お子さんの自己肯定感が低いと、親として将来が心配ですよね。実は、自己肯定感が上がると、多くのメリットがあります。
今回お伝えすることをしっかりやっていけば、必ず自己肯定感があがります。将来自信を持って、何事にも挑戦できる人間になるでしょう。
その結果、部活やテストで結果を出すことができたり、人間関係が良好になって人とスムーズにコミュニケーションを取ったりできるようになるはずです。
子どもの自己肯定感が下がる理由
子どもの自己肯定感が下がる理由は、主に3つあります。1つ目は「SNSの影響」です。
SNSでは、他の人の幸せな生活や華やかな投稿が目についてしまいます。これを見て、「羨ましい」「自分には無理だ」と比べてしまうこともあるでしょう。
自分よりもいい生活をしている人の姿を見ると、無意識で自己肯定感が下がってしまうのです。
2つ目は「親子間の会話の減少」です。会話が減ることで親の愛情が子どもに届かなくなり、子どもは自分に価値がないと感じてしまうことがあります。
3つ目は「成績で評価される仕組み」です。勉強が苦手な子どもは、「自分はできない人間」と思い込んで、自信を持てなくなってしまうでしょう。
まずは良好な親子関係を作ろう
では、どのように自己肯定感を上げていけばいいのか。まずは、良好な親子関係を築くことからはじめましょう。
親から愛されていると感じることで、子どもは自分は価値のある人間だと思えるようになり、自己肯定感が上がるからです。
具体的には、子どもが好きな料理を作る、子どもの話をしっかり聞く、子どもと話す時間を作ることを意識してみましょう。
次に小さな成功体験を積ませよう
次に、子どもに小さな成功体験を積ませることが重要です。何かに挑戦して結果が出ると、自己肯定感が高まるからです。たとえば、
- 理科の勉強をして20点アップする
- クラブ活動でレギュラーになる
- 試合で活躍する
- 釣りに行って魚を釣る
いきなり50点アップを目指すのではなく、まずは20点アップを目指すようにしましょう。また、上手くいったらきちんと褒めることが大切です。
愛情バロメータを上げた上で小さな成功体験を積んでいくことで、子どもの自己肯定感を高めることができます。
本日のまとめ
子どもの自己肯定感が下がる理由は、SNSで他人の幸せな生活を見てしまうこと、親子間の会話の減少による愛情不足、成績で評価されることです。
子どもとの会話を増やし、愛情を伝えることで自己肯定感は高まります。
さらに、達成可能な目標を設定し、小さな成功体験を積むことで、子どもは自信を持てるようになっていくでしょう。
明日ですが、「ゲームで失敗すると暴れる子の直し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。