先日こんな相談を頂きました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。
私の息子は、
今年から中学3年になります。
来年度は高校受験があるのに
テストの成績が酷いです。
ゲームばかりで勉強していません。
何回も勉強してくださいと言っても
聞く耳も持ちません。
どうしたらよいのでしょうか。
高校受験というのは、
やみくもに勉強したら、
成功するというものではありません。
きちんと戦略を立ててこそ、
上手くいくものです。
目指す点数が何点かを話し合おう
今回の相談者のお子さんが、
現在成績がどれくらいかわかりません。
とりあえず最も低いオール1だと仮定します。
この場合、
どのように高校受験対策を、
進めていけばよいのかというと、
まずは、卒業後に、
- 就職したいのか
- 進学したいのか
仮に就職したいと言ったとします。
その場合無理に勉強させる必要はありません。
なぜなら勉強しなくても就職できるところは、
たくさんあるからです。
私の感覚だと、
98%くらいの子は進学したいといいます。
この場合どういう学校に進学したいのかを、
親子で相談をしてください。
仮に普通科の公立に、
進学したいと言ったとします。
ここまでわかったら初めて、
じゃあその高校に進学するために
必要な点数が何点なのかを、
調べればよいわけです。
目標が決まっていないのに勉強できない
今回相談をくださった方が、
現在どういう状況なのか、
メールからは読み取れません。
ただ私が今までに、
5000人以上の保護者の方を、
サポートしてきた経験からお伝えすると、
こういった相談をされる方の8割くらいは、
明確な志望校が決まっていない状況で、
悩まれています。
もちろん中学1年生や2年生の12月までは、
志望校は決められないので、
少しアプローチが異なります。
ただ2年生の12月を超えてからは、
先にゴールを決めてから勉強をさせたほうが、
子どもはやる気になります。
もし公立中学校の普通科に行きたい
という目標であれば、
オール2くらいの成績があれば、
行くことができます。
だから、
「まずはオール2まで上げよう」
とアドバイスすることができるわけです。
高校受験の成功を決めるのは進路選択
この流れを理解すると、
あることがわかると思います。
それは
「高校受験の成功を決めるは進路選択」
ということです。
闇雲に勉強するというのは、
海の上でゴールを決めずに、
ひたすらボートをこぎ続けるのと同じです。
海の上をぐるぐる回るだけで、
いつまで経っても目的地には、
たどり着けません。
行きたい場所をきちんと決めるからこそ、
その場所にたどり着く最短ルートがわかり、
最低限の努力で最大限の結果を得ることができるのです。
受験も同じで、
先に進路を決めるからこそ、
子どもは勉強にやる気を出し、
ゴールにたどり着けるわけです。
4月に全国で高校受験やる気UP勉強会を行います
とはいっても、
- うちの子はまだ進路なんて決まっていない
- そもそも進路の探し方がわからない
- 進路が見つかっても最短ルートの探し方がわからない
とあなたは思っているのではないでしょうか?
安心してください。
実はこれらの問題って、
きちんと解決するステップがあります。
そして今回、
このステップをお伝えする勉強会を、
東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で、
行おうと思います。
また明日の記事で、
詳しくお話ししますね。
ということで明日ですが、
「全てを変えて高校受験に合格した成果報告」
というお話します。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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