「わが子の高校受験は絶対に合格させたい」というのは、だれでも持っている気持ちだと思います。
しかし、志望校に合格さえすれば成功とは限りません。そこで本日は、受験対策でやってしまいがちな3つのNGをお伝えします。
これらをやってしまうと、努力が水の泡になってしまうため注意しましょう。
逆にこれらがきちんとできれば、お子さんは楽しく充実した高校生活を送ることができるはずです。
1.友達が行くという理由で高校を決める
友達が行くからという理由で高校を決めると、後悔することが多いです。なぜなら、友達がその高校に受かるとは限らないからです。
自分が受かっても友達が落ちてしまえば、高校に行く理由がなくなってしまいます。
また、友達と一緒に合格したとしても、交友関係は変わっていきます。友達がずっとその子だけというわけではないでしょう。
そのため、「友達」を一番の目的にしない方が賢明です。ただし、複数の高校で迷っている場合、ひとつの判断材料にするのはありでしょう。
2.目的もなく偏差値の高い学校を目指す
「とりあえず偏差値の高い高校に入っておけば上手くいく」という考えって、持っていませんか?
これは、正しい考えとは限りません。偏差値の高い学校というのは、勉強のレベルが高くなるからです。
レベルがあっていないとついていくのが大変になり、勉強で苦しんだり、学校が楽しくなくなったりするでしょう。
もちろん、将来医者や弁護士になりたいなどの夢があって、少しでも偏差値の高い学校に行きたいという目的があれば大丈夫です。
3.定期テストより受験対策を優先する
定期テスト1週間前なのに、受験勉強を優先していませんか?受験生は特に、定期テスト対策を疎かにしてはいけません。
定期テストの範囲は受験にも出るため、受験対策にもなるからです。
さらに定期テストを疎かにしてしまうと、内申点にも影響し、受験の合格率も下がってしまいます。
定期テスト2週間前からは受験勉強は一旦置いておいて、テスト対策を行っていきましょう。
本日のまとめ
友達が行くという理由で志望校を決めたり、目的もなく偏差値の高い学校を目指したりするのはおすすめできません。
また定期テスト前は受験勉強よりも、定期テスト対策を優先させることが大切です。
明後日ですが、「子どもを自立させる親の習慣」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!やってはいけない高校受験対策TOP3
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