素直になれない子どものサポート法

親子

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3の息子。素直に話が聞けず、3年生になってからの成績が落ちました。5科目中平均点以下の科目が四つありました。2年間は評定は4が多く5も3、4個ありました。

どうすれば素直に取り組んでいけるのでしょうか?また志望校は63の公立です。点数を上げるためにどう取り組めばいいでしょうか?

思春期は、自分の意志が出てくる時期です。そのため、「素直に人の話を聞けなくなる」というケースは珍しくありません。

ただ、この状況が続いて成績が上がらないと、親としても心配ですよね。そこで、素直になれない子を改善するサポート法をまとめました。

正しいステップで向き合うことで、親の話を聞いてくれるようになります。成績UPや志望校合格につながるはずです。

まずは愛情バロメータチェック

カレーライス

まずは、愛情バロメータをチェックしましょう。親子関係が悪いと、子どもは親の話を素直に聞けなくなるからです。

そこで、子どもが求めることをできる限り行いましょう。具体的には、子どもの話を聞いたり、好きな料理を作ったりするといいです。

関係が改善しても親の話を聞きたくないという場合、勉強に関しては、塾や家庭教師の先生に話してもらうといいでしょう。

目的は親から勉強のやり方を教わることではなく、成績を上げて志望校に合格することだからです。

次に志望校の見直しをしよう

志望校

次に、志望校の見直しを行いましょう。偏差値63の志望校しか決まっていないと、偏差値が上がらなかったときに困るからです。

現在の偏差値が55であれば、偏差値55や50くらいの学校も志望校に入れておくといいでしょう。

どの高校に行っても子どもが満足できる状態にしておけば、偏差値の高い学校へ無理に合格させる必要がなくなります。

子どもの条件に合う志望校を、複数見つけておくことが必要です。

意見を聞かずに失敗すると、子どもは素直になる

落ち込む子供

子どもが、親や先生の話を聞かずに成績が下がるのは、はっきり言って自業自得です。それを無理に直させる必要はありません。

親は「あなたが求めるなら、勉強方法を教えたりサポートしたりするよ。でも求めないなら、自分で好きなようにやりなさい」という姿勢でいることが大切です。

子どもが頑なに話を聞かず自己流で勉強を続け、志望校に落ちてしまったら、そこで子どもは初めて理解します。

「やっぱり素直に聞いておけばよかった」と。そこまで待ってあげるのも、親の役目です(ただ、必ず押さえの学校は決めておいてくださいね)。

本日のまとめ

塾

子どもが勉強や受験の話を素直に聞いてくれない場合、まずは愛情バロメータを上げていきましょう。

関係がいいのに親の話を聞きたくないという場合は、塾や家庭教師に任せるのも一つの方法です。

最終的に素直になれず志望校に落ちてしまったら、子どもはそこで初めて素直になることの大切さを学びます。

明日ですが、「夏休みのポスターを最速で終わらせるコツ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!素直になれない子どものサポート法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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