先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私は中学校の様子を知りたくて、入学早々の役員決めで立候補しようと思っていました。でも、最近の息子の様子を見て、役員を引き受けることで息子と私の心の負担が大きくなるのかな?と考え初めました。
なぜなら、うちの子は発達障害で不登校傾向だからです。学校の様子は知りたい。息子の気持ちにも寄り添っていたい。学校と繋がりを持つことも大事。
色々考えると、役員になるべきかどうか…学校の先生は、不登校の親が役員というのは、どう感じるか教えていただけないでしょうか?
PTA役員をやるべきかどうか、これは親として非常に悩むことだと思います。特に子どもが発達障害や不登校だとさらに悩むと思います。
そこで本日は「子どもが不登校でもPTA役員をやるべきかどうか」についてまとめます。来年PTA役員をやろうかどうか悩まれている場合、参考になるかと思います!
PTA役員をやる一番のメリット
そもそもPTA役員をやるメリットって何でしょうか?意外と知らない方が多いので、簡単にまとめます。実はいろいろとメリットがあるのですが、一番大きなメリットは「学校の内部を知ることができる」ことです。
通常、保護者が学校に行くタイミングは、学校行事、授業参観、三者面談の時だけだと思います。これらの行事の時って、先生たちは「保護者を受け入れる体制」になります(笑)
例えば、普段はジャージで学校生活を送っている先生も、この時はスーツになるのです。つまり、普段とは違った姿しか見ることができません。
PTA役員になると、日ごろから学校に出入りできるので、本来の学校の雰囲気がわかります。
いじめなどを受けている場合、子どもを守ることができる
学校の雰囲気がわかると、どういったメリットがあるのか?一番は、子どもがいじめなどを受けていないかチェックできるということです。
自然に教室を覗くこともできますし、教頭先生や学年主任などに直接話を聞くこともできるからです。またトラブルが起きていたら、先生に直接訴えることもできます。
逆に、子どもが学校でトラブルを起こしているなら、叱ることもできます。このようにPTA役員になると、一歩踏み込んで、子どもをサポートすることができるのです。
子どもが不登校でもPTA役員をして良いのか?
最後に今回の相談である、子どもが不登校でもPTA役員をして良いのかまとめます。これに対する答えは「親が負担にならないならやってもOK」になります。
例えば、日ごろから仕事が忙しく、子どもに手をかける時間が無くなり、愛情バロメータが下がって不登校になっているとします。この場合、PTA役員なんてやっている場合ではありません。
思春期の子育て講座などを参考に、今すぐ愛情バロメータを上げ、不登校を解決することが先です。
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一方、愛情バロメータはそれほど低くないけど、ADHDなど発達障害が原因の不登校なら、PTA役員をやったほうが良いです。
子どもの授業中の様子などをチェックできるので、早い段階で次の対応ができるからです。まとめると、不登校かどうかではなく、親の生活リズムを考え、負担ではないならやっても良いということです。
本日のまとめ
今回の相談者のように、PTA役員になるべきかどうかという判断だけで、子どもの人生は180度変わります。ただ、なかなかこういったことって聞ける方が少ないんですよね。
そこで現在、上記の方のように来年度中学1年生になる方限定のプログラムを作成しています。※3月くらいに公開できればと思っています。
中学1年生のスタートがしっかり切れれば、中学3年間が本当に楽になります。それをサポートするプログラムなので、今お子さんが小学6年生であれば楽しみにしていてくださいね!
明日ですが、「3か月で不登校が改善した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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