お子さんが不登校の場合、高校受験がうまくいくかどうか不安ですよね。でも、大丈夫です。
上手に親がサポートすることで、ベストな志望校を見つけて合格することができます。
そこで本日は、「不登校の子が夢を見つけ、高校受験を成功させた事例」を解説しましょう。
3つのポイントを意識することで、行きたい高校を見つけ、将来の夢を持つことができます。学校や勉強にも、前向きに取り組んでいけるはずです。
山川さんの事例
山川さんのお子さんは、中2の5月から不登校になり「高校も行かない」と言っていました。
そんな中、私が行っている高校受験対策プログラムにご参加されました。
山川さんが子育てで意識されたことは、主に3つあります。
1つ目は「毎朝プログラムの音声学習をした」ことです。これにより子育ての価値観が自然と変わり、愛情バロメータが上がりました。
2つ目は「夢を応援した」ことです。職場体験をきっかけに「保育士」という夢が見つかり、進路について前向きに考えられるようになりました。
夢を保護者が応援したことで、自信をもって勉強を頑張ることができたのです。
3つ目は「志望校の発見サポートをした」ことです。親子で何度も高校の体験会に参加し、行きたいと思える高校を見つけることができました。
以上のサポートの結果、お子さんの不登校は改善し、高校受験に挑戦。見事、念願だった保育進学コースに合格することができたのです。
不登校の子どもの高校受験対策
山川さんの事例を踏まえ、不登校の子どもの高校受験対策では、どのようなことを意識すればいいのでしょうか。
1つ目は「愛情バロメータをUPすること」です。これができていないと、せっかく進学してもすぐに退学してしまう可能性があるからです。
まずは、子どもが学校に行くための「気力」を取り戻すことが大切といえるでしょう。
2つ目は「行けない理由を解決すること」です。友達トラブルなどの理由で不登校になっている場合は、先生に間に入ってもらい問題を解決しましょう。
3つ目は「子どもに合う学校を選ぶこと」です。子どもに合っていなければ、進学しても続けることはできません。子どもに合った学校を見つけましょう。
不登校から高校受験を目指すときの注意点
今子どもが不登校でこれから高校受験をさせていきたい場合、2つのことを意識することが大切です。
1つ目は、「受験」よりも「再登校」を優先することです。
受験が近づくと、つい「勉強しなくていいの?」と言いたくなると思います。しかし、勉強を強制しないようにしましょう。
親がプレッシャーをかけると、子どもは逆にストレスを感じて登校しづらくなってしまうからです。
2つ目は、勉強しなくても行ける高校を探しておくことです。「この高校なら行けるかも」と思える学校が一つでもあれば、受験へのやる気も出てきます。
通信制のような名前さえ書けば入れる学校を、仮でもいいので1校は見つけておきましょう。
本日のまとめ
不登校の子の高校受験で大切なことは、「愛情バロメータを上げる」「行けない理由を解決する」「子どもに合う学校を選ぶ」ことです。
受験よりもまずは「再登校」を優先し、勉強を強制しないようにしましょう。
また、仮でも良いので進学できる高校を見つけることで、子どもが前向きに進めるようになります。
不登校の子どもへの対応方法は思春期の子育て無料講座でも詳しく説明しています。こちらもご覧頂けると幸いです。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「朝起きない子どもを叩き起こすとヤバい理由」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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