先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
ゲーム等をする時間についてお伺いしたいです。学校保健委員会の講演で次のような話を聞く機会がありました。
例えば、勉強を2時間やっても、その後で2時間ゲームをしてしまうと学習が定着せず成績が伸びない、というデータがあるそうです。
科学的根拠はまだわからないが、データを取るとそうなる、とのことでした。このことについて、道山先生が知見がおありでしたらお聞きしたいです。
お子さんが休憩中にゲームをしていると、親として悩むことがあるかもしれません。そこで今回は、勉強の休憩中にゲームをするとどうなるか解説します。
今回の内容を理解して上手に休憩できるようになると、勉強効率が上がって成績もアップします。お子さんの勉強をサポートする上で、参考にしてみてください。
休憩中にゲームをすると成績が下がる
実は私も過去に、YouTubeやメルマガで「勉強した後にゲームをすると、記憶の定着率が下がる」というデータを紹介しました。
つまり、学校保健委員会で語られたデータは事実です。そのため理想を言うなら、休憩中はゲームをしないほうがいいでしょう。
ただ、ゲームをしたい気持ちを抑えて、頑張って勉強をしている子もいます。
そういう場合は、休憩中のゲームを目標に勉強を頑張っているので、それをやめさせると勉強ができなくなってしまう可能性があります。
その結果、成績が下がることがあるのです。
一番大事なのは結果
たとえばお子さんは、休憩中にゲームをすれば5時間勉強できるとします。しかし、休憩中にゲームができないと1時間しか勉強できないとします。
この場合、ゲームをさせるかさせないか、どちらのほうが成績が上がるでしょうか。仮に記憶の定着率が下がったとしても、ゲーム休憩をしながら5時間勉強したほうが成績は上がります。
つまり、大事なのは結果なのです。そのため、勉強の休憩中にゲームをするかどうかは、子どもの状況で決めましょう。
本日のまとめ
理想を言えば、勉強の休憩中にゲームをしないほうがいいです。しかし、休憩中のゲームを目標に勉強を頑張れているとしたら、切り捨てる必要はないでしょう。
ただ、あまりに長時間やってしまうと成績が上がらないもの事実です。その場合、上手にルール決めをして抑制することも必要でしょう。
このあたりは、12月12日行う「スマホゲーム依存解決勉強会」で詳しく解説するので、興味があれば詳細をチェックいただければと思います。
>>スマホゲーム依存解決勉強会
明日ですが、「理系と文系で年収が50万違う?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!休憩のゲームで勉強効率大幅ダウン
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