありがとうございます。
子どもを誘導するのをやめたのが理由
佐藤さんのお子さんは、どうして不登校を改善することができたのでしょうか。上記の手紙以外に、こんな感想をいただきました。
何をしたかでは無く意識を変えました。幸いにも我が家では自室に引き籠る事が無く、リビングで家族と普通に会話して生活していましたので、親(大人)から見た正解で子供を誘導する事を止めて、自分の意思で行動させました。
実はお父さんやお母さんが子どもを誘導しようとすると、「俺の人生は親に決められる」と思います。これでは、人生に希望は持てないですよね。
すると生きるエネルギーがなくなり、不登校につながる可能性があります。佐藤さんはこれをやめて、子どもの意思を尊重されました。その結果、学校に行けるようになったのです。
子どもが不登校だったり、無気力であることに悩んでいたりする場合、子どもをコントロールしようとしていないか改めて見直してみましょう。
もちろん、法律に触れること、自分や他人を傷つけること、他人に迷惑をかけることなどは強制することは必要です。
しかし、志望校をどこにするか、テスト勉強をするかなどは、子どもの自由です。子ども本人の意思を、尊重してあげましょう。
エネルギーが沸いてこれば、自然と学校も勉強も頑張ることができるはずです。
明日ですが、「自分の顔に自信が持てない子どものサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校が改善し勉強できるようになった成果報告
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