40年間で起きた家庭環境の変化

家

先日教師時代に働いていた
学校の同窓会がありました。

私が教師を辞めてから
早いもので3年半が経ちました。

今でもこういった場に
呼んでいただけるのは、
本当にうれしいことです。

この時、昨年退職した
ベテラン教師と
お話しできる時間がありました。

この先生は
50歳を超えてからも、
やんちゃな子どもたちと、
体でぶつかっている方です。

子どもからの信頼が厚く、
やんちゃな子たちも、
その先生のいうことだけは聞く
という理想の教師でした。

その先生と話していて、

  • 40年前の家庭環境
  • 現在の家庭環境
違いがわかりました。

この違いがわかると、
これから先にお父様お母様が、

どういったことを意識して、
子どもに向き合っていくべきかが
わかると思います。

一番の変化は子どもと関わる時間

時間
その先生は、
以下のようなことを言っていました。

現代と40年前の家庭環境の
一番の違いは子どもと親が触れ合う時間。
昔も塾に通っている子は多かったが、
みんな20時には家に帰ってきていた。

 

今は22時過ぎまで、
塾に行っている子が多いので、
親と触れ合う時間が極端に減っている。

 

だから親が子どもに
伝えるべきことを、
伝えたくても伝えられない状態に
なってきている。

 

不登校の生徒も、
昔は学年に1人か2人しかいなかった。
今はクラスに2,3人いる。

スマホ依存や不登校が増える原因

スマホ
親の子どもに対する愛は、
今も昔も変わらないと思います。

 

ただ塾に行く時間が
極端に増えてしまったり、
共働き家庭が増えてしまったため、

 

子どもと関わる時間が
減っているのです。

 

その結果、
ゆっくり食事をしながら、
倫理観や道徳観を伝える時間が、
少なくなっているのです。

 

例えばスマホの使い方は、
本来親が子どもに指導すべきことです。
しかし子どもと接する時間が少ないため、
愛情バロメータがなかなか上がりません。

 

その結果、
本当に伝えないといけないことも、
上手く伝えられない状態に、
なってしまうのだと思います。

倫理観道徳観を伝える意識が重要

食卓
こういった状況の中、
われわれ大人は、
どういったことを意識して、

 

子どもに向き合っていけば
良いのでしょうか?

 

まず意識すべきことは、
子どもと関わる時間を、
意図的に作ることです。

 

忙しいからこそ、
たまの休みには、
子どもと一緒に出掛けたり、
ご飯を食べたりしましょう。

 

自然にできる会話の中で、
子どもの悩みを聞いたり、
倫理観や道徳観
伝えていきましょう。

本日のまとめ

コミュニケーション
過去と現在を比較することで、
日本の家庭環境がどう変わったか
理解することができます。

 

今日本の家庭で起きている
問題の原因も見えてきます。

 

もし仕事や家事が忙しく、
子どもと関わる時間が
減っているなら要注意です。

 

意識的に時間を作って、
コミュニケーションをとるように
していきましょう。

 

明日ですが、
「平均点換算69点UPした成果報告」
というお話をします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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