子どもが学校に行けない状態だと、親として不安になりますよね。そのとき最も大切なのは、「〇〇〇〇〇」です。
このたった5文字のことが、子どもを変えます。思春期の子どもがいる方であれば、誰でも必要な考え方といえるでしょう。
不登校解決はもちろん、勉強を頑張ったり、将来の夢を持ったりできるようになります。子育ての不安が軽減すると思うので、参考にしていただければ幸いです。
不登校解決で最も大切な「〇〇〇〇〇」とは?
答えは「無条件の愛」です。世の中にいる多くのお父さんやお母さんは、条件付けの愛情で子どもに接しています。
「学校に行けたら」「成績が良ければ」こういった条件を、無意識のうちに子どもに与えてしまっているのです。すると、子どもはどう感じるでしょうか?
「今の私では価値のない人間なんだ」このように感じ、心が疲れます。すると、さらに不登校が悪化してしまうのです。
一方「仮に学校に行けなくても、あなたが元気に生きているだけで幸せ」という無条件の愛で接していると、子どもは根拠のない自信を持つようになります。
自分の存在を認めてくれる最強の味方がいることで、エネルギーが生まれ、人生を前向きに考えることができるようになるのです。
無条件の愛=「なんでも許していい」は間違い
無条件の愛といっても、許してはいけないことがあります。他人を傷つけること、法律に触れること、他人に迷惑をかけること、の3つです。
ダメなことはダメと言わないと、善悪がつけられない子になるからです。たとえば親への暴言や暴力、LINEでのいじめ、未成年なのに深夜外出や飲酒、タバコ。
これらはこの3つに当てはまります。そのため、毅然とした態度で対応する必要があります。
「その言い方は親に対する言い方じゃない。そんな言葉では要求を聞けません」
「次暴れた場合、私では手を付けられないから警察を呼びます」などと、厳しく注意しましょう。
不登校解決への3つのステップ
以上を踏まえて、不登校解決で必要な3ステップをお伝えします。はじめに、愛情バロメータUPです。
無条件の愛で子どもに接して、子どもとの信頼関係をつくっていきましょう。行動するためのエネルギーが出てくるため、勉強や学校への興味が出てきます。
次に、行けない理由を解決しましょう。学校でトラブルがある場合、先生と相談しながら解決していくことが大切です。転校して再スタートを切るのもいいでしょう。
最後に、再登校の階段を下げることも大切です。いきなり無理に頑張らせると、疲れてしまうからです。
子どもの様子を見ながら、送迎をしたり、午前のみ登校したり、カウンセリング室へ登校したりなど、低いハードルからスタートさせましょう。
本日のまとめ
不登校解決はもちろん、思春期の子育てで最も大切なのは「無条件の愛」です。これがあれば子どもはエネルギーが出てくるため、勉強や学校への興味が出てくるでしょう。
しかし他人を傷つけること、法律に触れること、他人に迷惑をかけること、この3つは厳しく注意することが大切です。
その上で、行けない理由を改善すること、再登校のハードルを下げることで、不登校は解決できます。
明日ですが、「勉強嫌いな子どものやる気を引き出す方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校解決で最も大切なこと
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。