先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
受験生の娘は、学校から帰って来るとすぐに横になって寝ます。起こしても起きてくれず、夕飯も遅くなります。 21時ぐらいに起きて勉強はしています。
休日は、何もないと15時ぐらいまで寝ていて、起きてから勉強しています。
本人も起きられないことに悩んでいたので、起こす声かけをしていますが、起きられず怒ってきます。こちらも嫌な気分に。どうしたら良いでしょうか?
学校の疲れから、夕方に寝てしまうというのはよくあることでしょう。しかし21時まで寝ていると生活リズムが崩れ、心配になると思います。
そこで本日は、しっかり寝ているのに起きられない原因や改善方法をお伝えしていきます。
お子さん自身も睡眠の悩みがなくなり、勉強へも一層力を入れることができるようになるはずです。
考えられる3つの原因
はじめに、私は医者ではありません。そのため今までの経験則から、子どもが寝ても眠くなってしまう原因を3つお伝えします。
1つ目は、生活リズムが特殊な場合です。人間は、朝型、昼型、夜型にタイプがわかれます。夜型の子の場合、どうしても学校のリズムに合わないです。
2つ目は、睡眠の質が悪いからです。夜寝ているつもりでも実はしっかり寝られていないと、日中の眠気を引き起こします。
3つ目は、ホルモンの変化です。思春期は成長ホルモンの影響で、睡眠不足になりやすいです。
睡眠の質を上げて体の疲れを取ろう
どの原因で会っても、まずは睡眠の質を上げて、心と身体の疲れをとりましょう。具体的には、部屋を真っ暗にして、適度な温度を心がけるのがおすすめです。
今の時期、暑いのに扇風機だけで我慢していると、寝ているのに疲れがたまっていることもあるので注意しましょう。もちろん、冷えすぎも良くないです。
さらに、ベッドの硬さや枕の高さも睡眠にとっては大切です。合っていない場合、交換するだけでも睡眠の質が良くなるでしょう。
無理せず生活リズムを整えよう
睡眠の質を上げても変わらない場合、無理のない範囲で生活リズムを整えていきましょう。
どれだけ疲れていたとしても、昼寝は15分以内にするのがおすすめです。それ以上寝ると、深い眠りになってしまうからです。
昼寝の後はお風呂に入り、身体を活動モードに戻すのもいいでしょう。さらに、朝の起こし方も大切です。
カーテンを開けて光を入れたり、大音量や振動で知らせる目覚ましグッズを利用したりするのもいいでしょう。
朝起こすと子どもがイライラする場合は、前日に「明日の朝はどうする?起こした方がいい?」と確認してから起こすことが大切です。
本日のまとめ
しっかり寝ていても起きられない場合、生活リズムが特殊、睡眠の質が悪い、ホルモンの変化という3つの原因が考えられます。
生活リズムが夜型の場合、他の子以上に体に負荷がかかります。どうしても辛い時は、無理せず1日休むのもいいでしょう。
明日ですが、「保存版!夏休みの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!しっかり寝ていても起きられないのはなぜ?
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