アメリカのエスター・ウォジスキーという方をご存じでしょうか?子どもが3人いて、1人はYouTubeの社長、2人目はカルフォルニア大学医学部教授、3人目はバイオベンチャーの社長です。
英才教育をしたわけではなく、親として当たり前のことをしっかりしただけで、子どもが大物になっています。今、この方の著書「TRICK」が、アメリカでベストセラーになっています。
>>TRICK
そこで今回は、彼女がどんな教育をしてきたのかを私がまとめて解説していきます。お子さんの問題行動解決や才能開花にもつながるはずです。
なお、この書籍の内容をベースに私の解釈も入れているので、多少内容と違う部分があるかもしれませんがご理解ください。
今の子育てが間違っている理由
ブラジルで2016年に行われた研究によると、「思春期の女子の4割、男子の2割が心の病」「インドでは高校生の3分の1が不安障害」だといいます。
これは、世界中で行われている子育ての多くが、間違っている証拠です。また最近、反抗的、協調性がない、攻撃的な子が増えています。
これらはすべて自信のなさから来ています。自尊心が低いため、周囲に「自分はできる」と証明するために攻撃的になるのです。
やってはいけない子育て法5選
では、なぜ子どもがこのようになってしまうのでしょうか。著書で紹介されている「やってはいけない5つの子育て」をしているためです。
1つ目は、人を信用するなと伝えること。2つ目は、過保護になりすぎて子どもの自立を奪うこと(ここでいう過保護とは、失敗を恐れすぎるあまり子どもに何も挑戦させないという意味です)。
3つ目は、子どもに自分の意思を伝えることをあきらめさせること。4つ目は、スパルタすぎること。5つ目は、家で携帯を使いすぎることです。
特に5つ目は、最近増えています。親が家で携帯を使いすぎると、子どもは感情的なストレスから回復できなくなるという実験結果もあります。
まずはこれら5つをやめることが大切です。
Youtube社長を育てた子育て法
では、どうしたら子どもの才能を引き出すことができるのでしょうか。まずは、子どもを何かの専門家にすることです。
興味のあることをとことん追求させて、誰にも負けない分野が身につくと、自信につながるからです。
次に、やり抜く力を育てることです。そのためには、ものを与えすぎないことや挫折の経験をさせることが重要です。
与えすぎないことで工夫ができるようになり、挫折を味わうことでそれを乗り越えるときに大きな成長ができるからです。
こういったことを続けていくと、子どもはいろいろな分野で才能を発揮できるようになります。
本日のまとめ
エスター・ウォジスキーは、3人の娘を大物に育てました。実践したのは、子どもを何かの専門家にしたこととやり抜く力を育てたことです。
現代社会の抱える問題は、子ども時代の自信のなさからきていることが多くあります。子どもに自信をつけさせることこそが、子育てにおいてもっとも大事なことなのです。
明日ですが、「塾に行っても成績が上がらない2つの原因」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画を解説!YouTubeの社長を育てた子育て法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。