先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男子、ADHD、不登校です。原因は「勉強にやる気が出ない」だと思います。 愛情バロメータを上げるように良いところチェックを毎日書いてます。
将来の夢はなく、毎日ゲームをして暮らしたい。友達と遊びたい。でも学校に行っていないので新しい友達は出来ない。
小学校の友達は不仲で、ネガティブな事ばかり言います。どうやったらやる気と自信を育てられるのでしょうか。
やる気や自信がないことは、不登校の原因にもなります。特に発達障害傾向がある子の場合、上げるのが難しい場合も多いでしょう。
そこで今回は、子どもの自信とやる気を育てる方法を紹介します。
間違った方法でサポートすると、自信もやる気も出ません。その結果、学校に行けない状態が続くので注意しましょう。
子どもの自信の育て方
子どもの自信を上げるためには、主に2つのポイントがあります。
1つ目は「愛情バロメータUP」です。愛情バロメータは、子どもが自信を持つための土台となります。
親から愛されていると感じると、自分は価値のある人間だと感じる。その結果、自分に自信を持つことができるからです。
そこで一緒にゲームをしたり、ゲームの話で盛り上がったりするといいでしょう。
2つ目は「いいところを見付け、褒める」ことです。すでにチェックはされているようですので、あとはそれをうまく伝えましょう。
やる気の引き出し方
次に、やる気の引き出し方です。この場合、いきなり勉強のやる気を引き出すのは難しいので、
まずは子どもが興味を持っている分野から、やる気を引き出すようにしましょう。
ゲーム好きの子どもなら、ゲームを作ることなら興味が出るかもしれません。そこから、プログラミングの勉強のやる気を引き出すことができます。
会話をしていく中で、ほかにもどんなことに興味をもっているかを見つけて、それに関連した経験をさせていくことが重要です。
学校が合わない可能性も考えよう
相談者さんのように、勉強についていけなかったり、友達ができなかったりする場合、学校自体が合っていない可能性もあります。
学校が合わないと、通うのも楽しくないため、不登校になりやすいです。
こういった場合、一度フリースクールや特別支援学級なども検討してみましょう。
重要なのは学校に戻ることではなく、友達ができ、社会性を育める居場所を作ることです。
本日のまとめ
子どもの自信ややる気を育てるには、愛情バロメータUPや、興味のある分野からやる気を引き出すことが重要です。
また、学校との相性が悪い場合は、フリースクールや特別支援学級の利用も検討しましょう。
明日ですが、「暴力を振るう子に育つ親の特徴3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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