先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は、食事を自分の部屋で食べます。話を聞くにも下校したら話題のある時だけ少し話して、すぐに部屋に入ってしまいます。
部屋ではYouTubeやテレビなど見ているようです。どうすればもっと一緒にいて話を聞いてあげられるようになるでしょうか?
最近、「子どもが部屋から出てこない」「子どもの引きこもりがずっと続いている」と悩んでる方が多いです。
実はこの状態、悪化すると完全な引きこもりになります。そこで今回は、部屋から出てこない子どもの直し方をお伝えします。
現在お子さんが引きこもり体質ではなかったとしても、子育て全般に通じるお話です。参考にしていただければと思います。
考えられる2つの原因
子どもが部屋から出てこなくなる原因は、主に2つあります。1つ目は、愛情バロメータが高くないことです。
愛情バロメータが低いと、子どもは親と距離をとろうとします。すると、部屋に引きこもってしまうのです。
2つ目は、家庭が楽しくないからです。親と共通の話題がないと、子どもはリビングにいても楽しいと感じません。
そのため、一人になれる自分の部屋に行きたがります。そこで、テレビ、ゲーム、スマホで友だちと連絡をしていたほうが楽しいからです。
引きこもりの子にできる愛情バロメータUP法
では、どうしたら、この2つの原因を解決できるのでしょうか。今回の相談者さんの場合、下校したタイミングなら、子どもと話すことができます。
まずはここで、明るい表情とポジティブな言葉遣いを心がけましょう。子どもから見た、お父さんやお母さんのイメージをよくすることが大切です。
次に、夫婦・家族間の仲を良くして、笑顔あふれる家庭になるように心がけましょう。これで、家庭の雰囲気も良くなります。
最後に「アイス買っといたよ」「今夜は、唐揚げだよ」など、リビングに来たくなる声掛けをしてみましょう。
共通の話題を増やす方法
上の方法で、一時的に子どもはリビングに来るようになります。ただ、そこに長居するかどうかは別です。
親子で話が続かないと、子どもは部屋に戻ってしまいます。そこで、共通の話題を作るようにしましょう。
たとえば、子どもの好きなことを勉強するのです。吹奏楽に興味があるなら、親もオーケストラの映像を見たりして学ぶのです。
また、子どもが嫌がらなければ、普段やっているゲームを一緒にするのも良いですね。
リビングで、子どもの好きなYouTubeを一緒に見たりすれば、自然と共通の話題が増えていきます。
本日のまとめ
愛情バロメータが高くないとき、家庭が楽しくないとき、子どもは自室にこもるようになります。子どもと共通の話題を増やし、家庭の雰囲気を明るくしましょう。
親との話が楽しいと感じると、子どもは自然に話しかけてきます。リビングにいる時間も、増えてくるはずです。
明日ですが、「モンスターペアレントにならない方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!部屋から出てこない子どもの直し方
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