子どもが勉強を頑張っているのにテストの点が上がらないと、親としても辛いですよね。
ただ成績が伸びない原因の多くは「正しい勉強法ができていない」ことにあります。そこで今回は、効率のいい勉強方法や計画の立て方をお伝えしましょう。
親が適切にサポートをすれば、確実に成績を上げることできます。定期テストで9割を取ることも、可能です。
目次
一番大事なのは勉強計画
定期テストは範囲が広いため、「勉強計画を立てる」ことが重要です。ただし、子どもが一人で立てるのは難しいため、親がサポートしましょう。
9割以上の点数を狙う場合は3週間前から、7割なら2週間前、5割なら1週間前から勉強を始めるのが目安です。
このとき、最初に英語と数学を行いましょう。丸暗記するだけの教科よりも、忘れにくいからです。
テストが近づくにつれて、国語、社会、理科の対策を増やしていきましょう。
英語と国語の勉強法
英語
英語の勉強は、英単語や英熟語の暗記、教科書の音読、ワークをくり返し解いて文法をマスターすることが基本です。余力があれば、応用力UPのために学校で使っていないの問題集も解いていきましょう。
国語
国語は、漢字の暗記からスタートしましょう。また英語と同様に、教科書の音読、ワークをくり返し解いてマスター、応用力UPという流れで勉強を行っていくことが大切です。ただし、英単語、英熟語、漢字は前日にまとめて覚えることは難しいです。そこで毎日少しずつ、コツコツ覚えていきましょう。
音読も直前に何度も読むのではなく、1日に1回読むのを毎日続けていく方が効率的です。
数学、理科、社会の勉強法
数学
数学は、まず教科書の例題を解きます。次に、学校の問題集をくり返し解いてマスターしましょう。最後に、書店で売っているレベルの高い問題集を使って応用力を上げるという流れが基本です。
教科書の例題は、最も簡単な問題です。数学が苦手な子は、優先的に取り組むようにしましょう。
理科、社会
社会と理科は、ほとんどが暗記系です。学校の問題集を繰り返し解いてマスターした上で、応用力UPのために学校外の問題集を解いていきましょう。なお、どの教科でも親がやるべきことは同じです。
問題を出してあげる、丸付けや暗記カードを作ってあげる、前回のテストを分析するなど、子どもがやっても成績UPにつながらない作業を手伝いましょう。
本日のまとめ
定期テスト対策は「勉強計画を立てる」ことから始めましょう。9割を狙うなら、3週間前から始めることが基本です。
親は、問題を出したり丸付けをしてサポートしたりすることで、子どもが集中して学べる環境を整えるサポートをしましょう。
明後日ですが、「親子関係は良いのに勉強しないケースの対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。