普段私はタクシーはあまり使いません。
ただ勉強会の時は、
荷物が重たいのでタクシーで移動します。
先日行った、
道山流学習法勉強会大阪会場が終わり、
次の博多会場まで移動するときに、
梅田駅から新大阪駅までタクシーに乗りました。
その時、
私は人生で初めて、
タクシーで感動しました。
そのお話をします。
ただの思い出話ではなく、
これから社会に出ていく子どもたちにとって、
「仕事で成功する秘密が何か」わかると
思ったのでお伝えします。
タクシー運転手の現実
私は会話が好きです。
だからタクシーに乗ったら、
運転手さんに話しかけることが多いです。
どちらかというと、
相手の話を聞くことが多いのですが、
タクシー運転手さんというのは、
仕方なくやっている方が多いです。
- 前の会社が倒産したから
- 自営業に失敗したから
- 定年退職後のお小遣い稼ぎで
という理由でやっている方が多いです。
※もちろん全員ではなく、
傾向だけの話です。
だから私は、
タクシー運転手という仕事をしている方は、
仕事とは別の部分で楽しみを作り、
仕事はあくまでも生きる手段で、
やっている方が多いと思っていました。
夢を語るタクシー運転手
しかしこれは、
大きな勘違いでした。
大阪で乗ったタクシー運転手さんに対し、
私はいつもの調子で話しかけました。
「この車かっこいいですね」
「男たるもの最後はクラウンですよね」
個人タクシーの方で、
トヨタのクラウンの新車に乗っていたので、
私は車のテーマで話しかけてみたのです。
すると、
「ありがとうございます。
ただこれは最後の車ではないのです。
実は私には夢があって、これは中間地点なのです」
という返事が来ました。
私は「どういうことですか?」
と聞きました。すると、
「私は今ロールスロイスを買いたいんです。
そして世界で初めてロールスロイスの
タクシー運転手になりたいんです」
と言われました。
ロールスロイスって、
金額にすると5000万円くらいする
超高級車なのです。
「かなり高いですよね」と伝えると、
「実はこの夢を達成するために、
私は毎日3時間半睡眠で、
ずっと仕事をして、
3年後にちょうど貯金がたまるんです」
「夢に向かって前進しているので、
3時間半睡眠でも全然眠くないんです。
本当に毎日が幸せなんですよ」
と言われました。
60代でも夢は実現できる
その運転手さんは、
おそらく50代か60代だと思います。
その年齢になってもまだ夢を追い、
実現のために努力を続ける姿。
本当に感動しました。
先日行った、
「道山流学習法勉強会」では、
子どもたちに夢を叶える方程式を
伝授しました。
この運転手さん、
まさに実行していますよね。
おそらく4年後には、
テレビで取り上げられていると思います。
※また来年度の勉強会でも
この方程式をお伝えするので、
楽しみにしていてくださいね。
ちなみに私はあまりに感動したので、
人生で初めて、
「お釣りはいらないので、
夢を叶えるための資金に回してください」
と伝えました。
普段は必ずお釣りをもらうのですが、
本当に良い話を聞けたので、
お礼と思って支払いました。
何が言いたいのかというと、
夢を叶えるための行動をとったことで
その運転手さんはまた夢の実現に、
一歩前進できたわけです。
本日のまとめ
同じ仕事をしている人の中にも
夢をもって全力で取り組む人と、
生きるために仕方なく取り組む人がいます。
どちらが良いとか悪いとかはありません。
2人とも社会のために、
一生懸命仕事をされています。
ただどうせ仕事をするなら、
夢をもって仕事をしたほうが、
人生は楽しいのかなと私は思います。
もしあなたが今、
毎日仕方なく勉強していたら、
今一度なぜ自分は勉強するのかを
考えてみてください。
この理由が明確になると、
勉強することが苦じゃなくなります。
明日ですが、
「【実験】子どもの学力は遺伝するのか?」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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