先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学2年生の娘です。学校へ頑張って通学しておりましたが、友人関係や外見的なコンプレックスから、自己肯定感が低くなり、笑顔が消えていく毎日です。
お友達とは上手く付き合っているように見えても、会うと擦り切れて、楽しい話がなくなって落ち込んで帰宅しています。どう接してはげまして良いのか、悩んでおります。
学校では友達関係で気を使ったり、他人の目を気にしてストレスに感じたりすることもあるでしょう。
このとき「自己肯定感」が高ければ、自信をもつことができ、友達関係もうまくいくようになります。
そこで本日は、自己肯定感を上げる子育て法を解説しました。親の力で、自己肯定感を上げることはできます。
自己肯定感が下がる2つの原因
はじめに、自己肯定感が下がる主な原因を2つお伝えします。1つ目が、愛情不足です。
子どもは「親から愛されていない」と感じると、自分に価値を見出すことができません。
親がいくら愛情をもって接していても、子どもがそれを愛情と捉えないと愛情不足になります。
2つ目は、ダメ出しの子育てです。できないところばかりに目を向けていると、子どもは自信のない人間になります。
たとえば、子どもがテストで80点をとったとしましょう。このとき「とれなかった20点」に目を向け、
「なんで20点落としてしまうんだ」と言うと、子どもは「自分は勉強ができない人間」と思ってしまいます。
まずは、愛情不足を解消する子育てをしよう
愛情不足を解消するには、子どもの要求をできる限り聞くことが大切です。子どもの要求って色々ありますよね。
「新しい服を見に行きたい」「イオン連れてって」「からあげ食べたい」「遊園地行きたい」「このテレビが見たい」
こういった要求を、できる限り聞くようにしましょう。子どもは自分の要求が満たされることで、親の愛情を感じるからです。
愛情不足が解消すると、行動するためのエネルギーが出てきます。学校や勉強を頑張ったり、友達関係を楽しむことができるようになるでしょう。
ダメなところではなくイイところに目を向けよう
また、常に子どものいいところに目を向けましょう。たとえば、お子さんは勉強が苦手だとします。
しかし、スポーツが得意だったり、友達に優しくできたりすることってありませんか?これは、長所です。
ダメなところを叱るのではなく、こういった長所を褒めて伸ばす子育てをしていきましょう。
なお、今回の相談者さんのお子さんは、友達関係で疲れています。この場合、とにかく話を聞いてあげることが大切です。
心の疲れは、話をたくさん聞いてあげることで解消します。そのためには、気軽に話ができる親子関係を作りましょう。
本日のまとめ
自己肯定感が下がる原因は、愛情不足とダメ出しの子育てです。愛情不足解消のためには、子どもの要求をできる限り聞くように心がけましょう。
またダメなところではなく、イイところに目を向けることも大切です。長所を伸ばす子育てをすることで、子どもの自己肯定感は上がります。
明日ですが、「親子関係を再構築するためにやるべきことTOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの自己肯定感を高める子育て法
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