私はもともと中学校教師です。
だから教師という立場から、
保護者の方に言えることと、
絶対に言えないことがわかります。
今は教師ではないので、
なんでもずばずば言っていますが、
教師時代はあえて言わないことも、
いろいろありました。
そこで本日は、
教師という立場から言えること言えないことを
お伝えします。
目次
口が裂けても保護者に言えないこと
障害について
その子に何かの障害があるということは、
保護者には絶対に言えません。
最近よくあるのが発達障害です。
- ADHD
- アスペルガー症候群
- 学習障害
などについて、
「お宅の子は発達障害の可能性がある」
とは絶対に言えないのです。
家庭環境について
子どもが荒れてしまう原因の9割は家庭環境にあります。
ただお母さんに向かって、
「あなたの育て方が間違っているから
お子さんが不登校になっています」
とは絶対に言えません。
こんなことを言ったら、
おそらく教育委員会に訴えられ、
懲戒免職になります。
保護者に対して言えること
一方以下のことは、
きちんと伝えることができます。
成績や授業態度
現在どういう成績で、授業を受ける姿勢がどうか
というのはずばずばいえます。
受験
今決めている進路に合格できそうかどうかも、
素直に伝えることができます。
問題行動や症状
発達障害という言葉ではなく、授業中歩き回っているとか、
他の子に比べ漢字を覚えるのが遅い
という症状を伝えることはできます。
学校の先生から本音を聞き出す方法
こういった状況の中で、
学校の先生から本音を聞き出すには、
どうしたら良いのでしょうか?
それは、
「正直に話してほしい」と
伝えることです。
あなたが真剣に、
「うちの子って発達障害の可能性ありますか?」
「可能性があるなら病院に行きたいので教えてください」
と伝えれば教えてくれます。
ただ電話だと言いにくいので
直接会って話を聞くとよいです。
学校の先生は保護者に対して
絶対に言えないことがあって、
実はそれこそ子育てをしていくうえで
大事なことだったりします。
だからこそ、
こちらから聞いてみることが、
非常に大事なるのです。
明日ですが、
「子どもを勉強させたいときに読むべき書籍」
というお話します。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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