先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中一の長女の事です。現時点では成績優秀で偏差値もかなり高いです。しかし6月後半頃から、朝起きれなくなり、学校を、休みがちになりました。
夏休みに入って、勉強を完全に拒否して全くしなくなりました。朝起こすこと、学校に行かせること、勉強をさせること、どう対応すればいいでしょうか?
今までは普通に学校に行けていた子が、急に朝起きられなくなって学校に行けなくなると、親として心配になりますよね。
そこで今回は、朝起きられなくなる原因と対処法をお伝えします。今回の内容を理解していただければ、朝起きてまた学校に行けるようになります。
その結果、今よりいきいきと生活できるようになるので、勉強や進路についても前向きになれるでしょう。参考にしていただければ幸いです。
子どもが突然朝起きられなくなる理由
子どもが突然朝起きられなくなったときに、考えられる理由は3つあります。
1つ目は、学校で嫌なことがあったからです。前日に友達と喧嘩をしたりすると、朝起きるのが嫌になります。
2つ目は、疲れが限界に達したからです。部活や旅行などで疲れがたまると、体が動かなくなります。
3つ目は、愛情バロメータが低いからです。愛情バロメータが低いと、子どもは行動するためのエネルギーがなくなります。
どのパターンも、無理に登校させようとすると愛情バロメータが下がってしまいます。その結果、長期的な不登校になってしまうでしょう。
朝起きられなくなった時の対応法
まずは、朝起きられない理由を子どもに聞きましょう。「昨日寝られなかった?」という感じて聞いてみます。
次に、疲れているかどうかをチェックしましょう。疲れている様子なら、「今日は1日休もうか」と言って休ませればOKです。
愛情バロメータも高く、ただサボっているだけなら「まだ間に合うからがんばれ!」と背中を押してあげましょう。
行けなくなってしまったら?
そのまま学校に行けなかったら、「学校で嫌なことでもあった?」と聞いてみましょう。なにかトラブルが起きているなら、先生と相談して解決しないといけないからです。
ただ疲れているだけなら、子どもの話を聞いて、おいしいご飯を作ってあげましょう。このとき、勉強の話をしてはいけません。
今はそれどころではないからです。ここまでしたら、あとは子どもの気持ちが前向きになるまで待ってあげましょう。
急ぐとふりだしに戻ってしまうので、焦らないことが肝心です。
本日のまとめ
子どもが突然朝起きられなくなる理由はいろいろあります。サボっている場合を除いて、無理をさせると長期的な不登校になってしまうでしょう。
まずは学校で何かあったのか、起きられない理由を聞いてみましょう。話を聞き、おいしいご飯を作って、子どもの気持ちが回復するのを気長に待ってあげることが大事です。
明日ですが、「東大に行く子が行っているシンプルな学習習慣」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが朝起きられない3つの原因
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