部活動が廃止になるデメリット

サッカー部

先日のニュースなのですが、愛知県名古屋市の小学校で、部活動の廃止が検討されることになりました。

理由は教員の負担軽減らしいのですが、これは完全に教員の気持ちを無視した方針だと思います。

また子どもたちにとっても、かなりデメリットが大きい方針です。そこで本日は、部活動を廃止するデメリットとどういう形にするのが良いのか?という点についてお話します。

今後日本全国で、この流れが出てくると思うので、お父様お母様も子どもに起きる変化を予め理解しておくと良いと思います。

※注意※ 今日のお話はあくまでも道山はそう思う!というだけで、これが100%正しいとは、考えないでくださいね。

部活動を廃止する大きなデメリット

学級崩壊

最初に部活動がなくなるデメリットについてお話しします。名古屋市のニュースを読む限り、部活動が無くなった後は、教員が関わらない形で、継続されていくそうです。

子どもたちからしたら、スポーツを継続できるので、それほど影響がないかもしれません。

しかし学校側としては、これは非常に大きなデメリットがあります。学校の中には必ず、先生の言うことを聞かない子がいます。いわゆるわんぱくな子です。

こういった子は、部活動だけは一生懸命やります。そして顧問の先生のことを、神様だと思っています。

つまり顧問の先生の言うことは、絶対に聞くわけです。もし部活動が外部に委託されたら、そういった子たちを抑えられる先生がいなくなるのです。

これは学級崩壊する確率が、かなり高くなるということです。

教員の負担軽減が目的というのはナンセンス

希望

名古屋市の部活動が廃止された理由は、教員の負担を軽減することです。私もサッカー部の顧問をしていたので、負担が大きいのはよくわかります。

ただここで考えてほしいのは、負担だと考えている先生の割合です。私の感覚だと、負担だと思っているのは全体の5割で、残りの5割は部活動を生きがいにしています。

むしろ部活動の指導をしたいという理由で教師になっている人もいるということです。そういった先生たちから、部活動を取ってしまったら、生きる希望をなくしてしまいます。

また負担だと考えている人の多くは、給料がもらえないことに不平を言っています。もし時給2000円もらえたら、喜んでやる人も出てくると思います。

部活動の顧問を教師のアルバイトにする

時給

この答えが100%正解だとは思わないのですが、私なら「追加で給料を払って教師に部活動をお願いする」という方法が一番よいのかなと思っています。

基本的には、教師の仕事から部活動の顧問はなくします。ただやりたい人もいると思うので、そういった人には時給2000円ほど払い、顧問をお願いするわけです。

現状外部指導員を雇う場合、時給2000円ほど払っているわけなので、それを教師に支払ったところで、

別途財源を確保する必要はありません。どうしても部活動を手伝いたいという教師がいない部活のみ、外部指導員を雇えば良いわけです。

※私の感覚だと、時給2000円もらえるならやりたいという教師がほとんどなので、外部指導員は雇わなくても良くなると思います。

本日のまとめ

野球部

学校の先生が部活動を見るというのは子どもを教育するうえで、非常に理にかなった方法です。教師と生徒の間に、深い人間関係ができるからです。

それがなくなってしまうと、ますます学校が荒れると思います。とはいえ教師の負担もあるので、

給料を増やす形や部活動をするかどうかを選択できるような形も取り入れるのがよいのかなと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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