ストレスを発散させる遊びを作ろう

遊び

あなたのお子さんは現在、

  • 部活動
  • クラブチームでの活動
  • 友達との遊び
を週にどれくらいの頻度で行っていますか?もし週に5日以上行っていないなら危険です。それが不登校や非行の原因になっている可能性があります。

現在お子さんが上記の3つを行っている方も行っていない方も、この理論だけを理解しておいてください。

学校はストレスがたまる場所

学校

私は元中学校教師です。今でも学校が大好きです。だからここでお話しするのは、学校の批判ではありません。

教師を経験してきた事実をお伝えします。学校というのは、ストレスがたまる場所です。なぜなら、
  • 勉強しないと叱られる
  • 友達と成績で比べられる
  • ルールに背くと生徒指導に叱られる
  • 決められた規則通りに生活しないといけない
からです。私たちは学校に行くのが当たり前という環境で育ってきたので、つい忘れてしまいがちになるのですが、

客観的に見ると、非常にストレスがたまる環境ですよね?子どもたちは学校に通っているだけで、毎日たくさんのストレスをためてきているのです。

ストレスを解消できるのは会話と運動

部活

ではそのストレスは、どのように解消するのかというと、次の2つの方法しかありません。

会話

親に話を聞いてもらったり、友達や先生と話したりすると人はストレスを解消できます。友達がいない、先生との関係が悪い、親子関係が悪い子の場合、この方法が使えないので、他の子以上にストレスがたまります。

運動

部活動、クラブチーム、遊び子どもたちにとってこの3つはストレス解消になります。体育系の部活動ではなく、文科系の部活動でも同じ効果があります。

もし部活にもクラブにも入っておらず、遊ぶ友達もいなかったら、ストレスがたまるのは当たり前なのです。

親子関係が良好になった後のアプローチ

親子

私は日ごろから、親子関係を良好にする重要性を伝えています。ここが良好になると、子どもは学校のストレスを親に話を聞いてもらうことで、解消できるからです。

ただそれができているのに、なかなか反抗期が収まらなかったり、不登校が解決できていないなら、一度運動面を見てみると良いです。何か一つでも、
  • 没頭できること
  • 体を動かせること
を週に1回以上できれば、ストレスが解消されます。同年代の子と一緒に、活動する必要はありません。

お父さんお母さんと一緒に、週末遊びに行く形でもOKです。それだけでストレスが解消されるので、子どもの問題行動は少なくなります。

※また反抗期についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

>>中学生の反抗期対策をまとめました!

本日のまとめ

愛情

日ごろから、愛情バロメータを上げて、接していくことは大事です。ただ話を聞いたり、子どもの要求を聞くだけで、解消できるストレスには限界があります。

もしお子さんが日常、部活動や遊びをしていないなら、週末に親子で遊びに行くようにしてください。

体を動かす活動はもちろん、映画を見る、ショッピングに行く、おいしいご飯を食べるなどでも、ストレスが解消されると思います。

明日ですが、「左脳と右脳を活用して勉強しよう」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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