字がきれいな子、汚い子、いろいろいると思います。あなたのお子さんの字は、どういう感じでしょうか?
字が汚い場合、「もっときれいに書けば内申点が上がるのに」と思われる方が多いと思います。では実際、字のきれいさが与える影響って、どれくらいあるかご存知でしょうか?
普段勉強会でしかお話ししない、字のきれいさと内申点の相関関係についてお伝えします。この部分を意識すると、効率良く内申点を上げることができるので、高校受験に合格できる可能性も、
大きく上がると思いますよ。
内申点を決めている4つの要因
そもそも内申点は、どういった要因で決まっているのでしょうか?教科によって異なるのですが、理科の場合、
- 授業態度
- 小テスト
- 定期テスト
- 提出物
学校や地域によって、もっと細かく評定を出しているところもあると思うのですが、まとめるとどの学校も、上記のような割合になると思います。
内申点で字の綺麗さが関係する部分とは?
では、授業態度、小テスト、定期テスト、提出物のうち字のきれいさが関係するのって、どれだと思いますか?答えは「全て」です。
授業態度には、授業中に使うプリントなどが当てはまります。こういったプリントは、
字がきれいかどうかで、2倍くらい点数が変わってきます。提出物も同じです。
小テストや定期テストの場合、字が汚いというだけで、答えがあっているのに間違いにされることがあります。
もちろん汚さの程度にもよりますが、字が汚いだけで10~20%くらいは、内申点が下がると考えたほうが良いです。
どれくらいのきれいさを意識すべきか?
「道山先生、字がきれいな方が良いのですね」「じゃあ今から習いに行かせます」とあなたは思うかもしれません。実はその必要がない子がほとんどです。
なぜなら私がお伝えしている、字がきれいという基準は、あなたが思っている以上に低いです。わざわざ習いに行くのではなく、「きれいに書こう」という意識で、書くだけで十分満たせるレベルなのです。
書道特待生というような、トップ5%のきれいさを取らなくても、「丁寧に書こう」という意識で書けば、字が汚いことが理由で減点されることはありません。
本日のまとめ
ということで、字のきれいさが内申点に与える影響は、10~20%くらいです。ただ減点されるレベルは、「適当に字を書く子」のレベルです。
「きれいに書こう」という意識で書けば、ほとんどの子は減点されません。
現時点でこの基準を満たしていないなら、明日から「きれいに書こう」という意識で、プリントや提出物、定期テストの解答用紙を書いていくと良いと思います。
※また内申点についてはこちらの記事でも詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
>>学校の内申点のしくみ
明日ですが、「鬱病のお父さんお母さんが意識すること」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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