子どもが毎日遅刻や欠席ばかりだと、親としては将来が心配になりますよね。周りの目も気になって、ストレスを感じることもあるでしょう。
そこで今回は、毎日の遅刻や欠席がゼロになった春野さん親子をご紹介します。間違った方法を行い、余計に状況が悪化するケースも少なくありません。
一方で、正しいサポートができれば、子どもの気力は高まり、学校や受験を前向きに頑張れるようになるはずです。
春野さんの成果報告
春野さんのお子さんは、小学校時代は5時間目から登校。中学2年の夏休みまでは、テストも遅刻していたそうです。
深夜まで公園にたむろし、お子さんの問題行動に頭を悩ませる日々でした。そんな中、私が行っている思春期の子育てプログラムにご参加されました。
子育てで3つのことを意識した結果、中学2年の夏休み明けから遅刻がほぼ0になり、学校生活が安定したそうです。
夜にフラフラ外出することがなくなり、数学のテストの点数も7点から49点に大幅にUPしました。
親が行った3つのサポート
では、春野さんはどんなサポートを行ったのでしょうか。主に、3つあります。
- 食事は子どもが好きなものを作った
- 言い争いにならないようにした
- 子どもの要求にできる限り答えようと意識した
その結果、学校生活も成績も、見違えるように改善されたのです。
ではなぜ、これだけで大きな変化が表れたのでしょうか。
子どもの生活リズムが崩れた原因
春野さんの場合、つい子どもに言いすぎてしまい、家庭の居心地が悪くなっていました。これが原因で、子どもの問題行動につながっていたのです。
そこで、上記の3つの行動を行って親子関係を良くしつつ、子どもにとって居心地のいい家庭を作りました。
その結果、夜遅くに外出する理由がなくなったのです。
精神的な安定につながった為、子どもの生活リズムは整い、夜更かしや遅刻もなくなりました。
親子関係が改善された為、エネルギーが出てきて、勉強も頑張れるようになったのです。
本日のまとめ
家庭の居心地が悪さは、子どもの生活リズムが崩れる原因にもなります。
そのため、「子どもの好きな食事を用意する」「冷静で落ち着いた対応を心がける」「子どもの望みをできる限り聞く」これらのことを意識しましょう。
なお、子どもにとって居心地のいい家庭とは、親子関係が良好な家庭です。
親子関係の改善ステップについては、思春期の子育て無料講座で詳しく解説しているので、こちらも参考にしていただければと思います。
>>思春期の子育て無料講座はこちら
明日ですが、「嘘をつく子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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