「副教科の勉強方法がわからない」
「技術家庭科、保健体育、美術、音楽の内申点が悪い」
「このままだと高校受験に合格できない」
と悩んでいませんか?安心してください。副教科は、ポイントさえ押さえればすぐに定期テストの点数を上げることができます。その結果、内申点も上がるので高校受験の合格率も上がります!
短期間で80点以上取れる勉強方法や副教科の勉強を行うタイミングや学習スケジュールについてまとめたので、参考にしてみてください。
なお、副教科ではなく5教科の勉強法については、以下のページにまとめてあるので、こちらも参考にしてみてください。
>>5教科の定期テスト対策のコツを全て公開したページ
目次
副教科の内申点を上げるなら、定期テスト対策が重要
もしあなたが、技術家庭科、保健体育、美術、音楽などの副教科の内申点を上げたいと考えているなら、最初に行うのは「定期テスト対策」です。
ではなぜ、定期テスト対策が大事なのでしょうか?いろいろと理由があるのですが、最も重要なのは次の2つです。
理由①運動神経や絵を描く能力はすぐに伸びない
保健体育の内申点を上げようと思ったら、足を速くしたり、サッカーのリフティングの回数を増やせば良いです。ただこれってすぐにできますか?
美術の内申点を上げようと思ったら、絵がうまく描けるようになれば良いです。では、3日間で絵が上手く描けるようになることってできますか?
もちろん早く走るコツ、リフティングのコツ、絵をうまく描くコツなどはあります。だから少しトレーニングをすれば多少は上手くなります。
>>足を速くする方法をまとめたページ
ただ、100m15秒で走れる子が、翌日13秒で走れるようになるのは無理です。しかし、定期テスト対策なら、今まで20点だった子が1日の勉強で80点を取ることも可能です。
つまり、副教科のテスト対策を行うと、すぐに保健体育、美術、技術家庭科、音楽の内申点を上げることができるのです。その結果、第一志望の合格率もすぐに上がるのです!
理由②副教科の能力と勉強の能力は反比例することが多い
あくまでも傾向なのですが、足が速く、運動神経が抜群の子で、学力も優秀!って子はなかなかいないです。技術の授業で、木材をきれいに加工できる子で、学力も優秀って子も少ないです。
どちらかというと勉強が得意な子って、運動神経が悪かったり、モノ作りが苦手だったりします。もちろん、まれに全てできる完璧な子もいますが、割合として考えるとかなり少ないです。
つまり、副教科の実技が得意な子に内申点で勝つには、勉強で勝負するのが一番楽なのです。
これら2つの理由から、副教科のテスト対策は気合を入れて行うことをお勧めします。
技術家庭科、音楽、保健体育、美術の勉強方法は全て同じ
では、実際に副教科の勉強方法ってどのように進めればよいのでしょうか?
副教科とは、技術家庭科、音楽、保健体育、美術の4教科を指します。実は、これら4教科の勉強方法は、基本的に全て同じです。主に行うのことは次の3つのみです。
①教科書の重要語句を暗記する
保健体育の場合、学期ごとに3~5回、黒板を使った授業を行うと思います。教科書を使って行うと思うのですが、授業中に先生がポイントを教えてくれると思います。
そのポイントをしっかりメモしておきましょう。そしてテスト前になったら、その部分に緑色のマーカーを引きます。そして赤下敷きで隠して、語句を全て丸暗記しましょう。
テストでは、教科書の文章がそのまま書いてあり、重要語句の部分のみ穴埋め形式で出題されることが多いからです。教科書の重要語句を暗記しておくと、こういった問題が解けるようになります。
また、可能であれば、音読も5回ほど行っておくと良いです。自分が重要だと思っておらず、覚えていなかった部分が出題されたときに対応できるからです。
②ノートやワークの答えを暗記する
技術家庭科の場合、専用のノートやワークを使って授業を進める学校が多いです。こういった学校の場合、ノートやワークの穴埋め部分がそのままテストに出る可能性が高いです。
そこで、予めワークを全てコピーしておき、テスト前にコピーを使って何度も繰り返し勉強しましょう。ノートやワークから7割ほど出題する先生もいるので、この勉強だけで7割くらいは点数を取ることができます。
ノートの場合、授業中眠くなってすべて写すことができなくなることがあるのですが、これはまずいです。必ず友達に見せてもらってノートを完成させましょう。
なお、いつも授業中眠くなってしまう場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
>>授業中眠くならない方法
③授業プリントは100%テストに出る
例えば、音楽や美術の場合、プリントを使って授業を進める先生が多いです。こういった先生の場合、100%プリントからテストを作ります。なぜプリントから作るのかというと、プリントのデータがパソコンに入っているからです(笑)
テストを作るとき、最も面倒なのが問題を打ち込む作業です。プリントのデータがパソコンに入っていると、そのデータをコピペするだけで簡単にテストが作れてしまいます。
日々、部活の指導や学級経営で忙しい先生であればあるほど、テストを作る時間がありません。だからこそ、できるだけ時間をかけずにテストを作りたいのです(笑)
こういった先生の諸事情も考えると、授業で使ったプリントの答えは全て丸暗記するのが大事です!
時間をかけずに点数を上げる副教科専用学習スケジュール
最後に一つ大事なお話をします。副教科の勉強にはどれくらいの時間をかければよいかという話です。
例えば5教科の場合、定期テストの2、3週間前から勉強をスタートします。これは、できるだけテストが終わった後も覚えた知識を忘れないようにするためです。
5教科の知識は、高校受験にも使うからです。できるだけ長い期間をかけて覚えた知識の方が、忘れずらいのです。
一方、副教科の知識は、高校受験で使いません。極端な話、目の前のテストの時だけ覚えていれば問題ないのです。そこで、副教科の勉強は、以下のスケジュールで進めるのがお勧めです。
定期テスト1週間前から3日前にかけて行う内容
ワーク、ノート、プリント、教科書などを一通り覚える。完璧にできなくても問題ない。とりあえず一通り頭に入れることが重要。定期テストの前日と当日の朝に行う内容
もう一度、ワーク、ノート、プリント、教科書を復習して頭に詰め込む。当日の朝の段階で、必要な内容を完璧に覚えていることが大事。
こういった流れで勉強を進めていきましょう。5教科の勉強と比べると、少し勉強時間が少ないですが、副教科はこれくらいで十分です。
なお、もし時間がなければ、前日と当日の朝の勉強だけでも大丈夫です。下記の方法で勉強を進めれば、前日と当日の朝だけでも80点以上取ることも可能だからです。
>>道山流!徹夜のコツをまとめたページ
徹夜が苦手な子は、1週間前から3日前までのどこかで、1度勉強しておくと良いですが、徹夜が得意な子は、副教科は一夜漬けと割り切るもの良いです。
誰でも簡単に5教科の合計点を上げる裏技
最後に、あなたに是非読んでいただきたい講座があります。私が現在無料で配信している「7日間で成績UP無料講座」です。
こちらは、私が教師時代に指導した経験と、現在思春期の子育てアドバイザーとして年間3000組の親子の勉強をサポートしている経験から導き出した、
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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