新クラスの発表と同時に、担任の先生の発表もあります。先生によって能力に違いがあるので、子どもや保護者に人気の先生とそうでない先生がいると思います。
そこで今回は、子どもにとっても親にとってもハズレの先生にあたってしまった場合、どう対処すれば良いのかをお伝えします。
親のサポート次第で、担任がハズレた時のトラブルリスクはある程度軽減することができます。その結果、担任の先生への不安を大きく減らせると思います。
子どもは楽しく学校へ行くことができ、お父様お母様も安心して子どもを学校に預けられると思うので、参考にしていただければ幸いです。
担任がハズレた時に考えられるリスク
私の教員時代を振り返ってみると、先生のアタリ・ハズレはないにしろ、実力に差があると感じる先生はいました。そのときに考えられるリスクは、レベル別に3つあります。
レベル1は、子どもが勉強せず成績が下がるリスクです。実力のある先生は、子どものやる気を引き出すのがうまいので、成績が上がりやすくなります。
一方、実力がない先生だと、クラスの成績が悪くなります(道山も初めて受け持ったクラスの最初のテストは、学年最下位でした泣)
レベル2は、いじめや不登校が増え始めるリスクです。実力がない先生のクラスは、いじめが起こりやすいです。
また、先生との相性が悪いせいで学校に行きたがらない子どもが増えるので、不登校にもなりやすくなります。
レベル3は、学級崩壊のリスクです(道山も、一度だけやってしまいました泣)
実力がない先生のクラスは、成績が下がり、不登校が増え、いじめが勃発することにより、うまくクラスが回らなくなります。その結果、学級崩壊してしまうのです。
勉強と不登校は親の力で解決できる
担任がハズレだといろいろ問題が起こるのですが、子どもが勉強しなくなる、不登校になるという問題は、ある程度親の力で解決できます。
なぜなら、先生が上手に動機付けできなくても、いい成績をとっている子はたくさんいるからです。また、担任と相性が悪くても、学校に通えている子はたくさんいます。
つまり、レベル1と2の場合は親の力でコントロールが可能なのです。親の力でどうにもならないのは、レベル3の学級崩壊の部分です。
そこで、実力のない先生が担任になったときにやるべきことは、レベル3までいくのを予防することです。
学年主任と連携できるようにしよう
そこで親がやるべきことは、学年主任の先生と連携しておくことです。いじめが起きたり、学級崩壊になったりしたときすぐに頼れるからです。
学年主任というのは、ある程度の経験と実力がないとなれません。つまり、担任の先生に実力がなくても、学年主任の先生に相談することでトラブルを解決してもらえることが多いのです。
学年主任と連携するために、まず親がすべきことは、授業参観や懇談会のときに挨拶をすることです。一度でも顔を合わせておけば、相談しやすいからです。
万が一学級崩壊が起きてしまったら、学年主任にクラスに入ってもらうようにお願いしましょう。これだけで、解決できるケースが多いです。
本日のまとめ
あまり大きな声では言えませんが、先生によって実力に差があるのは事実です。私も新米教師時代は、本当にダメ教師でした。
実力のない先生にあたったときのリスクは、3つあります。成績低下、不登校、学級崩壊です。
最初の2つは、親の力である程度防ぐことができます。しかし、学級崩壊は親の力だけで防ぐことはできません。
そこで、学年主任の先生と顔見知りになっておくと良いでしょう。何か起きたら相談して、トラブルを解決してもらうことができるはずです。
明日ですが、「高校生の引きこもり解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!新クラスで担任の先生が微妙だったら?
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