先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3息子。勉強をしなきゃいけないのはわかっているのに、なかなか行動に移せません。オール3で志望校はオール4です。
勉強時間も短く、その時の気分次第。友達とうまく行かない時は、ずっと考えこみ勉強が出来なくなったりします。
行動に移すためには、どのような声掛けをしたら良いですか?
受験が迫っているのに、子どものやる気が出ないとなると、親としては焦ってしまいますよね。
この記事では、やる気が出ない受験生のために親ができることを紹介します。
子どものやる気を引き出すことができれば、定期テストの点もあがります。内申点が上がるので、受験の合格率も高くなるはずです。
志望校が決まっているのに勉強しない理由
志望校が決まっているにもかかわらず、子どもが勉強しない場合、大きく3つの理由が考えられます。
1つ目は、志望校が明確ではないことです。口では志望校と言っているものの、本心ではそこまで魅力を感じていないことが考えられます。
2つ目は、勉強の仕方がわかっていないことです。やらないといけないことはわかっているものの、どうすればいいかわからずにやる気が出ないことがあります。
3つ目は、親子関係が悪いことです。こうなると、家にいるとストレスが溜まり、勉強に向かう気力が湧いてこなくなります。
中3春の場合、志望校が理由のことが多い
今回のご相談のように、中3の春になってもやる気が出ない場合、志望校が理由であることが多いです。
中2の段階で志望校を決めていたとしても、改めて志望校を見直してみるのがいいでしょう。
高校には、いろいろな要素があります。学科や距離、部活や校風などを見て、少なくとも3つは行きたいと思える高校を探しましょう。
その後、実際に見に行ってみることも重要です。直接見ることで高校生活のイメージが湧き、やる気が上がります。
勉強の仕方がわからないときは?
子どもが勉強の仕方がわかっていない場合、いきなりアドバイスしてはいけません。
子どもから頼まれてもいないのにアドバイスすると、逆に子どものやる気を奪ってしまう可能性があるからです。
子どもが勉強の仕方に悩んでいる場合には、いくつかの解決策を提案するといいでしょう。
親が直接教える方法や、YouTubeや書籍を使って自分で学ぶ方法、または塾や家庭教師などを使用する方法があります。
本日のまとめ
受験が近づいていてもやる気が出ないのには「志望校の魅力が低い」「勉強の仕方がわからない」「親子関係が悪い」といった問題があります。
まずは何がやる気をなくしているかを見極めて、適切に対処していきましょう。
明日ですが、「良かれと思ってやりがちなNG子育て法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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