勉強や部活など、いろいろなことに力を入れて頑張ることは、成績アップを目指す上で重要です。
ただ、何でも頑張りすぎてしまうのは必ずしも良いことではありません。体力にも気力にも限界はあり、疲れてしまうからです。
状況が悪化すると倒れてしまい、学校に行けなくなることもあるでしょう。
今回は、何でも全力で頑張ってしまう状況を、「うまく手が抜ける」ように改善した冨田さんの成果を紹介します。
お子さんが何かに頑張り過ぎてしまったり、無理していたりする場合、同じようにサポートしてみてください。心も体も楽になるはずです。
全て頑張り疲れてしまう状況が改善
冨田さんのお子さんは、もともといわゆる優等生タイプで、勉強も部活も頑張る性格でした。ただ、やりたくないことも断れず、頑張りすぎてしまうことが多くあったそうです。
そんな時に、中1の子どもがいる保護者だけが参加できるオンラインプログラムに参加してくださいました。
プログラムに参加された後は、頑張りたいことは頑張りつつ、そうではないことは上手く手が抜けるようになったそうです。
生活にメリハリが出るようになり、注力したいことにより一層力が注げるようになりました。
優等生タイプの落とし穴
優等生タイプのお子さんで注意すべきことは、何でも頑張ってしまったり、何でも頼みを聞いてしまったりすることです。
自分のキャパを超えてしまうと、精神的にも疲れてしまい、結果的にやりたいことも頑張れなくなってしまいます。
子どもの時にこの状況だと、社会人になってからも続くことがあります。すると、無理な要求でも断れず、激務で倒れてしまうこともあるでしょう。これでは、将来幸せになれません。
そこで、子どものうちから、上手く手を抜く技術を身につけさせることも大切です。
親が行った3つのサポート
では、冨田さんは、どのようなサポートをされたのでしょうか。主に3つあります。
1つ目は「愛情バロメータUP」です。これが上がると、子どもは親の話を素直に聞いてくれるようになります。
2つ目は「頑張らせるのをやめる」ことです。勉強や部活など、子どもが疲れている時には無理せずに休ませるようにしました。
3つ目は「習い事の整理」です。ずっと何となく続けていた習い事はやめ、頑張らないといけないことを減らしました。
こういったことを意識的におこなったことで、うまく手を抜けるようになったり、日々の生活にメリハリがつくようになったそうです。
本日のまとめ
冨田さんのように、お子さんに上手く手を抜く方法を身につけてもらうのは、そこまで難しくはありません。
ただ、一番難しいのは、良好な親子関係作りです。そこで、もし今、お子さんとの関係があまり良くないなら、まずは思春期の子育て無料講座を読んでみてください。
短期間でお子さんとの関係が良くなり、なんでも話し合える親子関係になるはずです。結果的に、不登校やスマホ依存の解決、勉強のやる気や成績UPにもつながります。
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明日ですが、「『彼女と同じ高校に行きたい』と言われたら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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