先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。
はじめまして。中1の息子を持つ母親です。5年生くらいから反抗してきて最近特に、ちょっとした自分の思うようにならない事や小さなことで私に暴言を言ってきます。
手は出したり物に当たったりはして来ないです。すぐ口癖のようにここから飛び降りて死んでやるとかそんな事をいう時もあり心配です。
私はカーッと子供がなってる時は一切何も言わずただ時が過ぎるのを待っている感じです。これからあと数年はこの時期を耐えていかないといけないんでしょうか?
子どもが親に暴言を吐くのには2つの理由があります。この理由をしっかり理解し対応していけば暴言はなくなります。
ただ何も考えず、子どもが多きになるのを待っているだけでは暴言はさらに悪化するので注意してくださいね!
目次
あなた自身が暴言を吐いていませんか?
子どもが親に暴言を吐く理由①は「親が子どもに暴言を吐いている」です。子どもは親の鏡です。あなたやあなたの旦那さんが、普段から暴言を吐いていたら、子どもはそれをまねします。
例えば野球を見ている時に、「なんだそのプレーは!しね!」とか言っていると、子どもも同じように「死ね!」と言うようになります。
だからもしあなたがこういった言葉を使っているとしたら、まずはそれをやめるようにしましょう。ただここで一つ問題があります。
実は自分の口癖というのは自分では気付かないことが多いです。だから第三者の方に指摘してもらうことが大事になります。
可能であれば夫婦で指摘しあう、それが難しければママ友パパ友に指摘してもらのが大事になります。
もしあなたは暴言を吐いていないのに、旦那さんや奥さんが暴言を吐いているのが原因なら、以下のページを参考にしてみてください。
>>自己中な旦那を変える方法
子どもの自尊心を傷つける叱り方をしていませんか?
子どもが親に暴言を吐く理由②は「自尊心が傷つく叱り方をしている」です。これも自分では気づかないうちに自然にやっている可能性があります。
そもそも叱るとは何かというと、子どもにダメなことを伝えることです。あなた自身のイライラをぶつけることではありません。
教師の中にもいるのですが、叱る=自分のイライラを子どもにぶつけるだと思っている人がいます。その結果、
- 大きな声で
- 物を蹴ったりしながら
- 鬼のような目つきで
その子は自分が卒業するときまで、その時に怖かった出来事を恨んで来ます。※今となっては本当に反省です。
子どもが成長できる叱り方をすることが大事
結局、星一徹のように叱っても、子どもは叱られていると感じず、怖くなってしまうだけです。だから伝わりません。伝わらないだけでなく、自尊心を傷つけてしまいます。
もちろん法律に触れることのような、本当に許せないことをした時は厳しい叱り方をしても良いと思います。1年に1度くらいであれば、子どもは「本当にダメなことなんだ」と理解できます。
ただ普段は冷静に伝える叱り方をしないと、子どもは自尊心を傷つけられるので、自分の心を守るためにわざと暴言を吐いてしまいます。
まずは叱り方を見直してみるところから始めましょう。なおそもそも子どもを叱る基準がわからない場合、次のページが参考になると思います。
>>子どもを叱る基準とは?
暴言を吐く=心が傷ついている
まとめると子どもが暴言を吐いてきたときは、それを直そうと考えてはいけません。自分自身も暴言を吐いていてそれを真似しているか、叱り方が間違っているため心が傷ついているかのどちらかです。
どちらが原因かをしっかりと考え、どうしたらその傷が癒えるかを考えるようにしましょう。すると、
- 感情をぶつける叱り方をやめる
- 子どもを責めるのではなく、ダメな行動を伝えるようにする
- 普段は子どもの要求を聞いてあげるようにする
既に親子関係が悪くなっている方は関係回復から始めよう!
ここまでにお伝えした2つの方法を実践すれば、お子さんが暴言を吐くことはなくなります。ただ現時点で親子関係が良くないとこれから暴言以外にも様々な問題が起こります。
スマホゲーム依存、昼夜逆転生活、親に対する暴言や暴力、部屋に引きこもって出てこない、不登校などは全て親子関係が悪化したことが原因で起こるからです。
そこでもしあなたやあなたの旦那さんとお子さんの関係が良好でない場合、一度私の思春期の子育て講座を読んでみてください。※無料で配信しています。
ここでお伝えしていることをしっかりと実践していただければ、3か月後にはサザエさんのような素敵な家族を創ることができます。その結果、自然に子どもの暴言も消えると思いますよ。
>>思春期子育て講座の詳細はこちら
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
道山のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は クリックをいただければとても嬉しいです 🙂
↑ 道山はいま何位?
この記事へのコメントはありません。