学年が変わって新しい担任の先生になると、いい先生なのかダメな先生なのか気になりますよね。
そこで今回は、私が考えるいい先生とダメな先生の違いを3つお伝えしましょう。
たとえダメな先生になったとしても、親がいくつかサポートをすることで、子どもの一年間を有意義にできるはずです。
違い1.生徒との関係
いい先生は生徒と楽しく話をしたり、生徒が好きなこと(ゲームや漫画なども)を知っていたりします。
共通の話題があるため、生徒からも話しかけやすいでしょう。一方、悪い先生は、生徒と距離があります。
共通の話題がないため話しかけにくかったり、困ったことがあっても相談しづらかったりするでしょう。
ただし、いくら話しやすいとはいえ、生徒と同じ目線になり過ぎるのは危険です。生徒から舐められてしまい、指導ができなくなるからです。
違い2.指導力
いい先生は、ダメな事はダメだときちんと叱ってくれます。一方、悪い先生は、生徒から嫌われることを恐れて何も言いません。
つまり、指導力がないといえるでしょう。これではいずれ、学級崩壊となります。やるべきことができなくなり、成績も下がるでしょう。
私も教師時代、一度学級崩壊したことがありますが、そのときは完全にこのケースでした。
もちろん、手を出したり人格を否定したりする叱り方はいけませんが、何も叱らない先生も良くありません。
違い3.尊敬できるかどうか
いい先生は、生徒から見て人格、能力、知識などの部分で尊敬できるところがあります。
一方、悪い先生は、生徒から見ても尊敬できる点がありません。
多少勉強を教えるのが下手だったとしても、クラブ活動の指導力が抜群に高い先生などは、生徒からも信頼されます。
悪い先生に当たったら?
たとえ悪い先生にあたっても、良好な親子関係が築けていて、親がダメなことをダメだと伝えていれば、大きな問題は起こりません。ただし、
- 学級崩壊するくらいクラスがうるさい
- クラスの中でいじめが起こっていても何もしない
- 評価の仕方がおかしい
本日のまとめ
いい先生は、生徒と距離が近く話しやすい、ダメなことは叱ってくれる、尊敬できる、これらがそろった先生です。
なお、いい先生の特徴は、いい親の特徴でもあります。この3つを満たすためにできることがあったら、意識してみましょう。
明後日ですが、「子どもに多い問題行動とその対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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