習い事続かない問題の対応法

習い事

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中1年女子です。部活(水泳)、習い事のスイミングも休みがちです。子ども自身が選んだものですが、多分辞めるだろうと思います。

共感して、応援せずで良いですか?今までは休まないように励ましたり、送って行ったりしていましたが過干渉になっていたのでしょうか?

全てにおいて投げやりです。勉強もしません。スマホをずーと触っています。

子どもが自分で決めたことなのに続かない、習い事も部活もすぐにやめたいと言う状況だと、親として許すべきか迷いますよね。

実は同じような悩みを持っている方って、非常に多いです。

そこで本日は、習い事や部活が続かない根本的な原因と、対応法、基本的な考え方をお伝えします。

ここが理解できれば、子どもの将来のためにベストな選択ができるでしょう。親子関係を悪化させることも、なくなります。

子どもの習い事は、続かないのが基本

基本

基本的に、子どもの習い事は続かないものと思っておきましょう。

子どもはやりたいことがコロコロ変わるため、ずっと続けられる分野を見つける方が難しいからです。大人だって同じです。

日本の転職経験者が約56%もいることからもわかるように、1回で完璧な仕事に就くことは簡単ではありません。(転職事情に関するアンケート調査より)

そのため、子どもの習い事を始めるときには、「1ヶ月でやめても怒らない気持ち」でいることが大切です。

心の底から頑張れる習い事の見つけ方

やる気のある子供

とはいえ、親としては続けられる習い事を見つけたいですよね。そのためにできることは、3つあります。

1つ目は、興味のある分野を選ぶことです。親がやっていたからやらせるのではなく、子ども本人がやってみたいと思う分野を選びましょう。

2つ目は、負担が少ない所を選ぶことです。家から1時間もかかるところは、親子ともに負担が大きいです。自転車で行ける範囲がいいでしょう。

3つ目は、愛情バロメータを上げることです。多少嫌なことがあっても乗り越えられるようになるには、エネルギーが必要だからです。

愛情バロメータが低いと、もう少しだけ頑張ろうという気持ちが出てこなくなります。

子どもが習い事をやめたいと言ったら?

時間

子どもが習い事をやめたいと言ってきたときには、やめたい理由を聞いて、気持ちに共感し、考える時間を作ってあげましょう。

「それは辛いね。じゃあ1ヶ月経っても変わらなければやめようか」という感じです。

無理に続けさせても才能が伸びないどころか、親子関係が悪化する可能性が高いので注意しましょう。

もちろん、すぐやめさせるのも良くありません。子どもの気持ちはコロコロ変わるからです。考える期間を作るのも忘れないようにしましょう。

本日のまとめ

親子

子どもの習い事って、続かなくて普通です。無理に続けさせようとすると、親子関係が悪化するので注意しましょう。

やめたいと言ったときには、考える期間を決めて、やめるかどうかを子どもに判断させることが大切です。

明日ですが、「受験勉強のモチベーションが続かないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!習い事続かない問題の対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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