1月に入ってから、「受験前なのに子どもが全く勉強しません」「うちの子不登校なのですが、今からでも受験は間に合いますか?」というような相談が大量に来ています。
子育てや受験対策は計画通りに進まないものなので、多少は仕方がないのですが、正直「もう少し計画的に進めてこれば、焦らなくてもよかったのにな」と感じます。
そこで本日は、毎日きちんと私の記事を読んでくださっている方向けに「逆算計画理論」を紹介します。この流れで子育てを進めていけば、受験直前で「間に合わない」と焦ることが無くなります。
安心して、子育て、受験、人生を進めていくことができるので、子どもが将来他の子以上に活躍できる人間に育つはずです!
逆算計画理論とは何か?
最初に「逆算計画理論」とは何か解説します。これは、物事をゴールから逆算して計画を進めていく方法です。例えば定期テストの場合、目標が5教科合計400点だとします。
この場合、今の自分の実力、定期テストの時期、課題の量などを考えて、逆算して計画を立てていくのが大事なのです。例えば定期テストが2月20日なら、
- 2月15日から応用問題集を解く
- 2月7日から問題集を繰り返す
- 2月1日から課題を終わらせるand教科書の音読を始める
子育ても全て同じ!直前で対策をしても遅い
これは子育ても同じです。例えば、先日「うちの子、未だに進路が決まっていないのですが、どうしたら良いですか?」という相談が来ました。
過去に「高校受験やる気UP勉強会」に参加してくださっていればわかると思うのですが
>>高校受験やる気UP勉強会2018
進路選択って夏休み前から進めていくものです。この時期から考えてようやく、12月に決められるものです。
当たり前ですよね?高校受験の進路選択って、子どもの人生を決めるものです。それを受験前のラスト1週間で決めようとする方がおかしいのです。
なぜ思春期の子育て勉強会は10月に行うのか?
ちなみに私の勉強会は、全て逆算理論で日程を決めています。例えば、思春期の子育て勉強会
>>思春期の子育て勉強会2018の様子
こちらは毎年10月に行っています。なぜ10月かわかりますか?これは問題行動が酷い子の場合、それが改善するのに6か月くらいは見ておいた方が良いからです。
つまり、10月に子どもへの接し方を変えていくと、遅くとも翌年の4月ごろには親子関係が良好になるのです。すると、スムーズに受験対策を進めることができます。
大事なことは、ゴールから逆算して、計画を立てていくことです。定期テストだけでなく、高校受験、子育て全てにおいて使える理論なので、参考にしてみてください。
本日のまとめ
1月になると必ず増える相談、、、それは「今からでも間に合いますか?」系です。もちろん、できる限り受験が上手く行くように最大限のサポートは行います。
ただ、「あと3か月早く相談してくれたら、もっと楽に進められたのに」と感じます。あなたのお子さんが既に3年生なら、できることは限られますが、小学生や中学1,2年生なら、これからどうにでもなります。
今すぐ紙とペンを出して、ゴールから逆算してこれから行うことを書き出してみてくださいね。あと、自分1人で計画するのも大変だと思うので、今年は年間を通してサポートできるような仕組みも考えています。
この辺り、また決まりましたらお知らせしますね!
明日ですが、「子どもにイライラしてしまう2つの原因」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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