わが子がいじめにあって不登校になってしまったら、子どもの心も将来も心配になりますよね。
そこで今回は、いじめを乗り越えて第一志望校へ合格させた高橋さんの事例をもとに、不安定な心理状態から受験合格するまでのサポート法をお伝えしましょう。
間違ったサポートをすると、勉強どころではなくなります。一方、上手にサポートすれば、学校に行けるようになり、受験も成功させることができるはずです。
高橋さんの成果報告
高橋さんのお子さんは、中学3年生の時に部活でいじめを受けました。その結果、不登校になり、勉強どころではない状態になってしまったそうです。
そのタイミングで、私が行っている中3の親子をサポートするオンラインプログラムに参加してくださいました。
お子さんへの向き合い方を意識して変えたところ、午前中に2時間ほど別室登校できる日が増えてきたそうです。
さらに、心の負担にならない範囲でできる効率的な勉強法を実践させることができ、最終的に志望校に合格することができました。
現在は毎日楽しく、高校に通うことができています。
親が行った3つのサポート
では、高橋さんはどんなサポートを行ったのでしょうか。大きくわけて、3つあります。1つ目は、担任の先生と連携したことです。
子ども自身が部活の顧問のことを信頼できなかったため、信頼できる担任と連携しながら学校で話し合いを行いました。
2つ目は、一緒に「高校受験対策勉強会」に参加したことです。何をやればいいかわからないという状態をなくし、受験を意識できるようになりました。
3つ目は、無理に学校に行かなくていいと伝えたことです。親からのプレッシャーを感じることがなくなり、子どもも安心して生活ができるようになりました。
この3つを行った結果、受験を成功させることができたのです。
いじめによる不登校から受験合格までの流れ
では、子どもが不登校になった場合、ここからどのように受験を合格させればいいのか、解説しましょう。
まずは、原因を突き止めることが大切です。不登校の原因は、いじめや友達トラブル、勉強がわからないなど、様々なことが考えられます。
こうした原因を突き止め、解決していきましょう。子どもがスムーズに理由を話してくれるように、日頃から愛情バロメータを上げておくことが大切です。
次に、タイミングを見て、無理せず勉強させるようにしましょう。無理にやらせると心が疲れてしまい、勉強や受験への気力がなくなってしまいます。
やり方だけ伝えた上で、子どものペースで勉強を進めさせることを意識することが大切です。最悪、勉強できなくても受験は何とかなります。
しかし、心の疲れなどが取れないと高校にも通えなくなってしまうので、こちらに優先して向き合うことが大切です。
本日のまとめ
不登校やいじめなどがある場合、精神的に心が疲れてしまっています。この状態で無理やり勉強をさせても、さらに心が苦しくなります。
原因を解決した上で、子ども自身が勉強したいと思える状況になるまで待ち、子どものペースで勉強を進めさせることが大切です。
なお、お子さんのやる気が出てきたら、効率のいい勉強をさせることで、短期間で偏差値を上げることができます。
このやり方は、以下の講座で無料で解説しているので、まだ読まれていなければこちらも参考にしていただけますと幸いです。
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明日ですが、「子どものイライラ薬で抑えるのはアリ?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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