不登校、スマホゲーム依存、激しい反抗期など子育ての悩みの解決策を元教師が解説してみた!

話しかけ

「思春期の子どもへの接し方がわからない」

「子どもの気持ちが理解できない」

と悩んでいませんか?思春期の子どもへの上手な接し方って、意外と知らない方が多いです。

そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の子育てをサポートする道山ケイが、思春期の子どもに接していくうえで大事なポイントを、コラム形式でまとめました。

この記事を読んでいただければ、きっとあなたの子育ての悩みは消えると思います。よかったらこちらも参考にしていただければと思います。

なお、実際に読者の方から頂いた相談とそれに対する回答は、こちらにまとめてあります。

>>子育ての悩みに対する回答一覧はこちら

あと、短期間で子どもへの接し方を学びたい場合は、こちらの無料講座を読まれると良いかと思います。

>>思春期の子育て講座の詳細はこちら

目次

夜遅くまで仕事をしていませんか?

私は大学3年生の時、学童保育でボランティアをしていました。

学童保育というのは小学校が終わった後、親の仕事が終わるまでの間、子どもを預かってもらえる施設です。

このアルバイトをしていると、ある事実に気付きます。それは・・・

お迎えが遅い子ほど問題行動を起こす

子供喧嘩
学童保育に通っている子どもたちには、いろいろいました。言い換えると、問題行動のレベルが高い子から、かなり低い子まで様々な子がいました。

ではどういった子が問題行動レベルが高いのかと言うと、実はお母さんたちが迎えに来る時間が遅い子たちなのです。

学童保育は学校が終わった15時ごろから、19時頃まで行われます。大体16時くらいになると、お母さんたちが迎えに来始めます。

一番遅い子は19時頃に迎えに来ます。16時から17時くらいに迎えに来る方の子どもは、基本的に素直な子が多いです。

勉強ができるできないは関係ないのですが、他人に意地悪をしたりすることはほとんどないです。

一方19時近くになって迎えに来る方の子どもは、人に意地悪をしたり、先生を叩いてしまったり、少しでも嫌なことがあるとすぐに拗ねてしまったりしていました。

今でこそ分かるのですが、これは完全な愛情不足状態ということです。

毎日20時に帰宅し、勉強させるのは無理

夕食
実はこの現象は、子どもが中学校になっても同じだと思います。子どもが部活が終わって家に帰ってきたとき、お母さんがご飯を作って待っている。

こういった家庭と言うのは、多少親があれこれ子どもに干渉しても、すぐに子どもが荒れことはありません。

一方親の方が子どもよりも遅く帰ってきて、さらに夕食は毎晩冷凍食品かお弁当という家庭の場合、親が少し子どもに干渉するだけで、すぐに子どもが荒れてしまいます。

当たり前ですよね。前者の場合子どもの気持ちとしては、多少「勉強しろ」と言われても、「まあ普段お母さんには美味しいご飯を作ってもらっているしたまにはお母さんのお願いも聞くか」となるわけです。

一方後者の場合は、「普段親らしいことをしていないのに、勉強の事ばかり言ってきてうざい」となってしまうわけです。

仕事が忙しい時にすべき2つのこと

疲れ
ではもし仕事があまりにも忙しく、その結果愛情不足になっているとしたら、どうしたら良いのか?

一番効果が高い方法は、仕事を変えるという方法です。最近テレビでも紹介された、「島根県浜田市」と言う地域は、シングルマザーを積極的に受け入れています。

>>介護人材確保のためのシングルペアレントの受入れ(モデル)事業

移住するだけで、
  • 介護の仕事が必ずもらえる
  • 中古自動車が無料で支給される
など母子家庭にとってはかなり優遇された制度です。こういった地域に移住して、新しい仕事をするのも良いと思います。

また手っ取り早くできる方法としては、親と一緒に住む(子どもにとっては、祖父母)ということです。自分が子供に手をかけられないなら、お父さんお母さんに手をかけてもらうわけです。

田舎の地域などでは、実は当たり前のように祖父や祖母が、子どもの子育てをしています。これも一つの方法だと思います。

もし上記の2つとも無理なら、いっそのこと成績を上げることは諦めて、せめて不登校や非行にはならないような子育てをしていった方が良いと思います。

愛情バロメータが下がっている状態で、無理に成績を上げようとして不登校になってしまったら、それは本末転倒だからです。
  • 仕事を変える
  • 親に協力してもらう
  • 成績を上げることをあきらめる
  • まずは会社に早く帰れないかお願いする
方法はいろいろあると思うので、どれが子どもにとって良いのかを、一度考えてみてくださいね。

これからの時代に上手くいく仕事の条件とは?

今の時代というのは、昔とは大きく異なります。昔はただ勉強を頑張って、良い企業に就職すれば、それだけで幸せになれました。

でも今の時代は、それだけでは幸せになれません。ではこれからの時代上手くいく仕事の条件ってなんでしょうか?

21世紀を生きる子供たちにとって、非常に大切なお話だと思うので、是非お子さんにもシェアしていただけると嬉しく思います。

お金をもらえなくて仕事を続けられるか?

お金
私が考える、これからの時代にうまくいく仕事の条件は、「大好きな仕事」だと思っています。

例えばあなたが親から、100億円の財産をもらったとします。この時点で仕事をしなくても、裕福な生活ができるわけです。

こういった状態になると、わざわざ時給900円の単純作業のアルバイトなんてやらないと思います。ではお金がなくても、やりたいって思える仕事って、なんでしょうか?

私の場合、今行っているような、
  • 子どもたちの未来を明るくする活動
  • 保護者の方の子育てをサポートする活動
の2つは極論お金がもらえなくても、続けられる仕事です。あと教師の仕事もそうですね。

最近真剣に、給料はいらないので週1くらいでボランティアで小学校で仕事をしようかと考えています。

なぜなら、これらの仕事って、仕事をしているだけで楽しいからです。だから何時間でも仕事ができます。

ただ私が工場で、ドライバーでねじを回す仕事についたら、1日でやめてしまう思います。

好きな仕事=永遠に続けられる

ねじ締め
工場に行きドライバーでねじを回す仕事が悪いというわけではありません。私には合わないだけです。もしこういった仕事が大好きな人がいたとします。

そしたらその人は、ずっとその仕事を続けられるわけです。嫌々やっている私が、その人に勝てるわけないですよね?

だからその人だけが出世をして、私はいずれクビになるわけです。大好きな仕事というのは、疲れず何時間でも続けられるので、半自動的にうまくいってしまうのです。

平均的な人間よりも一分野でずば抜けた人間を目指そう

子ども
仕事でうまくいくためには、まずは自分が大好きな仕事を、するようにしましょう。そして大好きな仕事が見つかったら、それをとことん追求しましょう。

学校では、平均的に国語、数学、英語ができる子が、良い評価を受けます。

しかしこれからの時代は、国語、数学、英語が1でも技術家庭科の能力だけが、ずば抜けている子の方が上手くいきます。

極論ですが。

ですのでお父さんお母さんたちは、子どもたちの苦手を克服するのではなく、得意分野をさらに伸ばしてあげるように、してあげてくださいね。

道山のメルマガ読者のお子さんの中から、将来の日本を支える人間がたくさん生まれたら、私も本当にうれしいです!

わが子の強みがわかる秘密のテスト

もしお子さんの強みがわかったら、今後の人生がかなり楽に進むと思いませんか?

実はその方法があります。簡単なテストをするだけで、お子さんにとって一番の強みがわかります。そのテストとは何かというと、ストレングスファインダーというテストです。

こちらの書籍についているアクセスコードを使うと、テストをすることができます。

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ストレングスファインダーとは何か?

ストレングスファインダー
この書籍は何かというと、さあ自分の才能に目覚めようというタイトルの書籍です。今回新たに新装版が出ました。この書籍を買うと、中にアクセスコードというものが入っています。

パソコンで専用サイトに飛んで、このコードを打ち込むと、ストレングスファインダーというテストを行うことができます。

ストレングスファインダーとは、人間が持っている強みを34に分類し、自分はその中から何が特に優れているかを確認するテストです。

強みの中には、活発性、公平性、調和性、責任感、ポジティブ、新年、目標思考、未来志向、運命思考、学習欲などがあります。

子どもの強みに合った仕事につくと最強

仕事
このストレングスファインダーですが、どういった活用方法があるのかというと、一番は将来就く仕事です。

自分の強みが生かせる仕事に付くことができたら、自然に出世することができるからです。ちなみに私の場合、目標思考、調和性、未来志向、自我、個別化というのが強みでした

私自身、今行っている仕事は、自分でもかなり合っている仕事だと思っています。私の強みの中に、「個別化」というものがあるので、

おそらく組織で仕事をするよりも、個人でやったほうが力が出るタイプなのかなと思います。今のうちからお子さんの強みを理解し、それに合う仕事につけるように、将来設計をしていくと良いです。

また、係活動を選ぶとき、部活動のポジションを考えるときなどにも役立つかと思います。

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人によって強みは違う

個性
この本を読んでいて感じたことがあります。それは子ども一人ひとり強みが違う。ということです。例えば未来志向という強みを持っている子がいるとします。

彼らは10年先の未来を創造するのが得意です。であれば、多少人とは違った行動をとっていても、それを無理に止めないほうが良いです。

※今の時代だと不思議な行動でも、10年後は当たり前の行動である可能性があるからです。

また部活動でキャプテンをさせるなら、
  • 規律性
  • 最上思考
  • 調和性
  • 社交性
  • 責任感
などの強みがある子の方が良いです。私たち大人は、どうしても子どもたち一人一人の強みとは違った部分を要求しがちです。

でもそれだと、子どもたちは苦手な部分を要求されるので、どんどん苦しくなっていきます。

まずはこういったテストをして、その子に合った強みを生かしていく良いのかなと思います。あと書籍を買うときは、こちらの方法を使うと、お得に買うことができますよ!笑

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新学期の子どもの様子で気を付けること

いよいよ今日から新学期です。新学期というのは、子どもたちにもいろいろ変化が現れるので、いろいろ注意しましょう。絶対に注意すべき3つのことを、お伝えします!

友達関係の変化に注意しよう

友達
一番意識すべきことは、友達関係です。クラスが変わるので、子どもたちの友達関係も変わります。良い友達に変わればよいのですが、悪い友達に変わることもあります。

ですので親として、子どもの友達関係には、目を配る必要があります。ではもし、悪い方向に友達が変化してしまったら、親としてどうしたら良いのか?

詳しいことまでは、ここでお話しすることができないのですが、簡単にいうと、
  • 友達関係を無理に変えようとしない
  • ひたすら愛情バロメーターを上げる
の2つだけを、意識しておけば大丈夫です。

担任の先生との関係に目を配ろう

先生
次に注意すべきことは、担任の先生との関係に目を配るということです。学校の中には、
  • 良い先生と悪い先生
  • 合う先生と合わない先生
などがあります。良い先生でも、子どもに合わなかったらトラブルが起きます。そうなってからでは遅いので、早めの対策が必要になります。

もし子供が、担任の先生のやり方に文句を言っていたら、一度先生と直接会って、話をするとよいです。

クレームを言うという感じではなく、どういう意図で学級経営をしているかを聞くと良いと思います。あまりにおかしい考えの場合は、学年主任に一言伝えておくと、良いですね。

部活の上下関係を意識しよう

部活
最後は部活です。部活動は学年が変わると、立場が大きく変わります。後輩から先輩になると、後輩をいじめる子が出てきたり、調子に乗る子が出てきます。

大きな問題が起きなければ、そのまま見守るだけで良いです。部活の先生がしっかり見てくれます。

ただ子どもが悩んでいたり、部活への意欲がなくなっていたら、何かトラブルが起きかけていると考え、早めの対応をしていくとよいです。

この場合、部活の顧問の先生に電話をし、最近の様子を確認してみるというのが良いと思います。大きなトラブルが起きる前に、早め早めに対応をしていきましょうね!

今まで勉強しか言わなかったなら謝罪をせよ

もしあなたが今まで、子どもに対して勉強の事ばかり話をしてきて、その結果子供が、
  • 激しい反抗期になる
  • 毎日イライラする
  • 全く勉強しなくなった
というのであれば、一度謝罪をして再スタートを切った方がいいです!その理由とは?

子どもは親の言葉にうんざりしている

反抗
なぜ謝罪が必要なのかと言うと、子どもと言うのは本来、親といろいろ話をしたいものです。にもかかわらず、
  • 勉強しなさい
  • 靴をそろえて脱ぎなさい
  • 遅刻せず学校に行きなさい
と言う感じで、あれしろこれしろという指示ばかりされると、親の事が信頼できなくなります。

「結局私はお母さんのロボットなんだ」「お母さんはしっかりしている私しか好きじゃないんだ」

というように感じるわけです。その結果、愛情バロメータが下がり反抗的になります。

失敗した時は誠意をもって謝罪するのが一番

謝る
ここまで説明したような流れで、愛情バロメータがさがり、子どもが荒れていくというのは、毎日私の記事を読んでいるあなたであれば、既に知っていることだと思います。

ただここで多くの人は、「よしこれからは指示する頻度を減らそう」と考えて行動を変える思います。これはこれで大事なのですが、その前にまずすべきことは謝罪です。

「今まで勉強の事ばかり言ってしまってごめんね」「お母さんはあなたが例え勉強できなくても大好きだよ」「これからはもっとあなたが好きな話題の話をしようね」

という感じで、今までの過ちを一度謝った方が良いです

あなたのお子さんも、さすがにあなたが謝ってくるとは思ってもいないので、「いや、そこまで言わなくていいよ」と感じます。そして「俺も少し言い過ぎたな」と感じるわけです。

プライドを捨てることが親子関係改善への最初のステップ

プライド
プライドが高いお父さんほど、子供に謝罪をするなんて絶対に出来ない!と思ってしまうと思います。

しかし、そのプライドが高ければ高いほど、愛情バロメータが上がる速度は遅くなります。あなたが自分の仕事や生き方にプライドを持つのは良いことだと思います。

ただ子どもに対しては変なプライドは捨ててしまった方が良いです。親が上、子供が下!という上下関係は、子育てには存在しないのです

自分のプライドを捨てるという目的でも、一度勇気をもって謝罪をしてみてください。

そして新たな再スタートを切ってみてください。きっとその日から毎日が楽しくなるはずです!

何を言うかよりもどういう気持ちで言うかを意識しよう

例えばあなたのお子さんが、20点のテストを持って返ってきたとします。

もしあなたの気持ちが、「うちの子は本当に頭が悪い!もっと勉強させないと」だとしたらこの点数を見たときにこういうと思います。

「なにこの点数は!勉強しないからでしょ!」その結果子どもは、「どうせ俺はやっても無駄なんだ」というマイナス思考になるので、成績はなかなか上がりません。

一方あなたの気持ちが、「うちの子はやればできる!まだやる気になっていないだけ」だとしたら、おそらくこう言うでしょう。

「すごい点数だね。笑 まあでもあなたはやればできるから、次のテストでは良い点が取れるように一緒に頑張ろうね」こういった声を掛けられた子どもは、まずお母さんに対して無条件の愛情を感じます。

その結果親子関係が良好になります。さらに、「俺はやればできるんだ!」というプラス思考になります。そして次のテストでは結果が出るわけです。

あなたは普段わが子をどう思っていますか?

親ばか
普段からわが子の事を、
  • うちの子は本当に優秀で良い子
  • 日本一かわいい子
  • 将来は必ず成功する人間だ
と言うような感じで、いわゆる「親ばか思考」で見ていると、不思議なことに子どもはぐんぐん成長します。

なぜならきっと多くのお母様が、子どもが小さい頃は上記のような思考で接していたからです。その結果子どもはとても素直で、何に対しても頑張る子だったと思います。

しかし小学校くらいから、テストとか通知表によって、子どもが比較されるようになります。するとお母様としても、
  • うちの子は他の子に比べて頭が悪い
  • 他の子は勉強しているのにうちの子はやらない
  • 他の子は素直なのにうちの子は既に反抗期
と言うような思考に変わっていきます。その結果親が考えている通りの姿に、子供は成長していってしまうわけです。

思考は現実化します!


結局この世の中と言うのは、全て考えていることが実現してしまいます。

わかりやすいのが芸人さんで、どれだけ売れなくても、「俺は将来スターになるんだ」と思っていると、30代や40代になって、なぜか花開いてしまうわけです。

子どもも同じで、普段からうちの子は本当にすごい子!たまたま今の時期だけは調子が悪い!笑というように考えていると、本当に考えている通りに、素晴らしい子に成長します。

だからこそ子どもにとって一番の支えであるお父様お母様が、お子さんを信じてあげてください。

いくら毎朝ご飯を作ってあげようが、子どもの話を聞いてあげようが、子どもを信じていなかったら結果は出ません。この大原則を忘れないでくださいね。

子育てには斜め上の関係が重要?

子育てはあなた一人で行うものではありません。一人で行おうとすればするほど、時間的限界に達して辛くなります。

ではどうしたら良いのかというと、みんなで協力することが大事です。そこで本日は、子育ては誰と協力すべきかについてお話しします。

あまりメルマガでは書いてこなかった斜め上の関係というのがあります。ここを意識するだけで、3倍くらい子育てが楽になると思いますよ。

上下関係や横の関係が最重要

友達
あなたは上下関係や横の関係を大事にしようというお話を、聞いたことがあるでしょうか?子育てにおける上下関係というのは、お子さんと、
  • 学校の先生
  • お父様お母様
との関係です。当たり前ですが、これが崩れると子どもは荒れます。横の関係というのは友達関係です。

社会性がない友達と付き合うと、お子さんも社会に迷惑をかける行為をするようになります。若いときは特に、友達関係が大事です。

上下関係や横の関係は、子育てにおいて最重要事項になります。

今の家庭に足りていないのは斜めの関係

近所
親、先生、友達との関係が非常に大事ではあるのですが、それと同じくらい大事な関係があります。斜めの関係です。
  • 親戚
  • 近所や地域の人
などです。実は最近こういった方たちとの関係が気薄になっています。以前紹介した愛川夫妻って覚えていますでしょうか?

愛川夫妻は奥様は、お子さんが荒れた時、子どもを一人暮らしさせました。その時子どもの様子を定期的に見に行ってくれたのが、叔父さんです。

私自身が中学生の時、何か悪さをするとすぐに親に伝わってしまいました。それはうちの家庭が、近所の人と付き合いがあったので、そこから話が回るからです。

こういった状態だと、子どもが問題行動を起こしたとき、すぐに対応することができます。

親戚付き合いと地域活動を大事にしよう

正月
1月は親戚と会う機会が増えると思います。こういったときこそ普段話さない親戚と、話をすることをお勧めします。

1日一緒にお酒を飲みながら美味しいものを食べれば、ある程度仲が深まります。するとお子さんに何かあったとき力になってくれると思います。

また地域のごみ拾いボランティアや廃品回収などには積極的に参加しましょう。そういった活動を通して、お隣さんと知り合いになれるからです。

時間がある方は、地域で行っている飲み会やスポーツ活動にも参加するといいです。お子さんが地域でトラブルを起こしたとき、きっと力になってくれるはずです。

子どもをコントロールする極意

私は日ごろから、親子関係を良好にするためには、子どもをコントロールしようとしないことが大事だと伝えています。

親が子どもをコントロールしようとすればするほど、どんどん子どもは反発するからです。

ただ親として、どうしても伝えたいこともあると思います。その時はどうしたら良いのでしょうか?

実は上手に子どもをコントロールするステップがあります。もしこれだけは伝えたい!と言うことがある場合は試してみてください。ただし、やりすぎは絶対にダメです。

愛情バロメータという土台があるのが大前提

ステップ
子どもをコントロールするときに、絶対にクリアしないといけないのが、愛情バロメータを上げることです。これができていないと、この後説明するステップは、全く役に立ちません。

最低でもお子さんから毎朝挨拶をしてくるレベルまでは、愛情バロメータを上げるようにしてください。

肯定することが最初のステップ

肯定
例えばお子さんが、「俺高校辞めようと思っている」と相談してきたとします。理由を聞くと、「学校が楽しくないから」と答えました。親として、
  • 楽しくないという理由だけで辞めたら後悔する
  • できれば続けてほしい
と伝えたいとします。この時、最初にやるべきことは肯定です。

「そうなんだ。それは辛いね。お母さんが同じ状態でも、絶対にやめようと考えるよ。だからあなたがそう思うのは仕方ないよ」

こういった言葉をかけてあげてください。人間は肯定されてから出ないと、他人のアドバイスを聞くことが、できないからです。

無条件の愛⇒論理的な説明

親子
次にしてほしいことは、子どもから助言を求められるまでひたすら待つと言うことです。「お母さんならどうする?」こういった言葉が出てくるまで、我慢しましょう。

肯定を続けていけば、必ず質問してきます。そのタイミングが来たら、無条件の愛を示しましょう。その後で論理的な説明をしましょう。

「お母さんはあなたが高校を辞めてもずっと愛し続けるからね。」「ただ今やめるのは勿体無いというのがお母さんの考え方かな」

「なぜそう思うのかというと、・・・という理由があるから」という感じで説明します。このステップを踏むと、初めて子どもに届きます。まずはこれで様子を見ましょう。

最後は感情で押す

愛情
このステップを踏んでも、お子さんが納得しないなら、最後は感情で押します。この時も必ず無条件の愛を伝えた後で、感情を伝えるようにしてください。

「お母さんはあなたが、どういった道に進んでも応援するよ」「だから最後は自分で決めればいいよ」

「ただ今回の件に関しては、あと3か月だけお母さんを信じて、続けてもらえないかな?これはお母さんのたった一つの願い」

「それでも気持ちが変わらなければ、一緒に就職先を探そう」という感じです。愛情バロメータが高ければ、子どもは3か月だけは待ってくれます。

大好きなお母さんに感情的に言われたら、断ることができないからです。このステップを行えば、上手に子どもをコントロールできます。

子どもの才能を理解した子育てをしよう

あなたのお子さんには、
  • とにかく群を抜いて好きなこと
  • 周りの子以上に才能があること
ってありますか?

とにかく群を抜いて好きなこと

サッカー
例えばサッカーが大好きで、いつも部活には誰よりも早く行き、最後まで練習をしているなら、おそらくサッカーがこれに当てはまります。

絵をかくのが大好きで、授業中も家に帰ってきてからも、ずっと絵を描いているなら、おそらく絵をかくことがこれに当てはまります。

服が大好きで、お小遣いは全て服につぎ込み、暇さえあれば一人でお店を巡ったり、ファッション雑誌を読んでいるなら、服というテーマがこれに当てはまります。

子どもによって、何がそのテーマになるのかはわからないのですが、一つくらい朝から晩まで続けていても、疲れないことってないでしょうか

周りの子以上に才能があること

陸上
例えば、国語だけはいつも無勉強なのに絶対に90点以上取れるなら、国語がこれに当てはまります。

特に練習もしていないのに、やたらカラオケで歌を歌うのが上手く、みんなからも褒められているなら、歌がこれに当てはまります。

陸上部でもないのに、やたら足が速く、地域の大会で優勝したことがあるなら、足の速さがこれに当てはまります。

特に練習もしていないのに、ある分野だけずば抜けた能力があると感じられることはありませんか?

好き×才能=将来の仕事

将来の夢
もしこれらの2つの分野があるなら、そのどちらかに関わる仕事に将来就けるよう、今後進路選択を考えてみるのが良いのかなと思います。

なぜなら、好きな分野というのは、何時間やっていても飽きないですよね?

私自身は教育と言う分野がまさにこれで、何時間メルマガを書いていても飽きないのです。もっともっと伝えたいことが湧き出てくるので、仕事が苦になりません。

才能がある分野というのは、文字通り勉強しなくても、ある程度の実力が備わっているので、仕事が上手く行く可能性が高いです。

私自身は人前で話をするというのがまさにこれで、小さい頃から大人数の前に立ち、話をしたりすることが大好きでした

だから勉強会などで、100名の前で話をするのが、すごく楽しいんです。

ここに努力が加わったら誰も勝てない

野球
イチロー選手は、日本でトップ3に入るくらい、野球で結果を出した選手だと思います。だからおそらく、
  • 誰よりも野球が大好き
  • 野球の才能がある
のだと思います。ただこの2つの能力がある人って、日本中にたくさんいると思います。ではイチロー選手は他の人たちと何が違うと思いますか?

それは、イチロー選手は人一倍、野球の練習で努力をしたわけです。大好きで、才能がある分野でさらに努力までしてしまったら、そりゃ世界でトップまでいけますよね?

お子さんの好きな分野を見つけてあげましょう

子どもの才能
だからまず大事なことは、その子にとって大好きな分野って何かをきちんと見てあげることです。次にその子が他の子と比べて、才能がある分野を見つけてあげることです

そしてその2つが見つかったら、その上で「努力」の大切さを教えてあげれば、その子は将来ずっと幸せで充実感のある生活をできるのかなと思います。

子どもの人生が崩壊するキーワード

ありがたいことに、現在は書店に行くと、たくさんの育児本が販売されています。

そういったものを読みながら子育てをすれば、何も考えない場合に比べて、子どもを上手に育てることができます。

ただ間違って解釈をすると、逆に子どもを荒れさせる危険があるテクニックがあります。本日はその一つ、「ピグマリオン効果」についてお伝えします。

ピグマリオン効果とは何か?

ピグマリオン効果

あなたはピグマリオン効果という言葉を聞いたことがありますか?教師や親が子どもに対して期待を持つと子どもの能力が上がるという効果です。

例えば定期テストの時に、「どうせこの子はいい点が取れない」と思って接すると成績は下がります。

しかし、「この子は私の子だから絶対いい点が取れる」と思って接すると成績が上がるのです。実際にそういった研究もおこなわれていて、効果も証明されています。

ここまで読むと、子どもの成績や運動能力には、期待をしたほうが良いと思われるのではないでしょうか?

もちろん適度に期待することは大事です。しかし度を過ぎた期待をしてしまうと、子どもの人生は崩壊します。

過度の期待+挫折は子どもの命を奪う

引きこもり

どういうことか説明します。例えばあなたのお子さんが、水泳で県でトップレベルの実力があるとします。

親としては、そのまま実力を伸ばし続け、いずれは全国大会に出場してほしいと思うのではないでしょうか?

すると多くの方は、「あなたならきっと全国に行ける」「自分を信じれば絶対に大丈夫」という言葉をかけ、家族一丸となって、子どもを応援してしまいがちです。

ただこの行動こそ、子どもを追い込む行為なのです。そのまま順調に成績を伸ばし、全国大会で優勝できれば問題ないです。

しかし優勝できるのは、全国で1人だけです。それ以外の子は負け組になります。つまり挫折するわけです。

もし負け組になってしまったら、その子の人生が崩壊するかもしれないのです。何も期待されず試合に負けた場合、子どもは何とも思いません。

しかし過度の期待をかけられた状態で負けると、普通の子の何倍もの挫折感を味わいます。その挫折感に耐えられなくなると、部屋に引きこもってしまったり、自ら命を絶ってしまったりするわけです。

無条件の愛で包み込むことが大事

愛情

では子どもが何かの分野で、トップレベルの実力がある場合、親としてどのようにサポートすればよいのでしょうか?ポイントは適度な期待と無条件の愛です。
適度な期待を持つ
ピグマリオン効果は本物です。これで実力が伸びることは間違いないです。ただ過度の期待になるのがダメなのです。

「あなたならきっと大丈夫だから頑張ってね」「でも水泳が全てじゃないから負けても大丈夫だよ」こういった感じで、適度な期待にすることが大事です。何事もやりすぎは良くないのです。
無条件の愛で包み込む
もう一つはいつも伝えている無条件の愛です。「大会で負けてもお母さんはあなたが大好きだよ」「もし他のスポーツに変えたくなったら変えていいからね」

「お母さんはあなたが生きているだけで幸せだよ」日頃から無条件の愛が伝わるように、子どもに接していくことが大事なのです。

すると大会に負けて挫折を味わっても、部屋に引きこもることはなくなります。

子どもが親の言うことを聞かない理由

私のところに届く相談で、最も多いのが、「子どもが言うことを聞かない」という悩みです。ではどうしてお子さんは、あなたの言うことを聞かないと思いますか?

実は良い理由と悪い理由、2つの理由があります。それぞれお伝えします。

悪い理由 愛情バロメータが低い

愛情不足
人間は誰でもそうですが、嫌いな人の言うことは聞きません。愛情バロメータが下がっていると、子どもは親の言うことを聞かないのです。

この場合、根気よく愛情バロメータを上げていくしか方法はありません。具体的な方法は、
  • 過干渉をやめる
  • 子どもの要求をできる限り聞く
  • 大好きなご飯を作る
などです。さらに細かい説明は、思春期の子育てメール講座で、解説しています。

良い理由 自立性が出始めている

成長
愛情バロメータが高くても、親の言うことを聞かないことがあります。これは「自立性」が出始めているからです。言い換えると、これは成長ということなのです。

小さいころ子どもは、親の言うことを聞くことしか、できませんでした。ただ大人になるにつれて、自分で考えて行動することが、必要になってきます。

その第一歩が、親への反発なのです。こういったときは、
  • 見守る
  • 失敗したタイミングで伝える
のどちらかが良いです。親が無理に止めようとすると、愛情バロメータが下がるだけなので、一旦見守ります。

そして失敗したときに、「ほらね」と言って、改善策を伝えてあげてください。

親への反抗がすべて悪いわけではない

見守る
親の言うことを聞かないというと、なんだかすべて悪いことのように感じます。ただこれは間違いです。むしろ親が言ったとおりにしか動けない子の方が将来危険です。

親の言うことを聞かなかったとき、どちらの理由で反発しているのかを確認してください。もし前者であれば、子どもへの対応を変えることが大事です。

後者であれば、本当に悪いことをしそうになった時以外は、見守ってあげてください。見守ることも、親としては大切なことなのです。

条件を付けて子どもを褒めてはいけない!

以前、児童精神科医で、伊藤幸弘先生の師匠でもある佐々木正美先生とお会いしてきました。

そこでいろいろと、子育ての極意を伺って来たので、今日はその一つである「褒める」について紹介したいと思います。

褒めることで子どもが悪くなることは絶対にない

自信
佐々木先生もおっしゃられていたのですが、基本的に子どもを褒めるという行為で、子どもが悪くなることは絶対にありません。

よく、「こんなことで子どもを褒めてしまったら甘やかすことになってしまうのではないか」という深読みをしてしまい、
  • 10点満点の小テストが1点上がった
  • 内申点が1だけ上がった
  • テストの順位が1だけ上がった
くらいでは子どもを褒めない、という方がいます。
※特にお父さんにそういう方が多いです。

こういった育て方をされてしまうと、子どもと言うのは極度に自己肯定感が低くなります。

逆に小さなことでも褒められてきた子と言うのは、自己肯定感が大きく上がります。その結果、子どもは根拠のない自信を持てるようになります。

この根拠ない自信と言うのは、人生を生きていく上で非常に大切なものです

ですので、まず大前提として、どんな小さなことでも良いので、子供が何か頑張って結果を出したら、思いっきり褒めてあげてください。

今までに何千人もの子供たちを見てきた佐々木先生がおっしゃられることなので、間違いありません!

条件を付けて褒めることは過干渉である


もう一つ大事なことをお伝えします。それは状況を付けて褒めるということは、絶対にやってはいけないということです。
  • テストで●点以上取ったら褒める
  • 部活で●位以内に貼ったら褒める
こういった条件を付けて褒めるというのは、結局条件付けの愛情と同じです。

もし子どものやる気を出すうえで、●位以内になったら●を買ってあげるという約束をしたとします。そしてそれが達成できなかったとします。

この場合もちろんご褒美は買ってあげられないのですが、頑張った行為自体はしっかりと褒めてあげてほしいのです。

こういった小さな褒める行為の積み重ね、子どもの自己肯定感を高め、良好な親子関係に繋がっていくわけです。

まずは今日か明日のどちらかに、子どもをじっくりと観察して、何か褒められるところがあったら、思いっきり褒めてあげてください。

道山流!引越し解決法

例えばお子さんが、学校で友達と一緒に、先生に反抗しているとします。この場合、愛情バロメータを上げていくことが最初のステップになるのですが、一瞬で直す裏ワザが存在します。

それが、「引っ越し解決法」です。この方法を使うと、どんな問題であっても、一瞬で解決することができます。ただ注意点もあります。

人間は環境に影響を受ける生き物

環境

どれだけあなたがお子さんに愛情を注いでも、お子さんの友達関係が複雑だと、問題行動が解決できないケースがあります。

例えば悪さをやめると、不良の先輩から殴られるというようなケースです。こういったケースの場合、間に親が入ることで改善できるのですが、一番早いのは引っ越ししてしまうことです。

新しい環境に変われば、過去の悪い人間関係を全てリセットすることができるからです。もしお子さんが、
  • いじめを受けている
  • 学校で友達と一緒に問題を起こしている
  • 不良グループから抜けられない
なら、引っ越しを考えてみても良いかもしれません。

愛情バロメータが低ければ解決できない

愛情

ここで大事な注意点をお伝えします。仮に引っ越しをして、お子さんの問題行動が一時的に治ったとします。ただそれは、根本的な解決ではありません。一時的に治ったように見えるだけです。

愛情バロメータが高いなら、一時的ではなく完全に解決できます。しかし愛情バロメータが低いままだと、再びお子さんは問題行動を起こします。

もしかしたら、問題行動の種類が変わるかもしれません。非常に落ち着いた学校に転校したなら、不良グループがないからです。

この場合、部屋に引きこもったりします。大事なことは、愛情バロメータを上げない限り、根本的な問題解決にはならないのです。

子どもの意思を尊重することも大事

親子

もう一つ大事なのが、どこまで子どもの意思を尊重するかということです。愛情バロメータが上がってきていて、お子さん自身も不良グループから抜けたいと思っているなら話は早いです。

お子さん自身の意思と、親の意思が同じだからです。ただまだ愛情バロメータが上がっていない状態で、お子さん自身は不良グループから抜けたくないと思っている場合判断が難しいです。

無理に引っ越しをしても、お子さんだけが戻ってしまったり、親に激しく反発する可能性があるからです。

ただ今の状態のまま放っておくと、大きなトラブルを起こす可能性もあります。なのでどのタイミングで引っ越すかが非常に大事になってきます。

こういった判断については、伊藤幸弘先生や小井出先生などの、専門家にアドバイスを求めるのが、良いと思います。

春休みに親子で実践すべき2つのこと

今日から3月になりました。中学3年生はあと1週間ほどで、春休みになるかと思います。春休みと聞くと、
  • この時期に1年間の勉強をすべき
  • 来年度の予習を進めよう
という感じで、勉強のことばかり、頭に浮かんでしまう方がいます。実はこれは大きな間違いです

春休みにやるべきことは、目先の利益(次のテストの点数を上げる)を増やす行動ではなく、もっと先の利益(子どもの人生そのものが上手く進む)を増やす行動に特化すべきです。

春休みは子どもが変化をする時期

入学式
なぜ春休みは勉強ではなく、子どもの人生そのものが上手く進むための行動を増やすべきなのか。その理由は、春休みって子どもたちの環境が、大きく変化する時期だからです。

小学6年生なら、まもなく初めての中学校生活が始まるタイミングになります。中学3年生も同じで、1か月後に高校生活が始まります。

中学1年生の子の場合、4月から後輩が入ってくるため、先輩になります。中学2年生なら、来年度はいよいよ受験です。

こういった大きな変化がある年は、子どもたちの心境が大きく変わるため、問題行動などが増えやすい時期なのです。

その時期に、「勉強!勉強!」と過干渉になると、親子関係が崩壊します。

実践1 愛情バロメーターを上げる行動が重要

親子
そこでまず初めにやるべきことは、愛情バロメーターを上げる行動です。春休みは子どもと一緒に過ごす時間がかなり増えると思います。そこで、
  • 一緒にゲームをする
  • 一緒に買い物に行く
  • 一緒に料理を作る
というような、子どもとの関係が良くなる行動を普段以上に増やしていくとよいです。

会社が休める環境なら、この時期だけ休みをもらってでも、子供と過ごす時間を増やしてください。ここで手を抜くと、4月からの1年間かなり苦労します。

実践2 夢を見つけるきっかけを創る

海外旅行
もう一つは、将来の夢を見つけるきっかけとなる、行動を増やすとよいです。具体的には、
  • ホームステイに行ってみる
  • 2泊3日で初めての海外に行ってみる
  • キャンプに行ってみる
  • 新幹線で旅行に行ってみる
というような、時間がないとできない経験を、たくさんさせるようにしてください。特に海外旅行などはおすすめです。海外旅行に1度でも行くと、
  • 英語が好きになる
  • なぜか英語に得意意識を持つ
  • 視野が広がる
というような、いろいろなメリットがあります。海外は時間とお金的に厳しければ、新幹線や車で普段はいけないような場所に行ってみるのもおすすめです。

このような経験を毎年1回か2回長期休みのタイミングで入れていくだけで、将来やりたいことが見つかる可能性が、大きく上がる思います。

新しいことor同じことどちらが大事?

以前勉強会に参加された方から頂いたアンケートを読んでいて、とても大事なことに気が付いたので、シェアしたいと思います。

80対20の法則ってご存知ですか?

コーラ
あなたは80対20の法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか?一言で言うと大事なことは、全体の20%ということです。

例えばあなたのスマホに入っている、音楽を思い出してください。仮に1000曲の音楽が入っているとします。

このうち8割の時間は、2割の音楽(200曲)だけを、繰り返し聞いていないでしょうか?

残りの2割の時間で、たまに残った8割の音楽(800曲)をランダムに聞いていないでしょうか?またあなたはコーラを飲んだことはありますか?

コーラの原料を調べていくと、約8割は水でできていると言われています。香料などはたった約2割しか、入っていないわけです。

※本当はもっと少ないかもしれません。

80対20の法則と言うのは、「大事なことは全体の20%だよ!」ということです。

新しいことがあまりなくて残念という感想

目的
今回の勉強会で頂いたアンケートの中に、こんな意見がありました。

非常に素晴らしい勉強会でしたが、メルマガ等で聞いたことがある話があって、もっと新しいこと聞きたかったです。

もし、新しいことを学びたい!という気持ちで参加していただいたなら、私のプログラム作成ミスになるので、これは本当に申し訳なかったです。

ただ私の勉強会と言うのは、「新しいことを伝える」と言う目的で、行っているものではありません。例えば思春期の子育て勉強会の場合、

  • 今より更に良好な親子関係を作る!
  • その結果子どもが抱えている問題を解決する!
  • そして明るい子どもの未来を創る!
と言う目的で行っています。だから私の勉強会は、ほとんど結果が変わることがないけど、新しい知識である8割のことではなく、

メルマガ等で話したことはあるけど、特に結果をもたらす2割の大事な内容をさらに深くお伝えすることを目的に、勉強会を構成しています。

満足度100%よりも結果を変えることに集中

勉強会
確かにお客様の満足度は、新しい知識などを伝えた方が、上がると思います。でもそれでは結果は変わりません。結局満足するだけで、今抱えているお子さんの問題は、何も解決しないわけです。

これだと私としても、何のために貴重な時間とお金を頂いたかわからなくなってしまうので、私としては今後も、とにかく来ていただいた方とそのお子さんの結果が変わるような勉強会を運営していきます。

この気持ちを理解していただけると、本当に結果は変わってきます。

再参加の人ほどとにかく結果が変わる

繰り返し学習
今回の勉強会では、20名くらいの方が、再参加と言う形で勉強会に参加をしてくださいました。その中で頂いたアンケートが、本当に素晴らしいなと思いました。例えばこちらの亜弓さん、

>>亜弓さんのアンケート

前回参加をして頂いた時は、たくさんの悩みを抱えていらっしゃったのに、今回の勉強会ではそれがほとんど消えていたということに驚いたと書いてくださりました。

またこちらの陽子さん、

>>陽子さんのアンケート

前回も同じ内容を学んだはずなのに、忘れていることがたくさんあって、勉強になったと書いてくださりました。

新しいことを学ぶことは楽しいことです。ただ結果を出すということに集中するなら、上記の2名の方のように、同じ内容を繰り返し繰り返し学習した方が、早く結果は出ます。

道山が7つの習慣を50回読んだ理由

本
私自身も元々は、新しいことをたくさん学びたい!というタイプでした。

ただ同じ内容を繰り返し学んだ方が、結果が早く出るということをある方から教えていただき、それから繰り返し学習する習慣を付けました。

特に7つの習慣は、既に50回以上読んでいますが、未だに新しい発見がたくさんあります。もしあなたが今、
  • 何か新しい方法で親子関係が良くできないか?
  • 誰にも教えていない秘密のテクニックを知りたい
と思われているとしたら、その気持ちを持つことは決して悪いことではありません。

※人間として当たり前のことです

ただもし早く結果を出したいと思うなら、新しいことではなく、今まで学んだことで特に大事なことを、再度繰り返し学習した方が良いです。

私の勉強会では今後も、新しいことで結果が変わらない8割ではなく、繰り返しでも結果が早く出る2割の大事な部分をお伝えしていこうと思います。

子どもが親に求めている2つの感情

子どもだけではなく人間はみな、「安心」と「自由」の2つの感情を求めています。特に子どもは、親に対してこの2つの感情を強く求めます。

安心と言う感情とは何か?

安心
例えば学校で先生に叱られるとします。すると子どもは心が傷つきます。その傷ついた心をいやすために、「お母さん今日学校でこんなことがあってさ」と親に話をするわけです。

ここでお母さんが、「そうなんだ。それはつらかったね。」「まあでもみんな失敗をして成長するから、気にしなくても大丈夫だよ」と子どものミスを認めてあげます。

すると子どもは「安心」するわけです。また自分で服を着ることができない時、「お母さん着させて」と言うとします。

ここでお母さんが「仕方ないね」と言い、子どもに服を着させてあげるとします。これも同じように子どもは「安心」します。お母さんはいつでも私の見方だ!と思うわけです。

自由と言う感情は何か?

自立
一方子どもは自由と言う感情も求めています。例えば子どもは小さい頃は、何処に行くにも親に連れて行ってもらわないと行くことはできません。

しかし大きくなってくると、自分の力だけでどこにでも行くことができるようになります。この時に、
  • 一人で遊びに行ってみたい
  • 友達と●●に行ってみたい
という感情が「自由」という感情です。また小さい頃は、親と一緒に寝ていたのを、一人で夜更かししてみたりするのも、一種の「自由」という感情です。

自由という感情は、いい意味で考えると「自立」するために必要な感情なので、生きるために必要なものです

安心と自由の2つを与える勇気が大切


子供がまだ小さかった頃、きっとあなたは子どもの要求を全て受け入れてあげていたのではないでしょうか?

その結果子どもの心は、常に「安心」という感情に満たされていました。

ただどこかのタイミングから、「もう●歳なんだから一人でやりなさい」という言葉を使うように、なっていないでしょうか?

こういった言葉を使ってしまうと、子どもは「安心」が満たされなくなります。その結果親に対して不信感を持つようになります。

そうなってしまわないように、できる限り子どもの要求を聞いてあげることが大切なのです。また子どものことが好きであればあるほど、つい子どものことが心配になってしまいます。

その結果「自由」を奪ってしまいがちになります。もちろんいくら自由と言っても、絶対にダメなことはダメと言わないといけません。ただ、
  • 少し門限を守らなかった
  • 少し夜更かしをした
  • 友達と遠出をした
くらいは、中学生にとって必要な自由だと、私は思います。

※もちろん家庭のルールに従うのが最優先です。

あまり自由をなくしすぎると、子どもは反発して無理やり自由を求めるようになってしまうので、(これが激しい反抗期です)

そうならないように、ある程度の自由は認めてあげるように、してあげると良いと思います。

中学生で2学期に気を付けて欲しいこと

今週から、いよいよ2学期が始まる学校が多いと思います。実は2学期と言うのは、子どもが最も荒れやすい学期です。というのは、

1年生の場合

無気力
1学期は初めての中学校生活なので、嫌なことがあってもとりあえず頑張ります。ただ夏休みに、その緊張がなくなってしまいます。

その結果2学期から急に、だらだらし始めることが多いです。

2年生の場合

部活
部活動で夏休みに3年生が引退します。その結果部活内の権力争いの構図が変わるので、急にいじめが増えたり、急に部活の仕組みが変わったりします。

その結果、楽しみだった部活が楽しくなくなり、学校に行きたくなくなることが多くなります。

3年生の場合

受験失敗
いよいよ受験に向けて、本格的に動き始めます。ある程度成績が良い子はいいのですが、オール2以下の子の場合、「自分は高校に行けないかもしれない」というのが徐々に理解できてきます。

その結果、不安やイライラが溜まるので、先生とぶつかったり、友達に手を出したりすることが多くなります。

こういった、ただでさえ荒れやすい時期に追い打ちをかけるように、2学期は、
  • 文化祭
  • 体育大会
などの行事がたくさんあります。こういった行事では、今までクラスになじめていなかった子が、さらになじめなくなります。

その結果、学校に登校するのが嫌になり、不登校になる子が増えます。2学期と言うのは、教師にとっても生徒にとっても、また保護者にとっても、一番の正念場になるわけです。

ではこの2学期の時期に、お父様、お母様に、気を付けてほしいことは何かというと、
  • いつも以上に子どもの変化に敏感になること
  • できるだけ一緒に過ごす時間を増やすこと
  • 無理をさせないこと
の3つになります。まずは子どもの変化を見逃さないようにしましょう。
  • 普段より食事を食べない
  • 普段より夜遅くまで起きている
  • 普段よりイライラしている
こういった変化にきちんと目を向けましょう。ではどうしたら変化を見つけられるのかというと、一緒に過ごす時間を作ることが大事です。

この時期はいつも以上に、子どもと過ごす時間を作ってください。

最後に、もし子どもが、「学校に行きたくないな」「部活休みたいな」と言うような発言をしたら、無理をさせずに話を聞いてあげてください。

「何を怠けたこと言っているの?」「いいから行きなさい」とかは絶対に言ってはダメです。

「なんだか辛そうだね」「なんだかイライラしているね」「なんだか疲れているね」と言う感じで共感の言葉をかけてあげてください。

3学期になってしまえば、それほど悩みも少なくなると思うので、

※3年生は別ですが。

それまでの間は、今まで以上に子どものことを見てあげてくださいね。

親として繰り返し読むべき3つの書籍

私は昔から本が大好きで、今でも毎月3冊くらいのペースで、新しい本を読んでいます。

本と言うのは、わずか1500円ほどで、著者が長い年月をかけて学んだ知識を全て学ぶことができる、最強のツールです。これほど費用対効果の高い投資はないと思います。

そこで本日は私が日ごろから、あえて繰り返し読むようにしている3つの書籍を紹介します。

最初の2つは、よく紹介しているものですが、最後の一つは最近あまり紹介していなかった書籍になります。

7つの習慣と子どもへのまなざしは必読

7つの習慣
私が過去に10回以上、紹介した書籍があります。それは7つの習慣と、子どもへのまなざしです。

7つの習慣は、人間のパワーを高める本という位置づけなのですが、親子関係を良好にする秘訣が、たくさん入っています。

私は既に、100回は、読んでいて、今でも年に2回は繰り返し読むように心がけています。

>>7つの習慣

おそらくあなたも、もう読んだことがあると思うのですが、本は繰り返し読まないと意味がないです。

前回読んでから6か月以上たっていたら、もう一度読み直してみてください。もう一つは佐々木正美先生の、子どもへのまなざしです。こちらは、日本一の子育て本だと思います。

>>子どもへのまなざし

子育ての教科書ともいえる書籍なので、年に1回くらいは読み直したいですね。

最近読んでいなかったのが鏡の法則

鏡の法則
以前1度だけ、紹介したことがあるのですが、鏡の法則という書籍があります。

>>鏡の法則

こちらは、
  • 道山のメルマガを読んでいる
  • 言われたことは実践している
  • なのに親子関係が良くならない
という方には、特に読んでほしい1冊になります。

若干スピリチュアル的な要素の本だと思われるかもしれないのですが、実は子育ての原則に基づいた本です。

この本に書いてある内容を実践していただければ、それだけで子どもの問題行動が解決する方もいると思います。1年に1度くらいは、読み直したい1冊ですね。

本好きのあなたにおすすめの記事

本
最後に、もしあなたが本が大好きで、月に1冊以上読んでいるなら、是非こちらのページも読んでみてください。

>>本と参考書を日本一お得に買う方法

年に2,3冊の頻度で購入される場合あまり意味がないですが、月に1冊のペースで読まれる場合は、上記の方法で購入されると良いです。

私も昔はアマゾンでのみ購入していたのですが、最近は本の値段に応じて、購入方法を変えています。塵も積もれば山となるので、上手に節約されるとよいと思います。

横峯式幼稚園卒業後の子どもの真実

横峯さくらさんの叔父さんが開発した横峯式教育法というのをご存知でしょうか?この学習法を取り入れた園に通う子は、
  • 逆立ち歩きができるようになる
  • 漢字が小学生レベルまでマスターできる
  • 大量の本を読むことができる
という感じで、とても幼稚園児とは思えないような、能力を身に付けることができます。

この教育法自体は、私もかなりすごいと思うのですが、意外と知られていないのは卒業後の子どもの変化です。

そこで実際に私がメルマガ読者1万人にアンケートを取ってみたところ、驚きの結果が出ました。

実際に横峯式を卒業後の方からの感想

本を読む
先日、私のメルマガ読者の方10000人に、

横峯式の幼稚園を卒業した方で、その後の変化を教えて下さい

というお願いをしました。横峯式が広がり始めたのがまだ最近なので、1人か2人でもいたらいいなーっと思いお願いをしてみた所、何と7名の方が回答してくださいました。

お忙しいところご回答いただいた方、本当にありがとうございました。その感想を読んでいると、意外な事実がわかりました。

今でも結果が出ている方からの感想1人目
勉強が嫌いな子どもだったので、計算は苦手でしたが、本を読むことや字を書くことは好きなようで今でも継続されています。

字はどちらかといえば上手い方かと思います。運動音痴なので得意ではないですが、逆立ち(歩きはできません)とブリッジ歩きは今でもできています。側転は怖がって初めからできなかったようです。
今でも結果が出ている方からの感想2人目
上の子供と同じ幼稚園だったが上の子が卒園後、下の娘が年中の頃に幼稚園が横峯方式を本格導入。

横峯方式だったからなのかわからないが確かに上の子供に比べると運動、記憶力、集中力もあり勉強も良い点数をとってくる。毎年の家庭訪問時には、字が丁寧でキレイだと必ず誉められる。
今でも結果が出ている方からの感想3人目
保育園のおかげなのかは分かりませんが、今はダンス、剛柔流空手、和太鼓、水泳となんでも積極的にこなしております。

柔軟性も当時のままですので体育の時間などで柔らかいねーなどと言われるそうです。

こういった感想を読むと、「さすが横峯式!」と思われるかもしれないのですが、実はこういった感想もいただきました。

意外な真実!横峯式を卒業後には能力が戻る?

小学校体育
能力が戻ってしまった方からの感想1人目
「小学3年生くらいから他の子と変わらない能力になった」まさしくこれです。

2人受けて(現在小5と小3男子)、下の子は体操を続けているのでそれなりに維持していますが、特別に運動能力が高いとは思えないです。

2人とも、それなりで、学力も普通で二重丸がちょっとしかないです。
能力が戻ってしまった方からの感想2人目
小学校のうちは学力心配なしだが、中学からは努力を要するため、努力をすれば上位、サボれば中の上です。

体操教室をやめた時点で全く柔軟性を失い逆立ち歩きは卒園とともに出来なくなりました。
能力が戻ってしまった方からの感想3人目
在園中は、子供たちはどこでも逆立ち歩きや三点倒立など体操をするのが当たり前でしたが、小学校で周りの子がやっていないと恥ずかしがってやらなくなりました。

そのため低学年の頃はまだ出来ていましたが小4の現在では逆立ち歩きは出来なくなりました周りの環境も大きく影響してると思います。

学力に関しては、ワークで楽しく数感覚がしっかり身に付いたためか、算数は苦労なく今現在も良く出来ています。

ただ、幼稚園時代はワークは本当に楽しく取り組んでいましたが、小学校の勉強は楽しそうではないみたいです

何事も継続をしていかないと意味がない

運動の継続
私は横峯式が良いとか悪いとか、そういったお話をするつもりはありません。横峯式で実際に幼稚園時代の能力が伸びるのは事実なので、素晴らしい教育法だと思います。

ただ結局人間というのは、何事も継続をしていかないと、能力が下がってしまいます。私も昔はサッカーでリフティングが100回以上できたのですが、おそらく今は30回くらいしかできないと思います。

勉強面も学習面も、常に努力を継続していくからこそ、結果が出るものなので、なまけず精進すること大事ですね。

横峯式よりもおすすめなのが佐々木正美式

佐々木先生
なお私自身現在は思春期の子育てアドバイザーという立場なので、日々世界中の子育て理論を研究しています。

そんな中、私が現在最も素晴らしいと思うのが佐々木正美先生の子育て理論です。事実荒れている中学生のお父様お母様が、この理論で子どもに向き合うようになると、
  • 子供が勝手に勉強を始めるようになる
  • 不登校や部屋に引きこもる問題が改善する
  • 親に対する暴言や酷いわがままが収まる
  • スマホゲーム依存が軽減する
など驚きの効果が出ています。詳しくはこちらの記事を参考にしていただければと思います。

>>幼児教育の元祖佐々木正美先生のから学ぶ子育ての原則

難解!!人間の欲求と幸せの相互関係とは!?

人間の欲求と幸せの関係って、考えたことはありますか?

これ意外と奥が深い話なので、是非お子さんにも伝えていただけると嬉しく思います。

欲を我慢できる子の方が人生が上手くいく

お菓子
昔こんな実験が行われました。子どもたちの目の前に、美味しそうなお菓子を置いておいて、

「すぐに食べたらダメ」
「我慢してから食べてね」
「長い間我慢できたらご褒美をあげる」

と言い部屋を出ていきます。するとある子は、大人が部屋から出ていった瞬間にお菓子を食べてしまいます。一方ある子は、1時間くらい我慢してから、お菓子を食べます。

そしてその子たちのデータをとっておき、20年後どうなったかを調べると、驚きの結果が出たのです。

すぐにお菓子を食べてしまった子よりも、我慢できた子の方が、金銭面、健康面、人間関係面など、全ての面で裕福だったのです。

長期的に考えられる人間は人生が上手くいく

裕福
なぜこんな結果かになったのかというと、すぐにお菓子を食べてしまう子というのは、目の前の幸せしか考えられません。

わかりやすいのが勉強ですね。毎日勉強をせず遊んでばかりの子は、将来の幸せが考えられません。

だから今目の前にある幸せ(遊び)ばかり得ようとしてしまうのです。その結果将来的な幸せを手に入れられなくなり、長い間苦労することになります。

一方目の前にある幸せ(遊び)を我慢して勉強をできる子というのは、将来的な幸せを考えられています。

その結果自分が入りたい高校に入ることができ、自分がしたい仕事に就いてたくさんのお金がもらえます。だから長い目で見ると、このタイプの方が幸せになれるのです。

将来的な幸せにつながる行動とは?

夢
では中学生の場合、どういった行動を取ると、将来的な幸せにつながるのでしょうか?

私は主に2つあると思っています。
夢を見つける活動を行う
最終的にどういう人間になり、どういう人生を送りたいのかがわからないと、幸せになることはできません。だから自分の夢を見つけられるような活動は積極的に行った方が良いです。

※まだ見つかっていないという場合、夢プロジェクトのように、いろいろな経験をさせてあげると、夢が見つかるスピードが速くなりますよ!
夢を叶える行動を行う
夢が見つかったら、それを叶えるための行動を取ることが必要になります。

もしあなたの夢を叶える上で、勉強が必要なら勉強しないといけません。部活を頑張ることが必要なら、部活で努力をしないといけません。

遊びがダメなのではなく、遊びが将来の夢に繋がるかどうかを考えて、今何をするか決めることが大事なのです。

ということで、今日は少し難しい話になってしまったのですが、目の前の欲に振り回されず、将来的な幸せに目を向けるだけで、数年後の人生が本当に楽しくなると思いますよ!

ストレスなく生き抜く絶対法則

私たち人間は、ただ生きているだけで、たくさんのストレスを感じます。子どもたちは学校で感じ、大人は職場や近所付き合いから感じます。

子どもが学校で感じたストレスを、親が話を聞き解消することができれば、子どもが荒れることはありません。

ではここで、あなたはこう感じたことはないでしょうか?「そもそも学校でストレスを感じなければ、子どもが荒れることって少なくなるのではないか」

また、「親が職場でストレスを感じなければ、そのストレスを子どもにぶつけてしまうこともなくなるのではないか」と。

実は私が教師時代、子どもたちに伝えていた、ストレスなく生きる絶対法則があります。この法則を意識して生活すれば、あなた自身が職場で感じるストレスが減ります。

お子さんも学校で感じるストレスが減ります。今日はこの絶対法則をお伝えしようと思います。もしよかったらお子さんや旦那様、奥様にもシェアしていただけると嬉しく思います。

人間のストレスはどこから来るのか?

嫌われる勇気

少し前に人気になった、「嫌われる勇気」という書籍をご存知でしょうか?

>>嫌われる勇気

この書籍には、人の悩みの多くは人間関係から生まれると書いてあります。私もこれは真実だと思います。つまり子どもは、
  • 学校の先生や塾の先生
  • 友達や先輩後輩
  • お父さんお母さんや兄弟
などとの付き合いから、ストレスを感じているわけです。またお父様お母様は、
  • 夫婦関係や親子関係
  • 職場やパートでの人間関係
  • 学校の先生や塾の先生との関係
などからストレスを感じているわけです。特に大好きな人ではなく、嫌いな人と接するときに、ストレスを感じるのです。

ストレスを無くす一番簡単な方法

友達

ではどうしたらストレスがなくなるのかというと、答えは簡単です。嫌いな人と付き合うのをやめればよいのです。

例えばお子さんが塾に行っていて、先生が嫌いだとします。であれば今すぐ塾を変えましょう。

嫌いな子が同じ塾で、そのせいでストレスを感じている場合も同じです。もし学校に嫌いな友達がいるなら、その子と話をしなければいいのです。

学校の先生で「全員と仲良くしましょう」という方がいますが、あれは間違っています。私はクラスの子に、自分の好きな友達とだけ付き合えばよいと伝えていました。

※もちろん最低限のあいさつや、最低限の付き合いは必要です。

必要であれば転校や転職もあり

教室

もしお子さんが学校に嫌いな先生がいて、その先生のせいで不登校になっているなら、転校してしまえばよいのです。

またあなた自身が仕事やパートで、嫌いな人がいてストレスが大きいなら、転職すればよいのです。

「道山先生、そんなこと言われても、転校や転職って大変なんですよ」と思われるかもしれません。

私も教師を辞めた身なので、仕事をやめるストレスや恐怖はよくわかります。もし仕事をやめたり、転校するときのストレスの方が大きいなら、無理にする必要はありません。

どちらが楽なのかを考えればよいのです。一番良くないのは、何も考えずに我慢し続ける人生です。

小学生の子育ての教科書発見

私は毎月5~10冊ほど書籍を読んでいます。これは面白い!と思う本は、10冊に1冊程度です。実は最近、これは勉強になる!という書籍を見つけました。それがこちらです。

>>伸び続ける子が育つお母さんの習慣

花まる学習会の代表高濱先生の書籍なのですが、これは非常に素晴らしいです。子どもへの接し方の原則が、非常にシンプルにまとめられています。

そこで本日は、高濱先生の書籍の中でも、特に参考になった部分を紹介します。小学生の子どもがいるお父様お母様は必見です!

子どもの集中力は遊びから生まれる

遊び

最近集中力がない子が増えています。
  • 勉強を始めてもすぐにスマホをいじる
  • 本を読んでも5分で飽きる
子が多いです。高濱先生によると、集中力が一番伸びるのは幼児期だそうです。幼児期に子どもが夢中になれる遊びを飽きるまで徹底的にやらせると、集中力がある子に育つそうです。

一方子どもが集中して遊んでいるのに、「もう終わり!」と言って遊び道具を取り上げる子育てをしてしまうと、将来集中力がない子に育ちます。

これは私も同感です。例えば部活動を飽きるまでやれる子は、部活を引退した後勉強にも集中できます。

何か好きな分野に集中できる子は、勉強の集中力も上がるのです。もし今お子さんが、何かの分野に熱中しているなら、それをさせることも大事なことです。

片付けができない子に中学受験はNG

散らかっている

道山先生!うちの子は今私立中学に通っているのですが、勉強についていけず赤点ばかりです。どうしたら良いのでしょうか?

という相談を良くいただきます。これは子どものレベルと学校のレベルが合っていないのが原因です。

では小学生の段階で、中学受験をさせるかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか?

高濱先生によると、小学6年生の時点で片付けができるかどうかが判断基準になるそうです。片付けすらできないのに、無理やり私立中学に入れてしまうと、勉強についていけなくなるそうです。

長い間、たくさんの幼稚園児から小学生までを指導してきた高濱先生だからこそわかる基準なのだと思います。

もし今お子さんを私立中学にいれようか迷っていたら、一度参考にしてみてくださいね。

小学校教育のスペシャリスト

伸び続ける子が育つお母さんの習慣

高濱先生は、幼稚園児から小学生までの学習をサポートするスペシャリストです。書籍を読んでいて、特に小学生の勉強と子育ては、日本トップレベルだと思いました。

今回私が読んだ、「伸び続ける子が育つお母さんの習慣」という書籍は、小学生の子どもがいる方に非常におすすめです。

子育ての原則がシンプルにまとめられているので、まさに小学生の子育ての教科書と言えます。よかったら参考にしてみてください。

>>伸び続ける子が育つお母さんの習慣

子供を叱る本当の目的とは?

子供を叱る目的って、考えたことありますでしょうか?良い機会なので、10秒くらい考えてみてください。

・・
・・・・
ありがとうございます。

子供を叱る意味とは!


あくまでも私自身の考えなのですが、子供を叱る本当の意味は「子供の過ちを正すため」だと思っています。

ただ残念なことに、この意味を理解せずに、子供を叱っている方が非常に多いように感じます。

実は私自身、昔からあまりイライラしない性格で、教師時代も感情的になって、子供を叱ったことがあまりないです。

だからいつも、子供を叱るときは、「ここで叱ってあげないと、どんどん悪くなるな」と感じたときのみ、あえて感情的に叱っていました。

だから心の中では、「こいつの心に届けるぞ!」という冷静さを保ちながら、表情だけ感情的に叱っていました。ただ、私のようなタイプと言うのは、正直まれだと思います。

基本的に多くの方は、子供を叱るときに、本来の意味である、「子どもを正す」というのを忘れてしまいがちです。

子供は敏感です!

悩む子供
どういうことかというと、子供の行動に対して、自分がイライラしてしまい、その感情を発散するために、子供を叱っている方が多いです。

子どもは敏感なので、親や教師がどういった意図で自分を叱っているかわかります。もし自分のイライラを発散するために子どもを叱っているのであれば、子どもはあなたに振り向かなくなります。

よく理不尽なことで叱ってくる上司っていましたよね?結局あういう人と同じように見られてしまうのです。

逆に、子供を正すという目的をしっかりと持って叱ると、なぜか子どもは、叱った意味を理解してくれます。その瞬間は反発しても、時間が経つと自分が悪いと理解できます。

もし子どもに対して、カッとなってしまったとき、子供を叱る本当の目的は、「子供の過ちを正すため」という言葉を心の中に入れてから叱ってみてください。きっと理解してくれると思いますよ。

しっかりママvsだらだらママ

今日のお話は、今後子育てをしていくうえで、本当に大事なお話です。だから全員の方に、読んでいただきたい内容です。

ただこの記事を読んだ方の33%は、おそらくイライラすると思います。

「そんなわけないでしょ」「道山先生の偏見ですね」と思われると思います。もし少しでも嫌な気分になったら、その場でページを閉じていただいて構いません。

ただ私は思春期の子育てアドバイザーとして、真実を語ります。

あなたはどちらのタイプ?

しっかりもの
母親には2種類のタイプがあります。しっかり者タイプと怠けものタイプです。以下あなたはどちらの傾向が強いか考えてみてください。
しっかり者タイプ
何に対してもマメでしっかり者。仕事をてきぱきこなし、会社でも重要な役をしている。勉強にも熱心で、だらだらテレビを見るなら、本を読んだりヨガをしたりしたほうが良いと思う。
怠けものタイプ
心の中ではしっかりしないとと思いつつもついだらだらしてしまう。気を抜くと家でテレビを見ながら、うたたねをしてしまう。

最低限やるべきことはこなすが、あまり活動的に動き続けると疲れてしまう。もちろん、完全にどちらかという方は、少ないと思います。

どちらの傾向が強いか?という話になります。

一緒に仕事をするならテキパキタイプ

親子
私は自営業という立場です。だから仕事が生きがいです。そんな私の感覚だと、もし一緒に仕事をするなら、100%テキパキタイプを選びます。

良い資料が早く上がってきそうですし、1お願いしたら10返ってきそうだからです。もしあなたがテキパキタイプなら、今後も昇進し続けられると思います。

ただそれを自宅でも続けていたとしたら危険です。なぜなら子どもが求めるのは、怠けものタイプのママだからです。

子どもは家にいるときはだらだらしたい

学校
社会はテキパキタイプを求めます。だから子どもは学校で、「早く勉強しろ」「時間だ!次の教室に移動」「さっさと部活の片づけをしろ」と動かされています。

だからせめて自宅にいるときは、だらだらしたいと考えています。あなたがテキパキタイプで、子どもにもそれを強要していたら、子どもは家の居心地が悪くなります。

その結果、引きこもるようになるのです。仮に外ではテキパキタイプだとしても家にいるときはだらだらタイプになることが大事です。

忙しくしていると、子どもは親に話しかけられません。だからあえてダラダラして、子どもが話しかけやすい時間帯を作ってあげてください。

中学生の保護者の方に必ず見ていただきたい映画

実は先日、仕事の関係で海外に行くことがあり、その機内の中で久しぶりに、映画を見ていました。

そこで見たある映画に、私はかなり感動をしてしまいました。その映画とは「ビリギャル」です。

子どもがいる方はビリギャルを見ましょう

塾
実は私はビリギャルの本は、過去に読んだことがあったのですが、映画を見たのは初めてでした。その結果、
  • とにかく感動する
  • 親子関係を良好にする秘密がわかる
  • 普通に面白い
という3拍子揃った最高傑作でした。実際のところは良くわからないのですが、映画の中では主人公のさやかちゃんのお父さんが、本当に最低な父親なのです。

※演技なのか事実なのかはわかりません。

さやかちゃんの弟をプロ野球選手にするため、さやかちゃんの子育てには一切かかわらず、ひたすら弟の事ばかり考えています。

その結果さやかちゃんとの関係が悪くなり、もう父親の役割はほとんどはたしていません。もしあなたがこういった状態になっていたら、それが客観的にわかるので勉強になると思います。

※映画の中では最後にお父さんが、気持ちを切り替えて最高のお父さんに変わります。

さやかちゃんのお母さんは最高のママ

親子
一方さやかちゃんのお母さんは、本当に絵にかいたような最高のママです。

例えさやかちゃんが学校をさぼっても、さやかちゃんの事を叱るのではなく、ひたすら学校の先生に頭を下げます。

またさやかちゃんが、「私慶応に行きたい」と言った時、それを心の底から応援してあげます。そして塾代を稼ぐために、夜遅くまでパートを頑張ります。

さやかちゃんがどれだけギャルになっても、最後道を外さなかったのは、お母さんとの関係が非常に良かったからだと思います。

もし今子どもへの接し方が良くわからず、悩んでいるとしたら、一度さやかちゃんのお母さんの考え方を参考にしてみると良いです。

※ビリギャルは、Uネクストの無料体験を利用すると、TUTAYAでレンタルをしなくても、閲覧することができるのでおすすめです。

>>U-NEXTの公式サイト

家族で一緒に映画を見に行くのもあり


あと話は変わるのですが、先日今の小学生たちの気持ちを理解しようという想いから、「ペット」という映画を見に行ってきました。

夏休みだということもあり、たくさんの家族が見に来ていました。DVDでも映画館でも良いので、たまには家族で映画を見に行くというのも愛情バロメータを上げる目的でとても良いと思います。

ビリギャルも親子で見られる映画ですので、一度休みの日に家族で見てみてくださいね。

最低限すべきお金の教育

私たち日本人は、学校でお金について学びません。毎日使うものなので、本来5教科よりも大事です。でもなぜか、授業にお金という項目がありません。その結果大人になってから、
  • 借金地獄になって破産
  • 給料が上がらず貧困
に悩む方が増えています。あなたのお子さんに、そうなってほしくないので、本日は最低限子どもに伝えるべきお金の教育をお伝えします。

もちろん道山は、銀行員でもありませんし、お金の専門家でもありません。このお話はあくまでも、道山はこう思うという話になります。

お金の本質は価値の代償

野菜
最初に伝えるべきは、「お金とは何か?」という基本的な概念です。これはお金が誕生した歴史を考えていくと理解できます。大昔、お金はありませんでした。

米、魚、野菜などを各自で生産し、それを物々交換していただけでした。ただ魚って腐りますよね?米は持ち運びに不便ですよね?

そこでお金が誕生したわけです。つまりお金というのは、魚、野菜、米などの代わりです。価値の代償と考えられます。これがお金の本質です。

お金持ちになりたいなら価値を生み出す

イチロー
次に子どもたちに伝えてほしいのは、お金持ちになる方法です。仕組みは意外とシンプルです。

お金=価値の代償なので、たくさんの価値を生み出す人間になることができたら、自然にお金持ちになれます。

例えば日本トップレベルのお金持ちである、ソフトバンクの孫正義さん。孫さんは携帯電話を日本中に広めるという価値を生み出しました。だからお金持ちになりました。

メジャーリーガーのイチロー選手。イチロー選手は野球を通して、人々に感動や興奮という価値を与えました。だからお金持ちになりました。

ユニクロを作った柳井社長。柳井社長は安くて機能性の高い衣類という価値を作り出したことで、お金持ちになりました。上記の3人が生み出したものは、
  • 携帯電話を広める
  • 野球を通した感動や興奮
  • 機能性の高い衣類
バラバラです。ただ全て他の方にとって、価値のあるものです。それを作ったからお金持ちになったのです。

借金だけは絶対にダメ教育

お金
お金本質とお金持ちになる方法を伝えた後、最後にすべきは破産しない防衛策です。これも非常にシンプルで、「借金をしない」ただこれだけです。

お金持ちになるには、価値を生み出せばいいです。借金というのは、その真逆で誰かから、お金を借りるという価値をもらうことです。

お金持ちになる方法の真逆の行為なので、それを続けていったらいつか破産します。もちろん世の中には、借金をうまく活用して、お金持ちになっている人もいます。

しかしそれは、お子さんが将来大人になった時自分で学べばいいです。小さいころ親がすべきことは、「借金はダメ」と教育することです。

この価値観さえしっかり植え付けておけば、将来お子さんが大失敗することはなくなると思います。

お金で子どもの愛情は買えるのか?

愛情バロメータを上げるためには、子どもの要求を聞かないといけません。では子どもが「●●買って」と言ったとき、その要求を聞いても愛情バロメータは上がるのでしょうか?

これは家庭環境にもよるのですが、基本的には上がりません。その理由について解説します。

バブル時代以前までは効果的だった

白黒テレビ
なぜ上がらないのかというと、今の日本は非常に豊かな国だからです。一家に一台はテレビ、冷蔵庫があり、一人一台スマホがあるのが日本です。

これほど豊かな状況だと、テレビを買ったところで、愛だとは考えられないのです。むしろ、買ってくれて当たり前。ないのはおかしいとさえ思ってしまうのです。

参考までに、バブル時代以前までは、物を買ってあげることで、愛情を伝えることができました。なぜなら、当時は日本全体が貧乏だったからです。

テレビを買うためには、1ヵ月必死に働かないといけませんでした。それほど頑張って買ったものだからこそ、愛情を感じることができたのです。

愛情を感じるには手間と時間が必要

料理
では人間は、どういったことに愛情を感じるのでしょうか?

実は「手間」と「時間」というのがキーワードになります。例えば手料理を作るというのは、非常に手間と時間がかかります。だから子どもは愛を感じるのです。一方、
  • ご飯を食べに行く
  • 惣菜を買ってくる
のはそれほど手間がかかりません。だから子どもは愛を感じなのです。お金で愛は買えないということなのです。料理以外だと、
  • 学校の送り迎えをする
  • 休みの日に子どもの趣味に付き合う
  • 一緒に旅行に行く
  • 病気の時に看病をしてあげる
などは愛情バロメータを上げるうえで効果的です。

頑張って働いてくれたことへの感謝を意識させる

仕事
今の時代、手間と時間がかかることでしか、愛情を伝えることはできません。ただここで考えてほしいのは、仕事をしてお金を稼ぐことも、実は時間と手間がかかっていることなのです。

もしあなたが母親という立場で、普段から子どものために料理を作っているとします。するとあなたとお子さんの関係は良いと思います。子どもは料理に愛を感じるからです。

しかし仕事をしているだけの旦那さんには、愛情を感じておらず、子どもと父親の関係が悪かったとしたら、それはあなたが仕事の大変さを伝えないといけません。

「お父さんは家族のために働いてくれている。なかなかあなたのために時間が作れないけど、そこは理解してあげてね」と。

仕事が忙しい旦那さんで、こういったフォローをあなたがしていないと、お父さんと子どもの関係はどんどん悪くなるので、注意してください。

お金で愛を買うことはできない時代ですが、お金を稼ぐことも大事なことなので、この辺りはうまくバランスを取ってくださいね。

夏休みに家族で行いたい活動TOP3

4月から新クラスがスタートし、勉強、部活、遊びと頑張ってきた子どもたちにとって、夏休みは久々の休暇のため、時間的な余裕があります。

日頃は、自宅、学校、塾を行き来している子にとって、夏休みは新しい経験を積むとっておきの機会です。

そこで本日は、今年の夏に家族で行いたい活動TOP3について紹介します。良かったら夏休みの計画作りの参考にしていただけると幸いです。

自宅、学校、塾を往復する生活で欠ける能力

登校

日本の子どもたちの多くは、自宅、学校、塾を往復するだけの生活をしています。5教科の知識をつけることと、部活動の能力を伸ばすことだけが目的の人生であれば、これでも問題ありません。

しかし多くの子は、「将来楽しい生活を送りたい」「将来お金に困らない生活を送りたい」と思っているはずです。そこがゴールだと、自宅、学校、塾を往復するだけの生活だとまずいです。

なぜなら、将来どういった生活を送りたいかという明確な目標が見つからないからです。自宅、学校、塾だけの生活で見つかる目標というのは、
  • 親が行っている仕事を行う
  • 学校の先生や塾の先生になる
  • テレビで見た仕事や生き方を行う
くらいだからです。そこで夏休みなどの時間的な余裕があるときには、普段できない経験を子どもたちにさせてあげると良いです。

普段できない活動を考える3つの視点

ハワイ

ではどういった活動がお勧めなのか?3つの視点で考えていくと良いです。今回はランキング形式で紹介します。
第3位 行ったことがない場所に行く
第3位は場所を変えてみるということです。日ごろ、自宅、塾、学校の往復しかしていないなら、普段はいけないところに行くと五感が刺激されます。

例えば日ごろ都会に住んでいるのであれば、田舎に行ってみる。田舎に住んでいるのであれば都会に行ってみるのは非常に良いです。

もしあなたが都会に住んでいるとして、今年の夏は田舎に行ってみると計画したとします。この場合、過去に行ったことがない都道府県に行くとなお良いです。

都道府県ごとに雰囲気や空気が違いますので、それを感じるだけでインスピレーションが湧いてきます。できればその土地でしか食べられないものを食べると良いです。
第2位 会ったことがない人に会う
第2位は会う人を変えてみるということです。例えば普段学校の先生、地元の友達、家族としか会っていないなら、普段とは違ったコミュニティに参加してみるということです。

例えば家族向けバスツアーなどに参加すると、普段会わない子と話をすることになります。そういったところからコミュニケーション力が上がります。

また普段日本人としか会っていないなら、他の国の人と会うのもおすすめです。少しお金はかかりますが、海外に行ってみようと言うことです。

サッカーが好きな子であれば、海外のサッカーを見に行くだけで大きな刺激になります。

なお海外に行く場合、以前プレゼントしたこちらのマニュアルで説明している方法で計画するとほぼ無料で海外に行けます。

>>道山流わが子を海外にほぼ無料で連れて行く方法
第1位 聞いたことがないものを聞く
第1位は聞いたことがないものを聞くです。動画やテレビが発達している現代というのは、どうしてもテレビを通した音ばかり聞いています。

そこで夏休みなどを利用して、普段聞かない生の音を聞いてみると良いです。例えば夏は、野外フェスがたくさん行われていますよね?

最近は家族でゆったり音楽を聴くフェスティバルも全国で行われています。こういったものに参加するのも非常にお勧めです。

>>日本で一番有名なフジロック

中学生以下は無料で入れますし、キャンプしながら音楽を聴くことができます。音楽好きなお父さんお母さんにとっても良い気晴らしになると思います。

たまには自分の心の声を聴いてみよう

心の声

また聞いたことがないものを聞くという意味で、普段は忙しくてできない自分の心の声を聴くというのも大事なことです。

例えば3年生であれば、本当はどういった高校生活を送りたいのか?来年からどの高校に行きたいのか?を自分の心に聞いてみるのです。

心に聞くと書くと難しく感じるかもしれませんが、目をつむりゆっくりと呼吸をし考えるということです。

普段のバタバタする毎日では聞こえてこなかった自分の心の声が聞こえるようになると思います。イライラした気持ちも落ち着くのでおすすめです。

新時代の子どもの問題行動とは?

思春期の子どもの問題行動は、日々変化しています。この変化をたどっていくと、これからの時代に子どもが行う問題行動がどういうものなのか、予測できるようになります。

予測が立てられるようになると、早い段階から対策を練ることができるので、
  • 未然に防ぐ
  • 悪化する前に対応する
ことができるようになります。そこで本日は子どもの問題行動の変化と、これからの時代に起きる問題行動についてお伝えします。

20年前の問題行動は外+集団

バイク

今から20年ほど前の子どもたちが愛情不足になったとき、今とは少し異なる問題行動を行っていました。キーワードは「外」と「集団」です。
外で行う問題行動
バイクで夜中に街を暴走したり、学校に侵入して物を壊したり、万引きをしたりする。このような、家の外で行う問題行動をしていたのが、今から20年前の子どもたちです。

もちろん今でもこういった問題行動を行っている子はいます。しかし明らかに減ってきています。暴走族も今では死語になりつつあります。
集団で行う問題行動
当時の子どもたちは、10人以上の大人数で行動することが多かったです。夜〇時に公園に集合して、学校を荒らしに行ったり、街を暴走したりしていました。

今では公園に集合する子たちは、ほとんど見なくなりました。

新時代の問題行動は内+個人

スマホ

これからの問題行動は、どのように変化していくのでしょうか?実は少しずつ兆候が表れてきています。キーワードは「内」+「個人」です。
部屋に引きこもって行う問題行動
外に出て問題を起こす子が減った代わりに、部屋に引きこもってゲームを行ったり、ハッキングなどの技術を使って、他人の口座からお金を盗む犯罪が増えています。

こうなった一番の要因は、インターネットの普及です。これからスマホやインターネットがますます発展してくると、この流れはさらに加速すると思います。
個人で行う問題行動
今の時代、わざわざ公園に行かなくても、スマホを使うことで友達と繋がることができます。その結果、わざわざ集団で問題行動をするのではなく、

一人でスマホやパソコンを使って、問題行動をするケースが増えてきました。ツイッターを使った売春行為やSNSを使ったいじめはその代表例です。

子どもを守るために必要なのはコミュニケーション

コミュニケーション

この流れが加速した場合、親としてどのように子どもに接していけば良いのでしょうか?キーワードは「コミュニケーション」です。

新時代の子どもたちは部屋に引きこもり、スマホやパソコンで問題行動をするので、パッと見良い子に見えます。

つまり発見するのが難しいのです。そこで大事なのが、日頃からコミュニケーションを取ることです。

いつでも気軽に話せる家庭を作っておけば、仮にLINEで虐められた時、すぐに親に相談することができます。

愛情バロメータを上げることも大事です。親の愛をきちんと子どもに伝えておけば、子どもは親を裏切れなくなります。

友達がLINEいじめをしていても、その子だけは参加するのをやめたり、先生に報告するようになります。

発見が難しいことだからこそ、愛情バロメータを上げて予防することが大事になってくるわけです。

なぜ現代の子はLINEに依存するのか?

思春期の子どもがいるお父様お母様にとって、今一番悩みの種になっているのが子どものスマホ依存だと思います。その中でも特に、LINE依存で悩まれている方が多いです。

ではなぜ子どもたちは、LINE依存になってしまうのでしょうか?これはLINEを運営している会社が悪いわけではありません。実は現代の日本の生活環境が変化していることが原因です。

そこで本日は、なぜ現代の子どもたちがLINE依存になっているかという原因とその問題に対する親の考え方をお伝えします。

これを読むと、悪いのは子どもではなく生活環境というのがわかるため、少しだけイライラが軽減すると思います。

思春期の子どもにとって最も大事なことはつながり

中学生

私は元中学校教師です。教師をしているとわかることがあります。それは思春期の子どもたちにとって最も大事なのは「友達とのつながり」だということです。

子どもたちは、友達に会うために学校に来ているのです。そしてその気持ちは放課後もずっと続きます。だから夜遅くまで友達と遊ぼうとするのです。

一昔前までの日本は、人間同士のつながりが濃密でした。例えば、友達の家に遊びに行って、そのままその家で夜ご飯を食べて帰ってくるということがよくありました。

夕食後22時ごろまで友達の家で話をし、家に帰ってきて慌てて宿題をして寝る、みたいなことがよくあったわけです。

しかし今の時代、そういった家族ぐるみの付き合いができる家庭って少ないと思います。また毎日塾もあるため、夜遅くまで友達と遊ぶこともできないのです。

話足りない気持ちを補うのがLINE

スマホ

塾に行ったり、夜遅くまで友達と遊ばないのが悪いというわけではありません。時代は変化するので、これは仕方のないことです。

ただ、早く家に帰ってきたところで、子どもたちの友達と話したいという気持ちは収まらないのです。そこで登場したのがLINEです。

一昔前は友達の家で夜遅くまで話していたことを、今の子どもたちはLINEのトークや通話で行っているのです。

勉強したくないからLINEをしているのではありません。友達ともっと話したい、もっとつながりたいからLINEを使っているのです。

人間関係がどんどん気薄になる現代において、LINEは子どもたちの心の成長に必要なアプリでもあり、サプリでもあるのです。

友達とのつながりなしで人は成長できない

成長

人間が成長するうえで、親の存在は非常に大きいです。お父さんやお母さんなしで生活するのは本当に大変です。

ただお父さんやお母さんなしでも子どもは成長できます。例えば病気や事故でお母さんをなくしてしまった場合、お父さんやおばあちゃんが愛情を注いで育てれば、子どもは健全に成長します。

しかし友達が一人もいない状態で、健全に成長できる子はいません。必ず引きこもりになったり、ゲームや薬物依存になったりします。

子どもが健全に成長するという意味だけで考えるなら、親よりも友達の方が大事とも考えられるのです。(もちろん両方大事なので、本質的には比べることはできません)

おそらく子どもたちは、感覚的にこれを理解しています。だから多少親に怒られても、友達と夜な夜なLINEで連絡を取り合うのです。

ある意味自分の心を成長させるための行為なのです。これが思春期の子どもがLINE依存になる本当の理由なのです。

発達障害はスペクトラムで考えよう

発達障害だけではないのですが、私たち人間というのは、物事を白か黒で判断してしまいがちです。これはあまり良くない思考です。

発達障害はその典型例で、白か黒で判断するのではなく、レベルで判断するようにしましょう!

発達障害かどうかの判断方法

判断
わが子が発達障害かどうかを判断する際に、
  • 社会性
  • 衝動性
  • 創造力
などで判断することが多いです。
社会性
友達を傷つけるような言葉を平気で言ってしまうことがないか?
衝動性
急にカッとなったり、長い間同じ場所に座っていたりすることができるかどうか?
創造力
物事が予定通りに進まなかったとき、パニックにならないかどうか?

などです。そしてこれらの特徴が顕著だと、「あなたの子は発達障害です」と診断される可能性があります。

※本当はもう少し複雑なのですが、ここではわかりやすくするために、端的にまとめています。

誰でも必ず発達障害を持っている

発達障害
じゃあ「特徴が顕著」というのは、どれくらいのレベルなのでしょうか?実はこのレベルというのは、
  • 診断してくれた精神科医
  • アドバイスをくれた学校の先生
などによって異なります。言い換えると、10段階中7くらいだったら、発達障害と判断する人もいれば、5くらいでも判断する人がいるわけです。

こういったことを考えると、この子は発達障害で、この子はギリギリ発達障害ではないと判断すること自体がおかしな話なのです。

発達障害の傾向は、誰でも持っています。私自身も、同じ場所でずっとしているのが苦手です。いろいろなところに行きたくなってしまいます。

これは発達障害の一つである、衝動性が他の人よりも高いのだと思います。おそらくあなた自身も、
  • 他の人よりもコミュニケーションが苦手
  • 未来のことを想像するのが苦手
  • イライラしやすい
などの特徴があるのではないでしょうか?誰でも多少は発達障害の傾向を持っているわけです。だからこの子は発達障害である!という形で白黒つけるのは、あまり良くないです。
  • 他の子よりも少しコミュニケーションが苦手
  • 他の子に比べイライラしやすい
という感じで、一つの特徴として理解してあげてください。

マイナスがあるということはプラスがある

野球
そしてここからが面白い話なのですが、何かが劣っているということは、何かの分野で優れていることがあるわけです。

この世の中には、完璧な人なんて一人もいません。イチロー選手だって、コミュニケーションが苦手です。

しかし野球では、世界でトップレベルの実力があります。それはあなたのお子さんも同じです。
  • 社会性
  • 衝動性
  • 創造力
仮にどこかの分野で、他の子に比べ劣っていることがあり、発達障害の傾向があったとしても、悲観する必要はありません。

絶対に他の子よりも優れているところがあるはずです。それを見つけてあげたら、そこの子人生は飛躍的に向上すると思います!前向きに考えてみてくださいね。

やり方よりも大事な在り方とは?

日ごろ私はメルマガやLINE、思春期の子育てプログラムや勉強会などを通して親子関係が良好になる方法をお伝えしています。

すぐに結果が出る方もいれば、なかなか出ない方もいます。すぐに結果が出ない方の場合、私が紹介した専門家に相談していただいたり、

有料プログラムで配信している音声を毎朝聞くという習慣を行うと少しずつ結果が出ます。

では、日ごろお伝えしていることと、有料プログラムの音性や専門家への相談との違いとは何でしょうか?

実はこれこそ、すぐに結果が出る方と出ない方の決定的な違いです。

不登校を解決するための3ステップ

3ステップ

例えば不登校を解決する場合、まずは子どもに「無理して学校行かなくていいよ。お母さんはあなたのことが大好きだからね」と伝えます。

その後、愛情バロメータを上げていくと子どもの方から「学校に行こうかな」と言ってきます。最後に学校の先生と連携して再登校を始めれば解決します。

これは「やり方」です。多くの方は「やり方」を求めます。だから私はメルマガやLINEなどを通して「やり方」を伝えています。

最近のメルマガやLINEは素晴らしく、配信した内容をどれくらいの人が読んでいるかわかります。「やり方」に関する記事を書くと非常に多くの方が読んでくれます。

ただやり方だけ知っても結果は出ないのです。

やり方だけではダメ!大事なのはあり方

親子

では何が足りないのかというと「あり方」です。あり方というのは、親としてどうあるべきかということです。

例えば上の不登校解決ステップの場合、「無理して学校に行かなくていいよ」という言葉を言ったとしても、
  1. 心の底から学校に行かなくてもこの子が幸せであればそれで良いと思っている方
  2. 心の中では「これを言えば学校に行くのではないか」と思っている方
では結果が180度変わります。子どもはそれを感じ取るのです。だから心が変わっていない状態でどれだけテクニックを実践しても問題は解決しません。

道山先生に教えてもらった方法を実践しても不登校が解決しません。なぜでしょうか?

ということになるわけです。こうなる場合、多くは「やり方」だけを意識して「あり方」ができていないということになります。

あり方を変えるには自分を洗脳するしかない

洗脳

実はこの「あり方」を変えるのって非常に難しいです。なぜなら長い間培ってきた価値観を変えないといけないからです。

仮にあなたが40歳だった場合、40年間で得た自分の価値観を変えるわけです。どれだけ短く見積もっても10年くらいはかかります。

ではどうしたら短期間で自分の在り方(価値観)を変えることができるのでしょうか?

答えは「洗脳」です。洗脳というと悪いイメージを持つかもしれませんが、それはカルト教団とかが使っているからそう感じるだけです。

自分を良い方向に変えるように使えば、洗脳は強力な武器になります。自分を大きく変えるための近道なのです。

文章⇒音声⇒電話⇒対面

電話

実は日々メルマガやLINEを読んでいるだけでも、あなたは良い方向に少しずつ洗脳されています。

なぜなら記事の中で「理想的な親の在り方」を繰り返し伝えているからです。それを繰り返し読むと少しずつ変わってきます。

だからメルマガやLINEを週に1度読む方と毎日読む方では親子関係が良好になるスピードが違うわけです。

また文章よりも音声の方が効果的です。私はこっそりyoutubeにも親子関係を良好にする方法をUPしているのでよかったらお時間あるときに見てみてください。

>>『道山ケイ』の公式channel

※ついでにチャンネル登録もしていただけると、新しい音声をリリースするたびにお知らせが来ます。

また音声よりもさらに効果的なのが電話相談です。そして最後は対面、つまり勉強会です。

自分の想いを素直に伝えられないと起きる悲劇

私が教師時代からずっと、感じていたことがあります。それは、「思ったことを素直に伝える」ことができないと、人生って本当に苦しいということです。

なぜこんなことを感じたのかというと最近それができない子が、本当に増えているからです。

そこで本日は、自分の想いを素直に伝えられないと起きる悲劇と、自宅で簡単にできる改善策についてお話しします。

社会人で自殺者が大量にいる理由

街
少し前に、「電通」という会社で、仕事の苦痛に耐えられず、自殺してしまった方がいました。ニュースとして取り上げられていたので、あなたもご存知かもしれません。

電通という大きな会社で起きた出来事なので、話題になったのですが、実は今の日本では年間2万人以上の方が自殺で命を絶っています。

この数字を考えると、電通以外にも仕事がつらくて、命を絶ってしまう人ってたくさんいると考えられますよね。ではどうしてこれほどたくさんの方が、自ら命を絶ってしまうのでしょうか?

いろいろな理由があると思うのですが、私はその理由の一つに「自分の想いを素直に伝えられない」というのがあると考えています。

思っていることが伝えられないと起きる悲劇

いじめ
想像してみてください。学校の先生や友達から、毎日嫌がらせをされているのに、「やめて」と言えず苦しむ学校生活。

職場の上司から馬鹿にされ、自分の仕事も認めてもらえず、嫌な仕事ばかり回されているのに、「仕事を辞めたい」と言えない職場環境

毎日子育てや家事で忙しいのに、誰も手伝ってくれないばかりか、姑や旦那さんにはその辛さを素直に伝えられない家族環境。

こんなところで生活していたら、誰でも生きていても楽しくない!って思ってしまいますよね。ここまでひどい状態でなかったとしても、自分の想いを素直に伝えることができないと、
  • 将来出世することが難しくなる
  • 恋人を作ったり結婚したりできなくなる
  • ずっと我慢し続ける人生になる
可能性が上がります。あなたの大切なお子さんが、そんな人生になったら、本当につらいと思いませんか?

今から実践してほしい解決ステップ

親子会話
とはいえ、「自分の想いを素直に伝えるのが苦手」という特徴は今すぐ解決できるものではありません。

長い人生の中で、培われてきた価値観(性格)なので、1分で改善できるものではないからです。でも毎日少しずつ対策していけば、少しずつできるようになってきます。

そこで今日から実践していただきたい一つの習慣をお伝えします。それは、「子どもの話をしっかり聞く」という習慣です。

私たち大人はどうしても、子どもの話や意見を聞く前に、解決策やアドバイスを伝えてしまいます。実はこの習慣こそ、子どもが自分の想いを伝えるのが苦手になってしまう原因なのです。

そこで本日から、できるだけ子どもの話をしっかり聞くということを意識してください。また話を聞くときは、「子どもの意見や考えを否定しない」ということも意識してください。

これを続けていくだけで、少しずつ自分の想いを伝えられるように変化してくると思いますよ。

小さい時期にスポーツをしておくと良い理由とは?

私自身最近、教師時代と比べて、パソコンを使うことが多くなったせいで、結構頻繁に整体や接骨院に通っています。

どうしても長時間椅子に座っていると、背中が凝ってくるので、その張りを取るためです。そこで整体の先生といろいろ話をするのですが、とても興味深いことを聞きました。

後に影響してくる子供の頃のスポーツ

部活
整体に来る患者さんって、基本的にお年寄りが多いそうなのですが、小さいころにスポーツをしていた人と全くしてこなかった人とでは、凝りや怪我が治る速さが全然違うということです。

また筋肉トレーニングなども同じで、小さいころに一度でも体を鍛えたことがある人だと、お年寄りになってからのトレーニングでもすぐに筋肉がつくそうです。

健康状態まで変わってます

運動の継続
小学生や中学生と言う時期は、つい勉強をさせたいと思ってしまう時期なのですが、長い目で考えると、この時期にスポーツをしているかどうかで、将来の健康状態が大きく変わります。

何事もやりすぎは良くないので、勉強と部活を両立させるのが大事なのかなと改めて感じました。

ちなみに文化部についてですが、私が仕事をしていた学校の吹奏楽部は、毎日グランド3周くらいランニングをしていました。

吹奏楽部というのは、実は結構体力を使う部活で、そのための体力作りだそうなのですが、とても良い取り組みだと思います。

文化部で、今何も体を動かしていない場合、たまにはジョギングなどをすると良いのかなと思いますよ。

外側評価よりも内側評価が大事

あなたは、ウォーレン・バフェットという方をご存知でしょうか?

世界で二番目にお金持ちの人です。ちなみに1番お金持ちなのは、マイクロソフトを作ったビルゲイツで、3位はAmazonを作ったジェフベゾスです。

バフェットに対して、ネブラスカ大学の学生が、こんな質問をしました。

「これまでに受けた最高のアドバイスは何ですか?」

それに対する答えが、すごく勉強になったので、シェアしたいと思います。是非お子さんにも伝えていただけると、嬉しく思います。

ウォーレン・バフェットの解答

質問
私はたくさんの助言を父親からもらいました。その中でも特に心に残っているのは、外側の得点表よりも内側の得点表の方が大事だと言うことです。

多くの方は自分自身よりも、世間の人がどう思うかばかり気にします。でも自分自身からの得点表に満足できれば、人は幸せになれるのです。

人からの評価ばかり気にすると、後で虚しさが残ります。

偏差値教育がもたらす最大の悲劇

テスト
ウォーレンの話は本当にその通りです。周りからの評価ばかり気にすると、本当に辛い人生になります。

一方周りから何と言われても、自分自身が満足していれば、本当に幸せな人生になります。

ではどうして私たち人間は、ここまで周りからの評価を、気にするようになってしまったのでしょうか?

私自身は、学校のテストが原因だと思っています。平均点を出しその点数よりも上であれば、先生から褒められる。

平均点より下であれば、「このままだと高校に行けないからもっと勉強しなさい」と叱られる。

勉強をさぼっているのに、平均点以上を取っている子は褒められ、必死に勉強を頑張ったのに、平均点を取れなかった子は叱られるのです。

私たちは小さいころから、周りの子たちと比べられる評価をされ続けてきたのです。そりゃ誰だって、周りからの評価に意識が行くようになってしまいますよね?

大人が子どもにしてあげられること

親子
では私たち大人は、どうしたらよいのでしょうか?

現時点で偏差値教育を辞めることはできません。であればせめて家庭にいるときくらいは、人と比べないように評価してあげるのが大事です。

周りから何と言われようが、あなたにはあなたにしかない良さがあるんだよ。お母さんはあなたが生きているだけで、本当に幸せなんだよ。

まずはこういった言葉を定期的にかけてあげてください。次にテストの目標については、自分自身で決めさせてあげてください。

そしてその目標を達成していたら、思いっきりほめてあげてください。周りからの評価よりも、自己評価が大事だと伝えてあげてください。

お父さんの辛い日常

あなたの家庭は、父親とお子さんの関係って、良好でしょうか?

もし良好でなかったら、是非この記事をお子さんにシェアしていただけると良いかと思います。というのは、お父さんって子どもが知らないだけで本当につらい毎日を送っています。

これを理解するだけで、お子さんのお父さんに対する考え方が変わり、少しだけ関係も良好になると思いますよ。

一般的なサラリーマンの日常

満員電車
ほとんどのお父さんは、現在会社に勤めるサラリーマンだと思います。一般的なサラリーマンの場合、朝6時に起床し7時に家を出ます。そして満員電車に揺られ、8時ごろに会社につきます。

会社に就いた後も、上司や取引先から苦情や叱責を受けたり、やりたくない仕事を夜遅くまで残業させられたりします。

家に帰ってくるのは夜20時すぎで、ご飯もすでに冷めていて、寂しくひとりでご飯を食べます。

家族を守るために、一生懸命働いているにもかかわらず、娘からは、「お父さんと一緒に洗濯しないで」息子からは、「うぜえから部屋に入るな」と言われます。

最愛の妻からも、目の前では「頑張って」と言われますが、ママ友とのランチ会では、常に愚痴を言われ続けます。

生きているだけでも本当にすごい

残業
上記の例は、本当に酷い家庭の例ですが、多かれ少なかれ、似たような生活を送っているのです。

想像してみてください。もし自分が上記のような人生だったら。正直死にたくなりませんか?

にもかかわらず、家族のために身を粉にして働いているわけです。そう考えると、お父さんという立場は、生きているだけでもすごいのです。

なぜファンモンの曲は人気なのか?

カラオケ
ファンキーモンキーベイビーズの人気曲に「ヒーロー」という曲があります。

>>FUNKY MONKY BABYS 「ヒーロー」

この曲は、まさに今の時代を生き抜く、お父さんの辛い日常が、歌詞になっています。もし今あなたが、お父さんのことが大っ嫌いであれば、一度この曲を聞いてみてください。

お父さんがどれだけ毎日、あなたのために頑張っているかがわかると思います。

女の子の進路選択注意点

昔に比べて、最近は女性も比較的働きやすい社会に変化してきました。しかし男性と比べると、まだまだ労働条件が悪いのが現実です。

では女性の場合、何を意識して進路選択をすれば、良いのでしょうか?

将来の夢によって、2つのおすすめ進路を紹介します。今女の子のお子さんがいる場合、このお話をお子さんに伝えてあげてください。

女性が求める2つの人生

家族
女性は主に、2つの人生のどちらかを望むことが多いです。
幸せな家族を作る人生
家族が第一優先で、仕事はあくまでも家族を幸せにするための手段であると考える人生です。

子どもができたら、できれば仕事を退職して、子育てに専念したいと考えるケースです。
夢を追求する人生
将来やりたい夢が明確になっていて、家族を創るよりも夢を追いかけることに喜びを感じる人生です。

結婚も大事ですが、それ以上に仕事を優先したいキャリアウーマンタイプの女性です。今までは、前者の考え方をする女性が多かったです。

最近は後者の考え方をする女性が増えています。今後はさらに増えていくと思います。

家族中心主義の子どもの進路選択法

赤ちゃん
お子さんが将来、
  • 幸せな家族を創りたい
  • たくさん子どもが欲しい
  • 素敵なお嫁さんになりたい
というような夢を持っている場合、それが許される進路に進むと良いです。育児休暇制度がしっかりしていたり、残業が少ない業種です。

公務員や大企業の事務職などは、そういった職場が多いです。何をするかも大事ですが、どういった待遇かも大事ということです。

こういった業種につくと、家族ができた時に安心して子育てができるのでストレスが少なくなります。

夢追求型人生の子どもの進路選択

夢
将来やりたい夢が決まっているなら、待遇などは考えずに、やりたいことがやれる仕事につくことが大事です。

例え残業することが多くても、本当にやりたい仕事ができているなら、毎日幸せだと感じるからです。

※あまりに残業が酷い会社は別ですが。

また自分がやりたい仕事を会社で行うのが困難なら、独立して自営業で行うことも良いと思います。最近は女性起業が増えています。今後はさらにこの流れが、加速していくと思います。

中学生向け!お金持ちになる方法

以前教え子の子にこんなことを質問したことがあります!「

将来どうなりたいですか?」するとある男の子が、「お金持ちになりたい!」と言いました。

男の子にこの質問をすると、この答えが返ってくることが多いです(笑)そこで今日はその時に私が話したことを、お話ししようと思います。

で、お金持ちになる方法を学ぶためには、まずお金とは何かについて理解する必要があるので、これを簡単に説明します。


そもそもお金とは何かというと、これは歴史を学ぶとわかります。大昔と言うのは、物と物を交換する社会でした。

例えばAさんは漁師をしていて、Bさんは農家だとします。この時に、Aさんの採った魚とBさんの作った野菜を交換してお互いに魚も野菜も食べられるという社会でした。

ただこの社会って、冷静に考えると大変ですよね?

だってもし農家のBさんが、道山流勉強会に参加したいと思ったら、野菜をもって参加しないといけないわけです。

すごく面倒ですよね?さすがにこれは面倒だ!となるのである時代から物と物を直接交換するのではなく、物を一度お金に交換して、そのお金を使って何かを買うという時代になったわけです。

この話からわかることは、お金と言うのは単なる価値を表したものということです。

つまり、野菜をたくさん作れる人は世の中にたくさんの価値を与えていますよね?だからお金持ちになるわけです。

野菜をたくさん作れない人は、たくさん作れる人に比べ価値を与えられる量が少ないわけです。だからお金持ちになれないということなのです。

じゃあお金持ちになるには、どうしたらよいのか?

部活
実はとても簡単なことで、たくさんに人にたくさんの価値を与えられるようになれば良いということなのです。

例えばあなたが今、サッカー部に入っているとします。そこでもし人の3倍くらい練習して、人にサッカーを教えられるレベルになったとします。

すると、あなたはサッカーを教えるという価値を他人に与えられるわけですよね?

だからこの価値のお礼として、お金をもらえるようになるわけです。そこからさらにサッカーを極めていくといずれプロサッカー選手になると思います。

するとどうなるか!?ただ人にサッカーを教えられるだけではなく、サッカーを通して誰かに感動という価値を与えられるようになるわけです。

だからこの価値のお礼として、お金をもらえるようになるわけです。これがお金の本質です。

音楽
じゃあ最後に、どうしたらお金持ちになれるのかという話をします。上にも書いたように、お金=価値を表すものということです。

だからあなた自身が、何かの分野を極めていって、誰かに価値を与えられるようになれば、自然にお金持ちになれるわけです。

例えばあなたが今、部活を頑張っているなら、周りの子以上に部活を極めて、その技術を誰かに与えられるようにする。

例えばあなたが今、ピアノを頑張っているのであれば、ピアノを通して誰かに感動を与えられるようになるまで極める。

例えばあなたが今、勉強を頑張っているのであれば、誰かに教えられるようになるまで勉強をマスターする。たったこれだけなのです。

日本でトップレベルにお金持ちの孫正義さんは、ソフトバンクの携帯を通して、世の中の人に「繋がる」という価値を与えました。

柳井正さんは、ユニクロという会社を通して、たくさんの人に「安く良い服を着る楽しさ」という価値を与えました。

たくさんの価値を与えられる人間になれば、自然にお金持ちになれます。だから価値を与えられるように、自分の得意分野をとにかく伸ばす。これが道山流お金持ちになる秘訣です!

21世紀に活躍するために必要な力

私のメルマガやブログを読み始めた方の多くは、「子どもの成績を上げたい」と言う気持ちから私にたどり着いたという方が多いです。

もしくは、子どもの問題行動で悩んでいて、それを解決したいという想いから、私にたどり着いたという方もいると思います。きっとあなたも、このどちらかではないでしょうか?もちろん今後も、
  • 大企業に進学するためには学力が必要
  • 一部の専門職に勤めるためには学力が必要
と言う時代が続くので、夢を叶えるため必要な成績を取っていくことは大事なことです。ただ21世紀と言うのは、勉強だけできても生き残れない時代でもあります。

なぜ東大ニートが生まれてしまうのか?

起立性調節障害
今日本には、
  • 勉強ができるのに就職ができない
  • 大企業に就職したのにニートになってしまった
というような人がたくさんいます。なぜこういった状況になってしまうのか?

もちろん様々な理由や不運が重なってそうなってしまったのだと思うのですが、私自身は「コミュニケーション力が低い」というのが一番の原因だと考えています。
勉強ができるのに就職ができない人

企業に就職するときには、
  • 学力試験
  • 面接
の2つがあります。今まで勉強を頑張ってきた子は、学力試験は簡単に突破できます。しかし面接で落とされてしまいます。

それはどうしてかと言うと、コミュニケーション力が低いからです。問題集に載っていない質問をされたときに、柔軟に対応することができず落とされるのです。

※また高校受験の面接についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、高校受験の面接について知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

>>道山流!高校入試の面接対策
大企業に就職したのにニートになってしまった人
不安
一度就職をしたのにニートになってしまう人と言うのは、職場の友達との会話が苦手で、いつも一人ぼっちになってしまうと言う人が多いです。
  • 就職した会社がブラック企業だった
  • やりたい仕事とは違っていた
と言う理由で仕事をやめてしまう人も多いのですが、
  • 上司や同僚と仲良くなれない
  • 飲み会などに参加しても楽しく話ができない
  • 新人などに上手に仕事を教えることができない
と言う理由で辞めてしまう人がかなりいます。これはまさに、「コミュニケーション力が低い」ことが原因なのです。

※あくまで私はそう思うという話なので、これが100%正解だとは考えないで下さい。

ゲームやスマホが増えたからこそコミュ力が大事

スマホ
ではどうしてここまで、コミュニケーション力が低い人が増えてしまったのか?一番の原因はゲームやスマホが普及した事だと思います。

昔は外でみんなでスポーツなどをして遊んでいたので自然にコミュニケーション力が身につきました。

しかし今の子どもたちは、日々ゲームやスマホをすることが多いので、どうしてもコミュニケーション力が身につきにくい時代になっているのだと思います。

ただこれはある意味チャンスです!なぜなら周りの人間が、あまりコミュニケーション力が高くないとしたら、あなたのお子さんのコミュニケーション力を上げれば、それだけで出世できる時代だからです。

たくさんの友達と会話することを意識しよう


だからこれからの時代で活躍できる人間になりたいと思うなら、とにかく「コミュニケーション力」を身につけさせると良いと思います。具体的には、
  • 学校にいる間は友達とたくさん会話をする
  • 学校以外の友達ができる環境に入ってみる
  • 年上や年下などとも積極的に話をする
などを意識するように、お子さんに伝えてあげると良いと思います。

コミュニケーションは人間が生きていく上で、絶対になくならない能力だと思うので、勉強と並行して力を付けていけるように、お子さんをサポートしてあげてください。

私自身もできる限り、こういったサポートができるように、今後も全国各地の子どもたちが仲良くなれるような機会を創っていこうと思っています。

何か問題が起こった時の解決法

中学生だけでなく、その保護者の方もそうなのですが、生きていると日々様々な問題が起こると思います。

そこで今日はこういった問題が起こる理由と、その効果的な解決策について解説します。

そもそも問題はどうして起こるのか?

不合格
実は問題と言うのはいきなり起こりません。基本的に2つの前兆現象があります。この現象が来た時に対処をしておけば、問題と言うのは起こらなくなります。
現象1.変なこと
例えば家に子ども一人を置いて、夫婦で1週間温泉旅行に行ったとします。

これって客観的に見ると変なことですよね?こういった変なことをすると、必ず大きな問題が起こります。

例えば家に帰ってきたら家がめちゃくちゃになっていたり、子どもが家出をしていたりするわけです。

客観的に見て変なことをしていたら、今のうちにやめておけば問題は起こらないということです。
現象2.不安な気持ち
例えば1か月後に高校受験があるとします。にもかかわらず全く勉強しなかったら、どんな子でも「不安な気持ち」を持ちますよね?

この不安な気持ちと言うのは、実は神様が「そのまま行くと問題が起こるよ」と教えてくれているわけです。ただ多くの子と言うのは、
  • 友達と遊んだり
  • ゲームをしたり
  • 早めに寝たり
するなどしてこの不安な気持ちを潰そうとします。その結果大きな問題である「不合格」が起こるわけです。

不安な気持ちがわいてきたら、このままいくとまずいという合図だと思って、解決策を探していきましょう。

参考までに、不安な気持ちを消す一番簡単な方法は、「すでに知っている人に聞く」ということです。

例えばA高校に入りたいと思っているとします。でもA高校の偏差値とか必要な内申点とか何も知らなかったらどれだけ勉強すればよいのかわからないので、不安な気持ちになりますよね。

こういった時は、既にA高校に合格した先輩や、A高校の事を良く知っている進路指導の先生などに聞くようにしてください。

そして教えてもらった答えに向かって、
  • 必要な偏差値
  • 必要な内申点
をきちんととれば不安な気持ちはなくなります。

※もちろん0にはならないと思いますが。

問題の解決策はたくさんある!

リンゴとミカン
もし大変なことや不安な気持ちをそのままにして、問題が起こってしまったらどうしたら良いのか?

実は問題の解決策と言うのはいろいろあります。例えばあなたは今120円持って、八百屋さんにいったとします。

そこには1個20円のみかんと1個50円のリンゴが売っているとします。さてここで問題なのですが、あなたは何を買いますか?

おそらくりんご1個とみかん1個の人もいれば、りんご2個の人もいると思います。はたまた何も買わない!と言う人もいると思います。ではこの、
  • りんご1個とみかん1個
  • りんご2個
  • 何も買わない
ってどれが正解だと思いますか?

・・
・・・・・
はい、その通りです。全て正解です!つまり問題の答えと言うのは、いろいろあるわけです。

もちろん世の中には、1つしか答えがない問題もあるとは思います。しかしどちらかと言うと、いろいろな答えがある問題の方が多いのです。
  • 子どもが荒れてしまった問題
  • 友達と喧嘩してしまった問題
  • 悪さをして先生に叱られそうな問題
こういった問題と言うのは、答えが何千通りとあります。その中から答えを選べばよいわけです。

ではどの答えを選ぶのが一番良いのか?

正解 先ほどの八百屋さんの問題なのですが、
  • りんご1個とみかん1個
  • りんご2個
  • 何も買わない
いろいろな答えがあったと思います。ではどの答えが正解なのか?

答えは「人によって違う」です。みかんが大好きな人であれば、
  • みかん6個
が正解ですし、今はお腹が減っていない人であれば、
  • 何も買わない
が正解なわけです。つまり人によって答えは違うというわけです。更に付け加えると、「自分にとって気持ちが良いもの」を選ぶのが一番の正解です。

なぜならみかんが好きな人は、みかん6個を選ぶと一番気持ちがいいですし、お腹が減っていない人は、何も買わないが一番気持ちがいいからです。

問題の答えはたくさんある!そしてその答えは人によって違い、自分にとって気持ちが良いものが正解!ということを覚えておいてください。

友達と喧嘩した問題の解決策は?

喧嘩
ではもしあなたが大好きな友達と喧嘩をしてしまったとします。この時どうしたら良いのでしょうか?

答えはたくさんあると思います。
  • こちらからすぐに謝る
  • 親と一緒に自宅まで謝りに行く
  • 先生に間に入ってもらう
  • 他の友達を作る
  • 時間を置く
いろいろな答えがありますよね?

この中で自分にとって一番気持ちが良いものがあなたにとっての正解になります。

例え先生やあなたのお母さんが、「もうその子なんてやめて他の友達を作ろう」と言ったとしても、あなたからするとその友達が大事なのであれば、あなたにとっての正解は「こちらから謝る」になると思います。

大事なのは自分にとって、何が一番気持ちが良いのかを考えて行動することです

子どもが荒れた問題の解決策


よく子どもが荒れてしまったのですが、どうしたら良いですか?

という相談をいただきます。ここで私が、●●をすると良いですよとアドバイスをしたとします。するとあなたの判断としては、
  • 私が言った●●をして問題を解決する
  • 自分がこう思うという行動を取る
のどちらかになります。もしあなたにとって、問題の解決が一番気持ちが良いなら、素直に私のアドバイスを実行した方が、解決できる可能性は高くなります。

逆にどうしても自分の考えを貫きたいなら、無理に私のアドバイスを聞かなくても良いと思います。

ただ自分の考えを貫いた結果が、今の子どもが荒れているという状態なので、今の行動を続けたところで、今の状況は全く変わりません。
  • 自分の考えを貫くのが気持ちが良いのか?
  • 結果が良くなるのが気持ちが良いのか?
を考えて行動するようにしましょう!

不登校が活躍できる時代到来

本日のお話は私の未来予想です。これが100%あっているわけではないですし、読むことで不快感を感じられることもあるかもしれません。

その場合は無理に読まなくてOKです。「そういう考え方もあるのか」という感じで、頭の片隅に入れていただけると良いかと思います。

ただ本日お伝えすることは、間違いなく今後訪れる日本の未来です。今幼稚園児や小学校低学年のお子さんがいる場合、選択肢の一つになると思います。

アメリカで増えているホームスクールとは?

家庭教師

日本の未来を予想する時、一番参考になるのは現在のアメリカです。日本は昔からアメリカを真似する傾向があるからです。

コーラやハンバーガーなどの食事はもちろん、ダイエットや筋トレなども、アメリカで流行ったものが数年後に日本でも大ブレイクしています。

そして今アメリカで少しずつ増えているのが、ホームスクールです。子どもを学校に通わせるのではなく、自宅で親が勉強を教えます。

午前中は自宅で勉強、午後からは専門の家庭教師を自宅に呼び、音楽や美術などの指導を受ける。そして夕方からはクラブチームで、通常の学校に行っている子たちと、スポーツを楽しむというスタイルです。

なぜホームスクールを行う家庭が増えているのか?

絵を描く

学校があるのに、なぜわざわざ自宅に専門の先生を呼んでまで、ホームスクールを行う家庭が、増えているのでしょうか?私は主に次の3つが理由だと思っています。
学校への不信感
1つ目は学校への不信感です。学校で行っている教育を、子どもに受けさせたくないと思っている方が多いのです。
学校教育と時代性のズレ
2つ目は学校教育と時代性がずれてきているからです。今まではみんなに同じ教育を受けさせ、言われたことをしっかりできる人間を育てれば将来安泰でした。

しかし今の時代、それだけだと社会の変化についていけません。子どもたちもそれに気づいているのか、学校に適合できない子が増えてきています。

上記の内容を親が理解している場合、「学校に行きたくないなら自宅であなたにあった勉強しよう」という発想になります。その延長がホームスクールなのです。
個性を伸ばす教育
3つ目は個性を伸ばす教育ができるからです。学校教育というのは、同じ人間を育てる教育です。
  • 他の子と違うことをしたら叱られる
  • 全員が同じ内容を勉強する
からです。これは言い換えると、個性を伸ばしにくい教育といえます。一方ホームスクールの場合、子どもの個性を伸ばすことができます。

例えば絵を描く才能がずば抜けている子なら、1日中絵を描かせることができるのです。現在はアメリカの一部の方が、少しずつ行っています。しかしこの流れは今後、日本にも入ってくると思います。

愛情バロメータが高い不登校なら一つの選択肢にしよう

愛情

私自身、ホームスクールを勧めているわけでも否定しているわけでもありません。

お子さんにとって、ベストな学習スタイルにするのが、一番良いと思っています。学校に行きたいというなら行かせる。

行きたくないというなら、フリースクールやホームスクールなどの選択肢を提示してあげればよいだけです。大事なことは、
  • 常に愛情バロメータが高い親子関係を作る
  • 最後は子どもの意思を尊重する
という2つです。これができているなら、子どもはきちんと育ちます。

新しい習慣を確実に作る方法

例えばあなたが、「今日から子どもに対して、過干渉で接するのはやめよう」と決意したとします。

でも次の日になると、つい過干渉で接してしまい、後悔したという経験をしたことはないでしょうか?

人間というのは、習慣を変えるのが本当に苦手なのです。ただ少し意識を変えるだけで、習慣を劇的に変える考え方があります。

この方法を使えば、今あなたがどんな習慣を持っていても、変えることができると思いますよ!

大きな習慣の変化こそ一番困難な道

小さな習慣
この方法なのですが、私が発明したのではありません。こちらの書籍で、紹介されていた方法になります。

>>小さな習慣

例えばあなたが子どもに過干渉で接してしまっているのを何とかしたいと思っているとします。

この時、いきなり干渉するのをすべてやめるというのは大きな習慣です。

これをしようとすると、今までやってきた元の習慣が邪魔をして、なかなか変わることができません。

新しい習慣を作るとき、一番ダメな方法は、いきなり大きな変化をしようとしてしまうことなのです。

まずは小さな習慣から始めてみる

勉強しなさい
ではどうしたらよいのかというと、まずは小さな習慣から、始めて見るのがおすすめです。

子どもにしていた干渉を全てなくそうとするのではなく、まずは「勉強しなさい」と言うのを、1回減らすだけ意識するのです。

1日平均5回、子どもに「勉強しなさい」と言っていた人が、それを4回にするだけで良いのです。これなら始められそうではないですか?

ポイントは、とにかく習慣を小さなものにするということです。そのほうが、継続できる可能性が上がるからです。

習慣が人生を変える

ご飯
5回の言葉を4回に変えるだけで本当に効果あるの?とあなたは思うかもしれません。実は絶大な効果があります。なぜなら、毎日の習慣こそが、人生を決めるといえるからです。

ダイエットがわかりやすいのですが、毎日食べるご飯を半分にするだけでも、3か月後の体重に大きな変化が生まれます。

1日変えただけでは、変化がないものでも、毎日続けていくと、塵も積もれば山となるのです。

遊ぶことは勉強以上に重要です!

今日はあくまでも私の意見なので、これが正解とは言いきりません。ただ書きたいから書きます(笑)

社会性を身につける必要性

社会性
私自身、勉強はとても大事だと思っています。ただそれ以上に遊びの方が大事だと思っています。極端な例を出します。

A君は学校をさぼって、朝から晩まで一人で勉強しているとします。B君は学校をさぼって、朝から晩まで友達と遊んでいるとします。

この場合、最終的に人生で成功するのは、朝から晩まで遊んでいる方だと私は思います。なぜかというと、勉強ばかりしていると、社会性が身に付きません。

社会性というのは、自分以外の人と上手に接する力です。いわば生きていく力です。知識はあるので、大学には合格できるかもしれません。

ただ社会性がないので、その後就活の面接で必ず落ちます。逆に遊んでいる人は、知識がないので大学には受かりません。むしろ高校にも合格できないかもしれません。

ただ社会性があるので、中卒で働いたとしても、その職場で先輩から可愛がられます。その結果、重要な仕事を貰えるようになります。

もちろん最初は知識がないので、たくさん失敗をします。ただその失敗は経験に変わります。勉強では得ることができない経験を、たくさん積むことができるのです。

その結果次第に、失敗も少なくなってきます。実力がつくので、さらに良い仕事がもらえるのです。上記はあくまでも、超極端な例です(笑)こんな極端なことはありえません(笑)

ただ何が言いたいのかというと、勉強も大事だけど、社会性を身に付けるためには、遊びも大事ということです。

応用編

遊ぶ子供
もっというと、上記は極端過ぎる例です。何事も極端は良くないです。なので、一番良いのは、
  • 勉強を全くせず遊ぶだけ
  • 遊びを全くせず勉強だけ
ではなく、遊びも勉強も適度に行う。というのが大事だと思います。「人生の中で無駄なことは一つもない!」と私は思っています。

ラーメンかチャーハンで悩んだときの対処法

今日は少し面白い話をします。あなたがラーメン屋に行ったとします。すると、ラーメンにしようかチャーハンにしようかすっごく迷う時ってないでしょうか?

ラーメンのスープも飲みたいし、チャーハンの食感も味わいたい。うーん悩む。。。という時です。こういった時、実は2つの方法を実践すると、解決できます。

解決策1 声に出す

声
一つ目の方法はとりあえず注文してみることです。「大将!ラーメン一つお願いします!」と言います。

言った瞬間に不思議なことに、「やっぱチャーハンにすればよかった」とか「まあこれで良いか」と思うことがあります。

頭で考えている時は、本当に五分五分の気持ちだったのに、口に出して言った瞬間に、その気持ちが7対3くらいに変わるのです。

だから迷ったら、とりあえず注文してみるのが良いのです。

解決策2 食べてみる

ラーメン
ただまれに、注文したのにまだ悩むことがあると思います。こういった場合とりあえず、ラーメンが来るまで待ちましょう。

ラーメンが来て一口、口にすると「やっぱりラーメンで正解だった」とか「やっぱりチャーハンにすればよかった」と答えがわかるはずです。

もし「チャーハンにすればよかった」と思ったのであれば、「大将!チャーハンももらえますか?」と言いましょう。

お金は+500円かかってしまいますが、とりあえず答えには行きつけるわけです。

思考、言葉、行動の法則

行動
とてもくだらない話かもしれないのですが、実はこの話、とても深い話なのです。最初頭の中で迷っている時と言うのは、思考だけで考えている状態ですよね?

次に注文した時と言うのは、言葉で考えている状態ですよね?最後に食べたときと言うのは、行動で考えている状態ですよね?

人間と言うのは、思考⇒言葉⇒行動の順で、自分の本当の心がわかるようになっています。

例えばあなたがA高校に行きたいか、B高校に行きたいか迷っているとします。(迷っている状態ではまだ思考しか使っていません)

この時、どうしたら解決できるかと言うと、親に相談してみてみましょう。「お母さん俺A高校とB高校で迷っているんだ」と口に出すわけです。

するとお母さんに相談してみたら、やっぱりAよりもBだなとわかることが多いのです。(これが言葉の力です)ただ言葉に出してもわからないことがあります。

この場合悩んでいても仕方がないので、とりあえずA高校もB高校も行ってみれば良いのです。

実際に足を運んでみることで、やっぱりAの方が俺に合っているなとわかることが多いのです。

多くの人が悩んでいるだけで行動しない


あなたの周りを見回してみてください。みんな頭の中で悩んでいるだけで、ほとんど行動しないのです。だから永久に悩み続けるのです。

例えば子どもが不登校だとして、1人で頭の中で考えていてもダメなのです。まずは口に出してみるのです。

すると友達が、「不登校なら伊藤幸弘先生に相談するのが良いよ」とか「道山先生のマニュアルを読むと良いよ」みたいなアドバイスがもらえます。

それで解決できれば良いし、解決できなければ実際に足を運んで行動すればよいのです。

通知表に載らない成績ほど重要

本日のお話は、これからの時代を生きていく子どもたちには、是非知っておいて頂きたいお話なので、シェアしていただけると嬉しく思います。

学校の成績というのは、国語、数学、理科、社会、英語、技術家庭科、音楽、美術、保健体育の合計で決まります。

すると私たちは、この合計の数字の良しあしで、子どもたちを評価してしまいます。しかしこれは大きな間違いです。通知表に載らない成績こそ、本当は大事なのです。

通知表の成績=コツコツできるかどうか

勉強
通知表の成績は、定期テストの点数で決まるのですが、今の学校の定期テストというのは、9割は暗記できる内容です。

ではどうしたら暗記できるのかというと、結局はコツコツ繰り返し勉強が、できるかどうかで決まります。

勉強効率を上げるテクニックもいろいろあるのですが、最後はコツコツできるかどうかで、決まってしまうわけです。

これを考えると、通知表の成績=コツコツ続ける能力ということになります。

コツコツタイプが勝ち残る時代は終わり

ロボット
20年位前までは、コツコツ同じことを継続できる人って、かなり重宝されました。なぜなら、仕事の大半は、大企業で製品をコツコツ作ることだったからです。

ただ最近は、ロボットの技術が進んだため、コツコツ行う仕事はロボットがやってくれるようになりました。

※iphoneなどの制作は、作業が細かすぎてもはや人間にはできず、全てロボットが作っているそうです。

すると少しずつ、コツコツタイプの人間に対する需要って減ってくるわけです。

通知表に乗らない3つの能力とは?

絵を描く
ではこれからの時代、どういった能力が重要になるのか?私が考えているのは、次の3つの能力です。
発想力
これからの時代、何かを作る作業は全てロボットになるとしたら、人間が行う仕事って何でしょうか?

それは、「次は何を作ろうか?」と考える仕事です。いわゆる新しい発想ができる人こそ、重宝される時代なのです。

たまに美術の授業で、とんでもない絵を描いている子っていますよね?

通知表だと、そういった子の評価は低いのですが、これからの時代はそういった子の発想力こそ役に立つ時代になると私は考えています。
コミュニケーション力
パソコンやスマホ、ゲームが増えた関係で、最近は外で遊ぶ子が減っています。そのためコミュニケーション力が低い子がかなり増えています。

ということは、コミュニケーション力が高い人は、今後活躍できる人間になると、私は考えています。

いつも授業中寝てばかりなのに、イベントごとになるとクラスを盛り上げるお調子者の子っていますよね?

ああいった子というのは、今までは「授業態度が悪い」と評価されていたのですが、これからの時代は、活躍できるのかなと思います。
リーダーシップ
最後はリーダーシップです。これは昔から重宝されているスキルで、一言で言うと「人を動かす」力です。
  • パナソニックを作った松下さん
  • ホンダを作った本田宗一郎さん
  • インドを作ったガンジー
  • キューバ革命を行ったチェゲバラ
こういった、人を動かす力がある人は、今後も重宝されます。

名前だけ学級委員ではなく、実際にクラスをまとめることができる学級委員。部活でチームを引っ張ることができるキャプテン。こういった子はもちろん重宝されます。

もちろん勉強も大事です

医者
とはいっても、まだまだ職業によっては、勉強が大事なものもたくさんあります。
  • 教師
  • 医者
  • 弁護士
  • パイロット
などは今でも、勉強しないとなれない仕事です。これから10年くらいは、
  • 通知表に載る成績
  • 通知表に載らない成績
の2つが大事になると思うので、勉強も頑張りましょうね!

小まめに学生服(制服)をクリーニングに出そう

もしあなたが一度でも、会社で仕事をしたことがあるなら、会社にこんな人がいなかったでしょうか?

夏にいつも汗をかいていて、シャツがいつも濡れている。そしてスーツがしわだらけで、汗臭いにおいがする少し太った男性。

必ず社内に一人か二人くらいは、こういった人がいると思います。きっと当時のあなたは、「うわ!気持ち悪い!近くに来ないで」と思ったはずです。

もしお子さんが学校で、周りの子たちからこういった対応をされていたら、ぞっとしますよね?実はそうなっている可能性があります。

匂いは友達から嫌われる一番の原因

制服
私は教師をしていたのでよくわかるのですが、中学生と言うのは匂いにかなり敏感です。学校で一度でもおならをしたら、それだけでいじめられる原因になるくらいです。

しかし人間と言うのは、自分や家族の匂いにはあまり気づきません。少し汗臭くてもあまり感じないのです。

その結果どうなるのかと言うと、制服がかなり汗臭くてもそれに気づかず、知らないうちに友達から、「なんかあいつ臭くない?」と言われることがあるのです。

現に私の教え子に、これが原因でいじめの対象になった子がいました。

制服は替えを用意し週1で洗おう

制服 学生服
せっかく性格がいいのに、こんな些細なことが原因で、友達から嫌われてしまったら、もったいないです。そうなってしまわないように、以下の事を気を付けてあげると良いです。
制服は2枚以上替えを用意する
冬の学生服は必要ないのですが、夏のシャツやズボン、セーラー服などはできれば2枚以上替えを用意した方が良いです。

そして夏は、できれば毎日洗濯をしてあげると良いです。洗うことができない冬服はクリーニングしかないですが、夏服は基本的には洗えるのでお金もあまりかかりません。
ヨレヨレになってきたら買い替える
もし制服がヨレヨレになってきたら、できるだけ早めに買い替えてあげると良いです。もちろんお金に余裕がなければ、無理にする必要はありません。

ただ世の中のサラリーマンを見ればわかる様に、仕事ができる人と言うのは必ず、ぴしっとしたスーツを着ています。

中学生からそういった習慣をつけておくと将来身だしなみへの意識が高くなると思います。
ボロボロの靴を履き続けないようにする
あと靴がボロボロだと、これも良くないです。特に高校入試の時は、こういったこともチェックの対象となります。

毎月1回変える必要はないですが、せめてボロボロになってきたら替えた方が、周りからの印象が上がります。

高額なものでなくても良いので、「清潔」なものを使うように意識してみてください。それだけで学校生活が楽しくなると思います!

道山流!中学生が目指す最強の生き方

本日のお話は、道山はこう考えている!というただの空想です。これが100%正しいわけでもないですし、もしかしたら全て間違いかもしれません。

ただ現在の世界の流れや、子どもたちの状態を見ていて、私自身はこの生き方こそ、中学生にとっての正解だと考えています。

もし共感出来ましたら、お子さんにも伝えていただけると良いかと思います。

勉強の優先順位は3番目

勉強
未だにお父様お母様、学校や塾講師の中には、中学生=勉強が全てと考えられている方がいます。これはその人の考え方なので、否定はしません。

ただ私自身は、勉強が第一優先という時代は、バブル崩壊と同時に終わったと考えています。確かにバブルの時代までは、良い成績を取り、大企業に就職できれば、人生バラ色でした。

ある程度他のことは犠牲にして、勉強に集中したとしても、それ以上のリターンがありました。ただ今の時代、頑張って勉強しても、バブル時代ほどのリターンはありません。

だから私の中では、優先順位3位になります。

一番重視すべきは人間関係を創ること

友達
では1位は何かというと、人間関係の構築です。年末年始私は久々に、中学校時代の友達と会いました。かれこれ20年以上、一緒に年越しをしています。

年末年始一緒に過ごすことが、良いというわけではありません。むしろ収入UPを考えるなら、仕事をしている方が良いとも言えます。

しかし私は幼いころにできた関係こそ、一生の宝だと思っています。中学生までに、一生の友人を作ることができるかどうかで、人生の豊かさが決まると思っています。

最高の友達を作ることこそ、中学生が学校に行く本当の意味と言っても過言ではないと、私は考えています。

次に重視すべきは人生の進路を探すこと

進路
もちろん友達がいるだけでは、人生は豊かにはなりません。もう一つ大事なことがあります。それは「人生の進路を探す」ということです。中学卒業後、
  • 就職して仕事を始めるのか
  • 普通科高校に行って大学を目指すのか
  • 専門科高校に行って高校卒業後に就職するのか
人によって進路が異なります。なんとなくで選ぶと、後でかなり苦労します。大きく舵取りを間違うと、それだけで路頭に迷うことさえあるわけです。

もちろん中学生の時点で、完璧な進路を見つけることは、厳しいと思います。ただなんとなく、こういった人生を歩みたいという方向性だけは見つけることが大事です。

※方向性がまだ見えていないという子は是非夢プロに、参加いただけると良いかと思います。

何かの決断に迷った時の考え方

今日のお話は、正直受け入れられる人、受け入れられない人がいると思います。もし共感できなければ、無理にこの考え方を持つ必要はありません。

ただ私の経験上、幸せな人生を送っている方の多くは、この考え方を持っています。

もしお子さんもこの考え方になれば、将来すごく楽しく幸せな人生を、送ることができると思うので、よかったら伝えていただけると嬉しく思います。

快楽を得るのと痛みを避けるの関係

心理
今日のお話をする前に、人間の心理について少しお話します。人間というのは、快楽を得たいという気持ちよりも、痛みを避けたいという気持ちのほうが強いです。

例えば高校受験だと、偏差値が高いA高校に入りたい!という気持ちよりも偏差値が低い抑えのB高校に落ちたらヤバイ!という気持ちのほうが強いのです。

新しい友達を作りたい!という気持ちよりも、今の友達から嫌われたくない!という気持ちのほうが強いのです。

お金持ちになりたい!という気持ちよりも、今持っているお金を失いたくない!という気持ちのほうが強いのです。

一般的に何かを選択するときの考え方

リスク
この気持ちが強いため、人間はとにかく「リスクを避けたい」という基準で物事を選択します。

入れるか入れないか微妙なA高校を第一志望にするよりも、確実に入れるB高校を第一志望にする。

給料が上がる可能性がある会社に転職するよりも、転職して失敗することを避け今の会社に居続ける。

参加したら楽しそうなイベントでも、もし楽しくなかったらお金と時間が無駄という理由で参加をやめる。

1度や2度ならあなたもこういった経験をしたことが、あるのではないでしょうか?これは人間の心理からくる決断なのです。

すごい結果を出している人の共通点

サッカー
ただここで、一つ大きな問題があります。こういった決断を続けている限り、人生が変わることはないということです。

例えばサッカー日本代表の長友選手。もともとはFC東京という日本のチームにいました。しかし自分を成長させるために、イタリアのチェゼーナといチームに移籍しました。

そのままFC東京にいれば、レギュラーも確実ですし、活躍できると思います。しかし自分を成長させるべく、レギュラーが保証されていないチームに飛び込んだわけです。

その結果、大きく成長して、今や世界トップレベルのチームである、インテルに所属できています。長友選手以外にも、
  • メジャーリーガーのイチロー選手
  • 日本人初NBAプレイヤーの田臥選手
などもすごい結果を出しています。

迷ったときはゴーの法則

ゴー
彼らに共通する考え方、それは「迷ったときはゴー」という考え方です。

2つの分かれ道があったとします。1つは挑戦してみたいけど怖い道。もう一つは失敗確率が少ないけど面白くない道。

ほとんどの方が、心の中では挑戦したい道を、選んでみたいと思うはずです。でも上に書いた人間心理が働き、無意識で面白くない道を選んでしまいがちです。

しかし何かの分野で大きな結果を出している人は、間違いなく面白い道を選んでいます。私自身も、今までの人生でできる限り、面白いと思う選択を選んできました。
  • 教師を辞めて今の仕事に進んだとき
  • 北朝鮮に旅行に行ったとき
この2つは特に決断に迷いました。ただ今は2つとも、挑戦してよかったと思っています。

唯一回避すべきリスクは命

命
もしあなたのお子さんが、将来大きな夢を持っているとしたら、この考え方を持つとよいです。それが人生を良い方向に転換させる、きっかけになると思います。もしかしたらこの先、
  • 高校に進学したタイミングで留学する
  • 高校に進学せずに就職する
  • 大学を中退して会社を立ち上げる
  • 高校卒業と同時に結婚する
  • 社会人1年目で転職をする
というような、普通の人では考えられないような、決断をするときが来るかもしれません。

その時は、「迷ったときは挑戦したみたいと思う道にゴー」と覚えておいてください。それだけで人生が本当に楽しくなります。

ただし、命の危険だけは回避してください。いくら挑戦するとはいっても、死んでしまったら人生は終わりだからです。

●●を意識すると人間の人生は大きく変わる

今日は人生を良くするための、秘密の法則をお話しします。

生きていくうえで非常に大事なことなので、良かったらお子さんやお友達にもシェアしていただけると非常にうれしく思います。

人生のカウントダウンがスタート

カウントダウン
●●を意識するだけで、人間の人生は大きく変わるということなのですが、この●●には何が入ると思いますか?少しだけ考えてみてください。

・・・・

・・・

・・

はい、ありがとうございます。答えは「最後」です。人生の最後=「死」です。「死」というと、少し怖く感じてしまうと思うので、今回は「最後」という言葉で、話を進めていきますね。

私たち人間というのは、いつか必ず死にます。だから生まれた瞬間に、人生のカウントダウンは始まっているわけです。

健康な人ほど最後を意識しない

健康
ただ私たち人間というのは、健康な時は人生の最後をイメージできません。「いつまでも健康で長生きできる」と考えてしまいます。だから何かやりたいことがあっても、
  • 大人になってからやればいいや
  • 老後にやればいいや
みたいな感覚になりいつも後回しにしてしまいます。その結果どんどん年を取っていき、気づいたときには本当にやりたかったことができずに人生の最後を迎えてしまいます。

あなたはそうなってもいいですか?

人間が死ぬときに後悔すること

病室
ある病院の先生が、死ぬ間際の方たちに、「今後悔していることはありますか?」という質問をしました。

一人にしたのではなく、数えきれないくらいの方にしたそうです。その結果、一つの答え見つかりました。それは、、、
  • 人間は何かをやって後悔することはない
  • やりたかったことをしなかったことで後悔する
ということなのです。例えばあなたが今、ハワイに旅行に行きたいと思っているとします。ただ貯金が20万円しかなく、ハワイに行った瞬間に全財産がなくなるとします。

ここでもしハワイに行ってしまい、全財産がなくなって、その後苦労したとしても、死ぬときになったら、「あの時は本当に大変だったわー笑」という感じで笑い話になるわけです。

しかし、ハワイに行きたいと思っていたのに、結局死ぬ瞬間まで行けなかったとしたら、「唯一後悔していることはハワイに行けなかったこと」という感じで後悔するわけです。

もし明日が人生最後だとしたら?

道
ここまでの話を理解すると、人生が100倍充実させる方法が見えてくると思います。

それは何かというと、「もし明日が人生最後だとしたら自分は今日一日をどう過ごすか?」を日々考えるようにするということです。
お父様お母様へ
例えばあなたが、3年前に子どもに暴力をふるってしまったとして、それを後悔しているとします。

その状態で、もし神様から明日が人生最後だと言われたら、あなたはどういう行動をしますか?

おそらく子供に、「あの時は本当にごめんね」と涙を流しながら謝るのではないでしょうか
中学生へ
あなたがもし、今までお父さんお母さんに、反発ばかりして悲しませてきたとします。

その時神様から、「明日が人生最後の日だよ」と言われたら、あなたはどういった行動をとりますか?

おそらく、お父さんお母さんに、今までしてきたことを謝るのではないでしょうか

後悔しない人生を送る方法

交通事故
であれば、「いつか言おう」と考えるのではなく、「今日言おう」と考え、人生を送ったほうが良いです。

人間は本当にいつ最後の日を迎えるかわかりません。現在健康な人でも、ある日突然事故にあうかもしれません。

こればかりは、神様しかわからないのです。であれば常に「今日が人生最後」だと考え、日々を過ごすようにしてみてください。

それだけで毎日への真剣度が変わるので、人生は100倍豊かになると思います。

夫or妻を変えることはできない

よく頂く相談の一つに、「道山先生、旦那のせいで子どもが荒れます」「妻が子育てを全くしないんです」というようなものをいただきます。

ではこういった場合は、どう考えるべきか?そもそも人間と言うのは、他人を変えることはできません!

唯一できないことは他人を変えること

子供と接する時間
例えばあなたの旦那様が、子育てに対して無関心だとします。じゃあどのように関心を持たせればよいのかというと基本的には無理です。

なぜなら人間と言うのは、他人の力で変えることはできないからです。

これをしようとすればするほど、「なんで変わってくれないの!」という気持ちになり、どんどん苦しくなってしまいます。

じゃあどうしたら良いのか?と言うと、もう人は変えられない!と割り切って、「今自分に出来ることって何か?」を考えた方が良いです。

例えば旦那さんが子育てに協力してくれず悩んでいるなら、今できることと言うのは、
  • まずはあなた自身が仕事を調整し子どもと接する時間を増やす
  • あなたのお父さんお母さんに協力を依頼する
  • いっそ離婚を考える
のどれかになります。他人を変えようと思うのではなく、まずは自分ができることは何かを考えるのが、物事の解決策になるのです。

これは子育て以外の、仕事、友人関係、親子関係、全てに当てはまります。

少しずつ価値観を共有しよう

共有
ただ人間と言うのは面白い生き物です。というのは最初は他人を変えることはできないのですが、あなたが変わる、不思議と相手もつられて変わってくることがあるのです。

例えば子どもが不登校になったとします。その原因があなたの過干渉だったとします。そこであなた自身が過干渉をやめて、過保護に接するようにしたとします。

最初あなたの旦那さんは、「そんなことをしたって無駄だよ」と無関心かもしれません。

でもあなたが毎日必死に子どもに向き合う姿を見ると、「たまには家事を手伝おうかな」とか、「俺も父親として何かしないといけないな」と感じることがあるのです。

偏差値が高い学校に入ると、自分自身も偏差値が上がることがあるのですが、これは周りが勉強している姿を見て、自分自身も勉強しようと思うようになるからです。

もちろん最初から、これを期待して行動するのは良くないですが、いつか相手が変わることもあるわけです。

何か問題が起こった時は、他人を変えようと思うのではなく、まずは自分に何ができるかを考える。すると相手が変わることがある。ということを理解して、問題解決に取り組んでみてください!

中学生向け!人生のゴールとは何か?

本日のお話は中学生向けのお話です。私自身これは本当に大事なお話だと思っているので、もしよかったらお子さんにもシェアしていただけると嬉しく思います。

7つの習慣の第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

7つの習慣
私の大好きな書籍の一つに、「7つの習慣」というものがあります。人生で最も読んだ書籍です。おそらく100回くらい・・・その中に、こんなフレーズがあります。

目をつぶって考えてほしい。あなたは今愛すべき人の葬式に参列している。他の参列者の方も、みんな涙を流している。

あなたは手を合わせて、故人の写真を見ると、なんとその写真には、あなた自身の顔が映っている。つまり亡くなったのは、あなた自身なのである。

もしこの状態になったら、あなたは参列者の方に、どういった想いで、見守ってほしいだろうか?

もしあなた自身が、1年後死んでしまうとしたら、あなたはその時、

  • 友達
  • 家族
  • 先生
たちから、どういった人だったと、思ってほしいでしょうか?

人生のゴールを考えて毎日を送る

葬式
なぜこういった話をするのかというと、多くの人は毎日、目の前のことだけを考えて生きています。
  • 明日までに提出しないといけない宿題
  • この後行かないといけない塾
  • 今週末の部活の大会
明日、もしくは今週末に起きる出来事だけを見て、生活しています。もちろん目の前のことに、全力で取り組むことは大事なことです。ただそれ以上に大事なことがあります。

それは人生のゴールを決めるということです。もしあなたが死ぬときに、周りの人から「優しい人だった」と思ってもらいたいなら、そのゴールを描いて、毎日を送らないといけません。

少し嫌なことをされたくらいで、他の子に嫌なことをしてはいけないのです。

もしあなたが死ぬときに、「勉強はサボっていたけど、スポーツだけは本当に一生懸命やっていた」と思われたいなら、部活動だけは、絶対にサボってはいけないのです。

将来の仕事や生き方のゴールも決める

学校
人生のゴールを決めるのは、自分の性格だけではありません。自分の将来についても、常にゴールを考えることは大事です。例えば進路です。
  • 少しでも早く仕事をはじめお金を稼ぎたいのか?
  • 少しでも長く学生生活を楽しみたいのか?
あなたはどちらを望みますか?もし前者を望むなら、あなたが進むべき進路は、普通科ではありません。

工業科や商業科などの、専門学科に進んで、高校卒業と同時に就職したほうが、あなたが望む人生になります。

もし後者を望むなら、あなたが進むべき進路は普通科か、総合学科がおすすめです。そのほうが、大学に進める可能性が上がるからです。

多くの子が、自分のゴールを考えることなく、自分の進路を決めようとします。これは非常に危険なことです。

ゴールは常に変わると考えて想像する

夢

道山先生!そんなこと言われても、将来どういう人生を歩みたいかなんて、今の時点で想像できません。絶対に変わると思うんで。

あなたはこう思うかもしれません。はい、その通りです。将来進みたい道なんて、絶対に変わります。

じゃあどうしたらよいのかというと、将来変わることは考えず、今の時点でどうしたいかを考えればよいのです。

例えば私は高校生の時、「学校の先生になりたい」と思いました。その当時はまさか自分が教師をやめて、今の仕事をするなんて想像もしていませんでした。

だから私は教師になるために、必死に勉強しました。これでいいのです。将来変化することを恐れるのではなく、今自分がどう思うかを考えて、その夢を達成できる生き方をしてください。

すると必ず、後悔しない人生を送ることが、できると思います。

【悲劇】日本の女子生徒の13%が援助交際

昨年の冬の話なのですが、国連のブーアブキッキオ特別報告者さんが、「日本の女子生徒の13%が援助交際に関与している」という発言をされて世間をにぎわせました。

※その後この発言は撤回されました。

私もチェックしたわけではないので、何%が援助交際に関わっているのかはわかりません。ただ援助交際に関わっている子がいるのは事実です。

子どもが援助交際をする2つの理由

父と娘
ではどうして子どもたちは、援助交際に手を染めてしまうのでしょうか?もちろん様々な理由があると思うのですが、私は次の2つが主な原因だと考えています。
原因1 父性の欠落
援助交際に手を染めてしまったり、彼氏に依存してしまう女の子というのは、父性が欠落した状態で育てられた子が多いです。

父性と言うのは、子どもに「物事の良いことと悪いことをを伝える性質」のことです。基本的にお父さんがこの役割を担っています。

※もちろん母子家庭では、お母さんがこの役もしないといけません。

ただ最近は、お父さん自身が良いこと悪いことがわかっていない方が多いです。

その結果、子どもを理不尽な理由で叱ったり、本当にダメなことをしていても叱らないという家庭が増えているように感じます。

※もちろん全員ではないです。

こういった家庭で育った子と言うのは、どうしても悪いことと良いことの違い判りません。その結果、援助交際もお金を稼ぐ一つの手段だと考えてしまうわけです。
原因2 お金の問題
中学校を卒業した子で、援助交際に手を染めてしまう子の中には、どうしてもお金が足りず仕方なく・・・という子もいます。

少し前に、「貧困女子」という書籍が流行ったのですが、
  • 家族を病気などでなくしてしまった
  • 親に離縁されてしまった
  • 仕方なく親から離れて生活している
女性は本当お金で苦労しています。その結果仕方なく、援助交際をして生きているわけです。

今の私たちに出来ることとは?


では今の私たちが子どもにしてあげられることって何なのでしょうか。まず大事なことは、母性と父性の2つでしっかりと子育てをする、ということです。

子どもと言うのは、いきなり「あれはOK,あれはダメ」と言われても言うことを聞けません。

父性を発揮するためには、まずは「あなたを全て受け入れるわよ」という母性で接してあげてないといけないのです。

母性たっぷりで子どもに接してあげると、子どもの愛情バロメータがグングン上がっていきます。その結果ダメなことを教えても、素直に聞くようになるわけです。

次にせめて社会人になるまでは、親が面倒を見てあげるのが大事です。中学生を卒業したから後は一人でやりなさい!と言って社会に放り出しても、子どもは一人で生計を立てることはできません。

その結果仕方なく、援助交際などの手っ取り早くお金を稼ぐ道に進んでしまいます。そうなる前に、せめて最初の会社に就職するまでの間は、親ができる限り支援をしてあげるのが大事です。

まずは今できることは何かを考えて、子どもに接してあげてくださいね。

21世紀に生き残るキーワードは脱AI

今日は未来予想のお話です。私は日ごろから時代の変化に焦点を当てて生活しています。今行っているような仕事も、10年前には存在しなかった仕事です。

まだまだ教師時代の友達からは、「道山はよくわからないことをしている」と言われているのですが(笑)

10年後くらいはこういったスタイルで仕事をする方が増えてくると思います。では今後10年先の未来は、どうなっていると思いますか?

10年後は社会人になっている、小学生、中学生、高校生の子に、どうしても伝えたいことがあります。

10年後はロボットが活躍する時代

スターウォーズ
2030年ごろの日本って、どうなっていると思いますか?私が考えているのは、今よりもさらにロボットが活躍する時代になるということです。

あなたは、スターウォーズという映画を、見たことはありますか?

今年の12月に、新作が出る予定の映画なのですが、スターウォーズのような世界が、現実的になってくると思います。具体的に言うと、
  • 移動は全て無人タクシー(空を飛ぶ可能性もあり)
  • 荷物を運んだりするのは人間型のロボット
  • 単純作業は全てロボット
という世界です。もしイメージできなければ、一度スターウォーズを見てみてください。

>>スターウォーズ エピソード4

ロボットが増え続ける世界の様子

ロボット
もし今人間が行っていることの多くをロボットが行う世界になったら、どういったことが起きると思いますか?
  • 農業(食べ物を作る)
  • 漁業(魚を育てる)
  • 飲食業(料理を作る)
  • 清掃業(掃除をする)
  • 運輸業(人や物を運ぶ)
こういったことの多くは、ロボットが行ってしまうのです。すると多くの人の仕事が、なくなってしまいますよね?

もちろんお金持ちの人たちは、「ロボットが作ったご飯なんて食べたくない」と言うはずです。なので超一流の、
  • 食べ物を作る人
  • 魚を育てる人
  • 料理を作る人
などは仕事があります。ただ5万円払って人間が作る料理食べるなら、ロボットが作った500円のご飯のほうが良いと考える人はロボットの方を選ぶはずです。

すると、超一流の仕事をする人以外は、生き残れなくなってしまうのです。

私たちが生き残る唯一の方法

マッサージ
ではこれから社会に出ていく、小学生、中学生、高校生は、どういった仕事をしていけばよいのでしょうか?

私は主に2つの方法があると思っています。
ロボットにできない仕事をする
例えば心理カウンセラーなど、人の話を聞く仕事って、ロボットにはできないですよね?

今後は、人の気持ちがわかるロボットも出てくると思います。ただ多くの人は、ロボットに話を聞いてもらっても、心のストレスは解消されません。

こういった人にしかできない仕事をすれば、生き残っていけるわけです。

プロスポーツ選手などもこの分野です。ロボットどうしが戦う試合を、見たいと思う人は少ないと思うので。
何かの分野で超一流になる
料理はいずれロボットが作ると思います。ただ上にも書いたように、お金持ちの人は高いお金を払ってでも、人間が作った食事を食べたいと思うはずです。

マッサージも、いずれロボットがするかもしれませんが、やはり人間にマッサージしてほしいと感じる人は一定数います。

ロボット以上に高いお金を払ってでも、この人にやってほしいと思えるくらい、何かの分野で超一流になると、あなたは生き残ることができるのです。

10年後の未来は、今とは180度変わっていると思います。その未来を生きていく今の子どもたちは、本当に大変だと思います。

だからこそ、2日前の記事で書いたように、今のうちから自分のゴールを決め、それに向かって前進することが大事になります。

21世紀になってから子どもが荒れ始めた2つの理由

今日は役に立つお話と言うよりも、「なぜ今の子どもは荒れる子が多いのか」というトピックに対する道山の考えを述べたような記事になります。

ですので、興味のある方だけ読んでいただければと思います。大河ドラマなどを見ていると良くわかるのですが、今から100年以上前の日本と言うのは、
  • 子どもは親の言うことを聞くのが当たり前
  • 勉強できることは幸せなこと
という価値観でした。だから子どもが荒れるということは、今の時代よりも少なかった思います。

※もちろんその時代に生きていたわけではないので、あくまでも私の想像です。

ではなぜ21世紀になってから、少しずつ荒れてしまう子どもたちが増えてきたのか?実は時代背景も大きく影響していると私は考えています。

1.物が何でも手に入るようになった

新しい住宅街
18世紀から20世紀までの間は、今と比べてあまりものがありませんでした。だから近所の人同士が、お互いに協力し合って生活していました。

協力するのが当たり前なので、お互いの仲が良くなります。こういった状況になると、村全体で子どもを育てていくと言う価値観になってきます。

だから子どもは荒れにくくなります。ただ今の時代と言うのは、正直あまり協力しなくても、お金さえあれば生活できる時代です。

だから隣の家にだれが住んでいるのか知らずに生活している人がたくさんいます。その結果隣の子が悪さをしていても、注意することはあまりないです。

その結果、昔に比べ荒れてしまう子が増えていると私は思っています。

2.景気が悪くなると共働きが増える

共働き
バブルの時代と比べ、今は明らかに給料が下がっています。

※これは平均賃金を見ると明らかです。

給料が下がると、家計と言うのは仕方なく共働きになります。その結果、子供と接する時間が減り、子どもは愛情不足になりやすくなります。

もちろん景気のせいにするのは良くないですが、やはり傾向としては、景気が良い時期の方が子どもは荒れにくくなる私は考えています。

時代のせいにしてはいけない

変化
ここまでの話を読むと、「うちの子があれているのは時代のせいだ」と言いたくなってしまうのですが、この考え方は良くないです

いくら悪い時代であっても、世の中にはあれていない子どもがたくさんいます。だから景気や社会のせいにするのではなく、
  • 今自分には何ができるのか?
  • 自分はどう変わる必要があるのか?
を考えていきましょう。ダーウィンは進化論のなかで、「変化に対応できるものが生き残る」と言っています。

私たちも常に時代に合わせて子供と接することが大事なのかなと私は思っています。

警察に通報すべき問題行動とは?

子どもが何か問題を起こしたとき、それが手に負えないと思ったら、警察の力を借りたほうが良いです。

ただ近所の目が気になるなどで、それができなこともあります。ではどういった場面になったら、近所の目を気にせず警察に頼るべきでしょうか?

主に私は、次の2つのケースになったら、近所の目など気にせず、警察の力を借りたほうが良いと思っています。

子どもが暴れ暴力をふるうとき

家庭内暴力
いわゆる家庭内暴力というやつです。家の中で子どもが暴れ、それを止めようとすると、あなた自身がけがをしてしまう。

こういった状況であれば、怪我をする前に警察の力を借りるようにしてください。ここまでしないと、子どもはことの重大さを理解できません。また大けがをしてからでは遅いからです。

あなた自身に危害がなくても、旦那さん、兄弟、おじいちゃんなどが怪我をしそうな場合も同じです。

また直接的な危害がなくても、冷蔵庫を倒すとか、家の中をメチャメチャにするとかそこまで悪化したら力を借りてください。

子どもが自分自身を傷つけるとき

リストカット
また他人ではなく、自分自身を傷つけようとした時も警察の力を借りたほうが良いです。例えば自傷行為などをしたときです。

この場合警察でなく、児童相談所でも大丈夫です。正直あまり力にはなってくれないかもしれませんが、外部の人間の力を借りることで、あなた自身が精神的に落ち着きます。

最初のうちは、お子さんは軽い気持ちで、リストカットをすることがあります。ただ一歩間違うと、本当に命を落とす可能性があります。

そうなってからでは遅いので、早めに外部の力を借りるようにしましょう。

周りの目線よりも子どもの命を大事にする

ハート
警察を呼んだり、児童相談所の人に来てもらったりするのは、近所の目が気になることだと思います。

だから一歩を踏み出せない方も、いるかもしれません。しかしこの考え方はよくないです。一番大事なのは、周りからの目線ではなく、お子さんの命です。

家庭内暴力やリストカットなどは、本当に命に関わることです。後で後悔してからでは遅いので、早めに外部の力を借りるようにしてくださいね。

過剰期待は子供を苦しめる!

昨日の記事で、子供を餌で釣ることは良いことか?というお話をしました。

子供に期待しすぎていませんか?

親子の場合、1つ注意しないといけない事があります。それは過剰期待は絶対にダメということです。子供と言うのは素直なので、親の期待に答えようとします。

本当であれば遊びに行きたくても、親が「あなたなら必ず1番を取れるよ!」といい続けて育てていくと、自分の気持ちを押しころして、勉強ばかり頑張ってしまいます。

でも自分の気持ちとは正反対の行動をするので、この生活は非常に大きなストレスを感じます。そのストレスが限界に来ると、子供は荒れてしまうのです。

超優等生だった子が、急に不登校になったり、急に不良になったりする場合、こういった事が原因の可能性があります。

親が子供にある程度の期待をするのは、子供の能力を高める上で大事です。ただ過剰な期待は子供を苦しめるだけなので、適度な期待に留めて置いてくださいね。

若い時期から彼氏依存女子の原因

まだ中学生や高校生なのに、彼氏に依存してしまい、家を飛び出し彼氏の家ばかりに行ってしまう子が最近増えています。これって、何が原因だかわかりますか?

実は子育てに必要なある要素が足りていないからこそ、起こってしまう問題なのです。本日はこの原因と解決策についてお伝えしたいと思います。

もし思春期の女の子がいるなら、この理論を知っておくだけで、今後彼氏依存になり人生が崩壊する可能性がかなり低くなると思いますよ。

子育てに必要な2つの要素

親子
そもそも子育てには、2つの要素が必要です。それは「母性」と「父性」です。

母性というのは、無条件の愛で包み込むことです。例え子どもが犯罪を犯しても、愛してあげるのが母性です。

父性というのは、ダメなことはダメと伝えることです。犯罪は絶対に許さないというのが父性です。

本来子どもというのは、母親から母性、父親から父性で接してもらいます。すると、
  • 母性⇒愛情を受けて
  • 父性⇒社会性をつけて
育つことができるのです。しかし現代は、父性で向き合うことができていない家庭が多くなっています。

彼氏依存になる原因は父性の欠乏

カップル
すると子どもはどうなるかというと、父性を求めるようになります。彼氏に依存してしまう女の子というのは、父性を求めて彼氏に依存してしまうのです。

人間というのは、自分を無条件で受け入れてほしいという気持ちもある一方、ダメなことはダメと叱ってほしいという気持ちもあります。

叱ってもらえないと、それも愛情不足になってしまうのです。そんなとき、ふと現れた彼氏が、男らしい人であれば、その人から父性で接してもらえると思ってしまいます。

仮に父性が全くない男性でも、勘違いしてしまうのです。

母子家庭でもできる彼氏依存の解決策

おじいちゃん
では子どもがもし、彼氏依存になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか?

解決策はたった一つ、「ダメなことはダメだとはっきり伝える」です。お父さんがいる家庭であれば、お父さんがしっかり伝えないといけません。

母子家庭であれば、お母さんが代わりに伝えるか、おじいちゃんが伝える必要があります。

夜遅くに帰ってくるなら、「こんな遅くまで遊んでいたらだめだ」と叱らないといけないのです。

すると子どもは、「この人なら私を守ってくれる」という安心感を得ます。その結果彼氏依存が軽減されます。

さらに詳しい!思春期の子育て法はこちら


私は現在、思春期の子どもがいるお父さんお母さん向けに、思春期の子育て法を解説する勉強会を全国で行っています。ありがたいことに、最近ではPTA組合などからの依頼もいただいています。

ただ、会場などの関係で、直接学びに来ることができない方もいます。そんな方のために、思春期の子育て法をまとめて解説する無料講座を配信しています。この講座では、
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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