ダメな子供との会話の典型例

親子の会話

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会話の基本は質問です。
例えば、初めて会った人に、
「どこから来たのですか?」
「昨日はどこに行きましたか?」
という質問をするのは普通だと思います。

ただ子どもに対しては、
あまりこういった質問をしない方が良いです
その理由を説明します。

人間は探られるのが嫌い

聞かれたくない
  • 今日は誰と遊びに行くの?
  • 今日はどこに遊びに行って来たの?
  • 昨日は何時まで勉強をしたの?
 

親と言うのはどうしても、子どもが自分がいないところで、
どういったことをしているかが、気になると思います。
もちろん小学生くらいであれば、
こういった部分に目を向けてあげないといけないと思います。

 

ただ中学生になると、
あまり親に聞かれたくない思うことも出てきます。
たまにであれば聞いても良いと思うのですが、
毎日こういったことを聞かれると、子どもは「うざい!」と感じます。

 

その結果愛情バロメータが下がります。
ですので基本的には、
親から子どもの状況を探ろうとする質問はしない方が良いです。

コミュニケーションの基本は共感

共感
ではどういった会話をしていけばよいのかと言うと、
基本は共感です。
共感とは、
「気持ちを共有すること」です。

 

例えば美味しいご飯を食べたとき、
子どもの気持ちは「美味しい」です。
そういった時はあなたも、
「このご飯美味しいね」と言ってあげれば良いのです。

 

また学校で何かつらいことがあって、
「お母さん今日学校でA君と喧嘩したんだ」
と言って来たとします。

 

この時の子どもの気持ちは、
喧嘩をしてしまって辛い!なので、
「そうなんだ。辛かったね」
気持ちを代弁してあげれば良いのです。

アドバイスもNGです


また質問ではなく、子どもが話をしてきたときに
アドバイスをしてしまう人も多いと思うのですが、
これも良くないです。

 

「お母さん今日学校でA君と喧嘩したんだ」
と言ってきたときに、
「じゃあ明日A君の所に行ってまずは謝りなさい」
いきなり言うのは良くないのです

 

まずは気持ちを共感して、
「お母さんどうしたらいいかな?」
と子どもがアドバイスを求めてきたら、
初めてアドバイスをしてあげるのが良いです。

 

子どもが求めていないこと
言ってしまうと愛情バロメータが下がるので、
注意するようにしてくださいね。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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