私は現在、
年間３０００組の親子の、
勉強面と子育て面をサポートしています。
すると、
親子関係が悪い方には、
ある特徴があることがわかります。
それは、
「悪い洗脳にかかっている」
ということです。
その洗脳とは何かというと、
偏差値と内申点という洗脳です。
※内申点についてはこちらの記事で
詳しく説明していますので参考にしてみてください。
＞＞内申点について
そこで本日は、
あなたをこの洗脳から解放して、
今よりさらに良好な親子関係を創る
サポートをしたいと思います。
周りの人を評価する基準とは？
最初に質問です。
あなたは友達や仕事の仲間を決めるとき、
どういった基準で選びますか？
- 外見
- 性格
- 価値観
- 経済状況
いろいろな評価基準があると思います。
ちなみに私自身は、
- 性格
- 価値観
の２つで決めます。
どういった基準で決めても良いと思うのですが、
ここで一つ伺いたいのは、
- ５教科のテストの成績
- 運動神経
- 歌や絵が上手いかどうか
などで決めたりしますか？
おそらくしないですよね？
にもかかわらず今の学校教育というのは、
上記の３点で子どもたちを評価しているのです。
偏差値と内申点だけが人間の能力ではない
例えば偏差値というのは、
５教科のテストの成績ですよね？
運動神経というのは体育の内申点、
歌や絵というのは音楽や美術の内申点です。
つまり子どもたちを、
- ５教科のテストの成績
- 運動神経
- 歌や絵が上手いかどうか
などで評価しているのが、
今の学校教育なのです。
その結果私たち大人は、
悪魔のような洗脳にかかってしまいます。
それは、わが子を
- ５教科のテストの成績
- 運動神経
- 歌や絵がが上手いかどうか
だけで評価してしまいがちなのです。
つまり、
友達に優しくすることができて、
先生からの信頼も厚いのに
勉強だけができないＡ君よりも、
いつも友達をいじめていて、
毎日人の悪口を言っているが、
成績だけは優秀なＢ君の方が
評価されてしまうわけです。
その結果が今の日本です。
学力は確かに世界でも上の方です。
しかし鬱で自殺してしまう人が、
たくさんいるわけです。
また大人の引きこもりやニートなども
どんどん増えています。
悪いのは誰か？
ではこういった
日本になってしまったのは、
誰のせいなのでしょうか？
子どもに勉強ばかり押し付けてしまう
お父様お母様、学校の先生が
悪いのでしょうか？
私は違うと思います。
高校受験という制度がある以上、
誰だって勉強を頑張らざるを得ないからです。
では国が悪いのでしょうか？
私はこれも違うと思います。
文科省の方たちや、
政治家の方たちは本当に素晴らしいかたです。
日本のために努力されています。
では何が悪いのかというと、
おそらく「変化を恐れる」という
人間ならではの性質だと思います。
その結果、
現在の評価システムを、
変えることができないのだと思います。
あなた自身が子どもを守るしかない
おそらくこの先もしばらくの間は、
今と同じ状態が続くと思います。
いきなり学校の評価システムを
変えることができないからです。
では私たちは、
どうしたら良いのでしょうか？
唯一できることは、
あなた自身がこの洗脳から解放されて、
子どもを守ることです。
もちろん今の評価システムは
しばらく変わらないので、
勉強することは大事なことです。
しかしそれだけで、
わが子を評価してほしくないのです。
- やさしさ
- 気遣い
- コミュニケーション力
- 積極性や自立性
いわゆる通知表の行動評定の基準で、
子どもを褒めてあげてほしいのです。
するとお子さんは、
「お母さんは僕の勉強以外の面で褒めてくれる」
「お母さんは僕のことを理解してくれる」
と感じるので、
愛情バロメータが上がるわけです。
本日のまとめ
もう一度言います。
仮にあなたのお子さんが荒れていても、
あなたが悪いわけではありません。
また国が悪いわけでもありません。
悪いのは、
「変化を恐れてしまう」
人間の性質です。
ただこれはすぐには変わりません。
だからこそ、
あなただけは教育システムの
洗脳に騙されることなく、
ご自身の価値観で
お子さんに向き合ってあげてください。
それさえできれば、
お子さんはきっと道をそれることなく、
成長していくことができると思います。
明日ですが、
「授業中友達から話しかけられる時の対処法」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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